熱々うどん
今年最後の忘年会というか、食事会のようなもので「美々卯」というお店で「うどんすき」をいただきました。五虎湯を飲みまくって、風邪はだいぶ快癒したものの、まだ顔中隠すようなマスク。「どんなもんでしょうねぇ〜」と思いながら行ったのですが、熱々のうどんで身体もすっかり温かくなり、風邪はまた少しばかり後退した模様。ありがたいことです。
たっぷりとしたかつお出汁に極太のうどん、野菜の彩りも楽しい「うどんすき」。この名前は「美々卯」の登録商標なんだそうですね。一般名詞かと思っていました。「美々卯」というお店は1924(大正13)年にできたそうですが、前身は江戸時代からあった関西の料亭とか。「うどんすき」のネーミングは1928(昭和3)年につけられたというのですから、「一般名詞」化してしまってもあきらめていただきたいという年月です(笑)
盛りつけもきれいですね。鍋に入れる野菜などはすべて下茹でしてあるので、貝のふたが開いたらすぐ食べられるのがハラペコ族にはありがたいところ。係の方がまずうどんを出汁の中にいれて、そのうえに野菜や貝、がんもどきなどを配置してくれます。2クール目は自分で入れてみました。やはり美意識に格段の差が……(^_^;)
生きているエビも小箱に入って登場。本当にピチピチ動いてますよ! 1匹目の入れるときは「成仏させます」と言っていれました。2匹目は「処刑します」と言って入れようとしたら、思いっきり跳ねてくれまして、危うく鍋の外に飛び出すところでした。聞こえるんでしょうかねぇ。エビさま、すみませんでしたm(_ _)m お命、ありがたくちょうだいいたしました。トッピングで追加オーダーした牡蠣もぷりぷりでおいしかったです。
「うどんすき」は、考えてみればけっこう単純な料理で、家でもまねができそうです。しかし! あの濃厚な出汁はやっぱり専門店ならではのものでしょう。毎朝、かつお節から2時間かけてつくるのだとか。では、家でも2時間かければ? ところが、そうは問屋が卸さないというのが伝統の味なのでしょうね。お腹がいっぱいになりすぎ、お店を出たあとは、しばし街を放浪して腹ごなしをしました(^_^;)
贅沢ランチ
食べるのに夢中で、はじめは写真を撮るのを忘れました。その忘れた中に霜降りのようにきれいに脂ののった「とろ」がありました。実は私は「とろ」とか「はまち」とか、醤油をつけると皿に脂が広がるようなものは苦手で、むかし、知らずに「とろ」を食べさせられて吐き出してしまったことがあります(-_-;)
初めて魚治さんでお鮨をいただいたとき、「お任せ」で握ってもらっているので「とろ」が登場。一瞬、「ヤバイ」と思ったのです。が、口に運んでみて驚きました。いわゆる脂っこさがなくて、ほんとにとろっとしていて、融けてなくなった後も余韻が楽しめるのです。むかし食べた「とろ」って、なんだったんだろう? それだって回ってないところで食べたんだけどなぁ(^_^;)
大好きな赤貝、こはだ、イカにも惚れました(笑) 「玉子」も絶妙です。厚焼きの玉子は甘くて水っぽいというイメージがあって、あまり好きではなかったのですが、ちゃんとした玉子焼きは違うんですね。普段、あまりおいしいものを食べていないのがバレバレ(^_^;) なんだか夢にでも見そうです(笑)
ケーキ
クリスマスといえば、ケーキですね。いえ、ツリーとかソングとか、つながる言葉はたくさんあるとは思いますが(^_^;) 昨日、出かけたついでに京王線調布駅の近くにある「スリジェ」というケーキ屋さんに行ってみました。近くといっても、駅前の繁華なところからはけっこう離れています。行くとなると、これはもう「わざわざ」という感じ。で、わざわざ行ってみると、ひぇ〜、20人ぐらい行列を作っています。
クリスマス・イブを家で過ごす人が多くなりそうという報道はありましたが、ホントにそうなのかな? 「スリジェ」というお店は、かなり有名で、「おいしいケーキランキング」などという特集には必ずと言っていいほど登場するお店らしいので、例年もこのくらいの行列はあるのかもしれません。相変わらず行列に並ぶという根性がないので、「やーめた」とばかり回れ右をしてしまいました(笑)
実は少し前に、ケーキ好きの来客があったので、ここでケーキを買い求めました。何年ぶりかに(^_^;) その前に食べたのは数年も前になると思うのですが、イチゴのタルトがおいしかったという記憶があります。そして、数年ぶりだというのにレアチーズケーキが姿を変えずに残っていたのが嬉しかったです。あまり甘くなくて、ほんのり酸っぱい、このケーキは絶品だと思うのですけど。というわけで、ちょっと前に食べちゃったこともあり、あっさりと引き返したわけでもあります。
ケーキといえば、先日、銀座2丁目でかわいいケーキ屋さんに入りました。友人たちとのブラブラ歩きの途中、「かわいい建物だね」「何を売っているのだろう?」とのぞきこんだらケーキ屋さんだったのです。看板が出てないんだもの(笑) 「ついでだから、食べていこうか」という話になり、私はイチゴのタルトを、友人たちはブルーベリーのタルトとチーズケーキを注文。ここは「キルフェボン」というお店で、実は有名なお店だったようです。ふーん。
イチゴのタルトもおいしかったですが、お行儀悪くも分けてもらったブルーベリーのタルトがとてもおいしかったです。みずみずしい大粒のブルーベリーで。2年に1回ぐらいしか食べないケーキを1か月に2回も食べてしまった! クリスマス・シーズンの魔法にかかったのかもしれませんね(笑)
「怪人二十面相・伝」
お日さまは暖かそうだったので、気晴らしに映画を観に行ってきました。相変わらず暇人ですね(^_^;) 「K-20 怪人二十面相・伝」。楽しかったです。おもしろいというより、楽しい。そうとう遅れて入ってきたご婦人が、隣の席にどっかり座ると同時に私に荷物を蹴散らしてくれなければ(^_^;)
怪人二十面相の正体がそうだったとは知りませんでした(笑) 笑わせてくれる要素がそうあるわけでもないのですが、帰り道ににんまりしてしまうような。映画館の席に着いてからも思いつきをメモしていたりしていて、マンガでいえば額に縦の線がいっぱい入ってスミ20%ぐらいのアミがかかっていた私には、このどよんとした年末にいい気晴らしになりました。気晴らしばかりしているような気がしないでもありませんが(^_^;)
金城武は、なんというか、やや滑舌が悪いという感じですが。あれがあの方の持ち味なんでしょうかね? 「これ」と「レッドクリフ」 しか観たことがないので、よくわかりませんが。國村隼がすごくよかったです。さてさて、気晴らしばかりしてないで、働け、働け! 年末なんだから。大掃除ぐらいする気にならなければ……。
コアリズム
しかし。モニターの前にどっかり座り、お茶をすすりながら眺めているだけで……。これで痩せられるなら、誰も苦労はいたしません(^_^;) けっこうハードな動きです。ちょっと前に「ブートキャンプ」というのが流行りましたが、「入隊しました!」と声高らかに宣言し、翌週ぐらいに「除隊しました!」と、また威張っている人もいましたね。無精者にとっては、除隊するのは見え見えなので、「コアリズム」にもハナから入隊する元気もありません(-_-;) 三日坊主どころか、三分坊主です。
実際に痩せたとか、ウエストが細くなったとかいう方々は、きっとものすごく努力なさったのだと思います。実際、テレビの女性芸人さんも、1回しか見たことはないのですが、すごく頑張っている感じでした。部分痩せができるとか、できないとか、ダイエットの話題にはつきものです。こういうDVDなどを見てると、「できる!」のだと思います。ただし、そうとうな努力が必要なようで。この根性のある人だけがナイスボディになれるんですね(笑)
膝や股関節を傷めている私は、ウエイトはできるだけ下げたいのです。しかし、努力はしたくないのです!(笑) 摂取カロリーの調整で、ある程度のウエイトダウンには成功しましたが、どうも筋肉が落ちているようで、カイロプラティックの先生にも「大殿筋が目に見えてなくなっている」と言われてしまいました。自分でもそんな気がしていたのですが……。2008年の教訓。食事療法で痩せることは可能。しかし、筋肉や体力が落ちるのもお約束(-_-;) 来年は少し運動しなくては……。