ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2009/07/14  (火) 

コクーン歌舞伎「桜姫」

シアターコクーンで、「桜姫」を観てきました。ずいぶん久しぶりの歌舞伎です。とはいえ、コクーンなので(かどうかは、知りませんが)、けっこう遊びがあって、楽しい舞台でした。かぶりつきの席の方は、例によって水をかけられちゃったりするような(笑) 客席も使ったりしながら、舞台と客席の垣根を低くしている感じなのは、最近、多いです。今回はまったく違和感がありませんでした。舞台と現実をうまく融和させる狂言回し役のような笹野高史がうまかったからかもしれません。
 
しかし、七之助は本当にきれいねぇ〜! 前半の勘三郎もさりながら、後半の主役のような橋之助がすごくよかったです。どうも、福助、橋之助兄弟が私の好みのようで(笑) 8月の歌舞伎座にも行ってみたいのですが、なんというか、高いですよねぇ。いい席でみようと思うと(-_-;) このたびのコクーンも清水の舞台からさらに屋根によじ登って飛び降りるくらいのチケット代で……。歌舞伎座は3階の奥にお安い席もあるので、せいぜいそっちかな。などと迷っているうちに、けっこう完売になってしまったりするんですよねぇ。
 



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2009/07/12  (日) 

フィッシュ&チップス

オーストラリアの話を引きずります(笑) どこの国へ行っても、たいがいは「名物料理」みたいなものがあるものですが、オーストラリアって……とくにないですよね。もちろん新鮮な果物や、フリーマントルは港町ですから魚介類も豊富ですが、「これ!」というものが思い当たりません。そのなかで、かろうじて「らしい」といえば、フィッシュ&チップスかなぁと。これも、もともとはイギリスの文化ですから、オーストラリア固有の名物とはいえないでしょうが、そこはイギリス連邦だったりするので(笑)
 
フリーマントルでは、港に有名なフィッシュ&チップスのお店があります。行ってみました。ちょうど冬休みであることと、ときおりシャワーがくるのでデッキの席が使えないこととで、店内は大賑わい。座るところを見つけるのも大変でした。帰りそうなお客さんを見つけて、ツツッと近寄り、後釜に滑り込むことに成功。メニューは他にもありますが、とにかくフィッシュ&チップスを注文しました。
 

揚げてある魚は、なんとサメなのだそうです。サメといえば、人間を食べるというイメージがありますが、人間に食べられるサメもいるんですね。淡白な味の白味で、「ジョーズ!」というイメージはありません(^_^;) これを塩か酢で食べるのですが、さっぱりしていて軽い感じです。チップス、つまりはフライドポテトですが、一人前をふたりで分け合って、それでも余るというくらいのたっぷりの量がついてきます。
 
お皿に載せるのではなく、紙にくるんで提供されます。昔は新聞紙にくるんで、提供されていました。簡単に食べられるもの、まさにファストフードの原点だったのですね。いまでは衛生面の管理もあるのでしょう、新聞紙ではありませんが、「紙にくるむ」という伝統だけは守られているようです。ま、これで、とりあえず名物料理はいただいたということで(笑) イカゲソのから揚げはオマケ。
 



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2009/07/11  (土) 

蒸し暑いですねぇ

空気が乾燥していて、いまは冬というところから移動してきたので、蒸し暑さが堪えます。帰りも夜行ですが、行きの飛行機が寒くて寒くて眠れなかったので、帰りは完全防備で乗り込んだら、今度は暑くて暑くて……。カンタスの室温管理はどうなっているんでしょうね?(笑) タマネギのように徐々に脱いでいき、最後には裸足になっていました。すいていたので3人がけを独占し、ほぼ横になって寝られたのはラッキー、かな。
 
今回は、観光目的というわけではなかったので、ほとんど観光地らしきところには行かず、街をブラブラしたり、家でゴロゴロしたりしていました。晴れているかと思えば、さっとにわか雨が降ったり、また太陽が顔をだしたりとめまぐるしいお天気でもありましたし。夜は雷がなって、暴風雨などという日が何日もありました。夜行の飛行機は、行きも帰りもけっこう揺れて、何度もシートベルトサインが点きましたしねぇ(-_-;)
 
いちばん印象的だったのはピーマンの大きさでしょうか?(笑) とにかく大きい! 手前にあるトマトが日本標準と同じくらいですから、ピーマンが日本標準の3倍ぐらいあるのがおわかりになると思います。日本では一般的にパプリカとして売られている赤や黄色のピーマンも、日本標準の2倍はあります。大地が広いと、ピーマンも大きく育っちゃうんでしょうかね。
 

キュウリも不思議。太くてデカイのと、短くて可愛らしいのの2種類。普通の細長いものが見当たりません。味はほとんど一緒ですが、ところ変われば品変わるって、これ? という感じです。滞在していた家がオージーと日本人の編成ですから、食べ物は味噌汁とか餃子とか、栗ご飯なんかも作ってくれて和洋中いろいろ楽しませてもらいました。最近は健康志向で日本食材もけっこう出回っているそうです。だいぶ高いですけどね。
 
「また、近いうちに来るよ〜」と約して空港のゲートをくぐりましたが、「待ってるよ〜」といってくれましたが、待っているのはおみやげに担いで行った「生しょうゆ」と「手作り味噌」、焼酎なんかかもしれません(笑) 
 



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2009/07/10  (金) 

パース動物園

冬真っ只中の西オーストラリアですが、気温はさほど低くありません。夜になるとザンザン雨が降るのですが、朝になるとやみ、お昼前には日が差すという天気模様が続いています。ときどき昼間もさわさわっという感じで小雨がぱらつく日もあります。体感温度というのは、それぞれ違うものでしょうが、セーターを着ている人と半袖のTシャツを着ている人が並んで歩いているのを見たりすると、「違いすぎるだろ〜!」と思わず突っ込みたくなります。東京人感覚でいえば、厚手のパーカーに、朝夕はベストでも組み合わせるかなぁといった感じです。フリースを着て出た日は、汗をかいて、脱いだり着たりしていました。
 
せっかくオーストラリアに来たのだから、カンガルーとコアラぐらい見ていこうとパース動物園に行きました。もう少し郊外へ行くと、カンガルーなどに餌をやることのできる自然動物園や、もっと郊外に行けば野生のものも見られるのですが、都市部なので、とりあえず動物園へ。
 
オーストラリアの動物たちのエリアには、さまざまな種類のトカゲやヘビ、かえるなどの両生類や爬虫類などもいて、実にぶきみな大陸だなぁと思わせられます(笑) 

植物の花も「へん!」というのがいっぱい。鳥はオオム系が多いようですが、色がど派手なのには驚かされます。それは動物園が飼っているわけではなく、勝手に飛んでくる鳥だったりするのですから。けっこう広いので迷ってしまい、「おーい、コアラはどこだ〜」と順路を逆行したりして、やっと見つけたコアラは睡眠中。ピクリとも動かず、愛想のないことでありました。同じ山を共有していたワラビーのほうは忙しげに走り回っています。カンガルーは、囲われてもいないので、そこら辺に寝そべっています。しかし、なんというか、いかにもジジムサイ感じなんですよねぇ、カンガルーって(笑)
 別のゾーンにはアフリカから来た動物たちがいます。ゾウだの、サイだの、キリンだの。普段の生活では動物園に行くことはほとんどないので、ずいぶん久しぶりに顔を見た気がします。それよりもちょうど学校が冬休みにさしかかっているので、子どもがいっぱい。オーストラリアは少子化ではないのでしょうか? 移民の国なので、子どもたちの色もとりどりで賑やかなことです。最近は、アジア系の人が多くなっている感じ。


 



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2009/07/09  (木) 

シティ

パースの街に行ってきました。さすがに州都だけあって、フリーマントルとは行きかう人の服装もちょっと違います。歩き方も心持ち早い感じで。鉄道の駅の近くは全面的にクルマの通行を止め、広場のようになっているところがあります。そこにはパラソルを広げたカフェテリアやベンチなどがしつらえてあって、のーんびり座っている人も見かけます。図書館や学校、美術館、税務署など公共機関の建物が集められているところには、若い人たちの姿が多いようです。
 
アジア系のお店が並ぶ街路がありました。そこで、昼食はベトナム料理のヌードルに。看板も中国語やハングルが目立ちます。ときどき、日本語もみかけます。アジア料理というのは、中華風、ベトナム風、韓国風などがけっこうまぜこぜになっているものも多く、なかなか……わけがわからないものがあります(笑) 
 

  

中心部からちょっと外れたところにMINTという造幣局があります。一般に流通している貨幣を作っているのではなく、金貨などで記念硬貨を作っているらしいです。入場料は取られますが、中を見学でき、金の延べ棒を作る行程を見せてもらうことができました。そこで作られた金の塊は、2,000万円相当だそうです。帰りに「お土産」って、くれないかしらねぇ(笑) 
 
ここで友人に見捨てられたので、キョロキョロしながらパース駅を探し、オドオドしながら電車に乗り、ビクビクしながらバスに乗り換えて友人宅まで帰りました。バス停に名前がついてないっていうのが、つらいところ。見覚えのある風景を感じたら、すかさず降車ボタンを押して、停まったところで降ります。やっと友人宅へたどり着く路地を見つけたときはドッと疲れが出た感じでした〜。
 



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