「RAILWAYS」
49歳になって、大会社のエリート社員をあっさり辞め、ふるさとに帰って自分のやりたいことを始めるというストリーですが、いちばん比重が高いのが親子関係のあり方なのかなぁと思います。ある種の人々にとっては理想的な親子関係なのかな、こういうの。ちょっときれいごとかなぁという感じがしますが。モモタロウいわく「文科省推奨映画のような……」。同感です(笑) あんな女子大生いないでしょう、ふつう(^_^;)
都会を象徴するよな妻の存在が、どんどん遠のいていくような感じがちょっと切ない。これは離婚だなと思っていたら、あにはからんや、別居してても心が通じ合う理想の夫婦のような(^_^;) ほんとに文科省だなぁ〜(笑) 悪い映画ではなく、それなりにおもしろくはありましたが、なんとなく嘘くさい感じがあるというのか……。
平日の昼間ということだけではなく、観客は年齢層が高かったように思います。いままで見た映画の中で、いわゆるシルバー世代の姿がいちばん多かったような。こういう子や孫を持ちたいよね、やっぱり。そっちからの視点から見ると、どうなんでしょうね。現実ではなく夢を語るようにならないのかな。
年配の方のなかには、テレビを見ながらテレビと語り合う人がいます。うちのオババもそういう傾向にありますが。私たちの後ろでスクリーンとときどき語り合っている老婦人がいまして(笑) 迷惑になるほどじゃなく、むしろ微笑ましい感じもしましたが、なんとなく笑えました。
道徳的だったり、理想的だったりすることに、どうも気味悪い感をもってしまう私ではありますが(^_^;)、やりたいことに邁進するのに年齢は関係ないということは、それはそう思いました。50歳近くになっても、1から電車の運転士になろうとするのはいいことですよ。20歳以上ならOKというのだから、49歳だってOK。ただし、現実はたぶん、見習いからなら上のほうの年齢制限もあると思いますが(笑)
何かをやろうとしても、ついつい、「もう少し若ければチャレンジするところだけどね」とか「もう、年だから……」とか、つい言いがち。でも、年齢を言い訳にしちゃいけないんだということは、しっかり学びました(笑)
車庫証明
やっと呼ばれたので窓口に行くと、「書類は?」と。「はっ? 何の?」。書類は何ももらってないんですけど。すると、ごそごそといくつかの引き出しを開けて、書類を出し、「これに書いてください」。でしょ、だから先に書類をくれればいいのに……と思ったけど、しょうがないから書いて、再び窓口へ持って行きました。すると、なんと、「番号を取って、呼ばれるまで待って」。「えーっ!」という感じです。じゃあ、さっき、なんで書類をくれなかったわけ? 思わず、「なんで……」と言いかけましたが、オカミに逆らっても仕方がないので、番号をひいて再び待ちました。
しばらく経って呼ばれたとき、しっかり、窓口の婦警のネームプレート見て、「ネームプレート、見てるぞ!」ということをはっきり示してみたのですけど。テキはぜったい目を合わせず、知らないふりをしています(笑) だいたいドライバーで、警察好きな人はあまりいないのでは? 何も悪いことをしていなくても、やっぱり嫌な感じですよねぇ。理不尽だと思う捕まり方をしたこともあるわけだし。私だけ?(笑)
警察が不要だとは思っていないし(不用な社会できたらそれにこしたことはないけれど)、鑑識とか好きですけどね(笑) 交番のおまわりさんには道を聞いたり、落し物をしたときなどにお世話になってるし。しかし、交通警察はどうも……。「オイこら警官」のイメージが強いです。一度、レッカーで引っ張られた経験から、私はいまは基本的に駐車違反はしないことにしているけれども、知らない人が駐車違反で捕まっている場面は何度も見かけています。レッカー移動をされそうになって、いまやフックがかけられるというときにドライバーがあわてて戻ってきて、「戻ってきたんだから、レッカーで移動しないでくれ。罰金は払う」と言っているシーンも2度ほど目撃したことがあります。
「規則だから」と、それでも無理やりレッカー車に乗せようとしている警官。融通がきかないっつーか、なんというか……。これはドライバーだけじゃなくて、警察のほうだって、無駄な時間と経費がかかるでしょ。違反したんだから罰金を払うのはしょうがないけど、移動される前に戻ってきたんだから、罰金だけにしよきなさいよ、と。そのときの警官の顔を思い出しました。
その上、書類ができる前に呼ばれて、「代替?」と。書いてあるだろうが、代替って! 「いや、去年の12月末に替えたばかりだから、また替えるのかと思って……」。なんで、そんなこと警察に聞かれなきゃならないの? 温厚な(?)私もさすがに、コメカミがプチッといった感じです(笑) 大きなお世話でしょうが。私は、逆に5ヵ月も乗ってたっけ?と思ったけど(^_^;) 「いや、いいんですよ」と言われたけれど、なにがいいんだ〜!という感じです。自分の家にクルマを停めるというだけで、2,600円も払って「証明」しなきゃならないことさえ腑に落ちないのに、たくさんの時間を遣い嫌な思いをしてしまった午後でした。
千葉マリン
今日は、お天気も持ちそうだったので、千葉マリンスタジアムに行ってきました。確か昨年はいっていないようなので、2年ぶりにお邪魔したことになります。遠い〜! 私は新宿から中央線で東京駅にでますが、なによりも中央線が京葉線からいちばん離れたところにホームがあり、とにかく遠い! ホームからホームまで、700メートル以上あるのではないですかね?
千葉マリンスタジアムへは、海浜幕張駅はシャトルバスが出ていますが、薄曇りの午後だったので歩いてみました。東京駅よりはちょっと遠いのかもしれませんが、こちらは緑もいっぱいで、気持ちよく歩けます。角を曲がるとスタジアムが見える!という感じで、はじめて来たときはうれしかった記憶があります。
交流戦だからというわけではないのでしょう。いつもかわいらしいテントの屋台が建ち並んでいます。千葉の味や世界のおいしいものやらを商う店がたくさんあり、野球に興味のない人でもそれなりに楽しめそう。テーブルを囲んで賑やかに食事をしている家族連れなどは、ひょっとしたらスタジアムに入らずにお帰りになるのかも(^_^;)
私たちはとりあえずは入場券。千葉ロッテマリーンズの応援を見たいというのも一つの目的だったので、内野自由席の3塁側の2階に行ってみました。ライトスタンドが正面に見えます。マリーンズのライトスタンドは、応援の声も出ているし、揃っているし、野球の応援というより、もうこれはこれで一つのパフォーマンスですね(^_^;)
交流戦限定という「房総チャンコ」という食べ物を売っていたので、買ってみました。昼間の試合だというのになんだかだんだん寒くなっていく日で、暖かそうなスープに誘惑されたのでありました。さっぱりしていそうに見えたのですが、あんがいボリュームがありました。プラス、「マークン焼き」というマリーンズのマスコットの似顔絵入りのドラ焼き。焼きたて熱々です。
応援だけではなく、いい選手がたくさんいるチームでもあるし、川崎つながりもあって、ベイスターズファンは、マリーンズファンを兼ねている人がけっこうたくさんいます。けど、何も全敗しなくてもねぇ(笑) 本日は投手戦といいますか、貧打線といいますか、ずっと0行進。「こういうときは、一発で勝負がついちゃったりするのよねぇ」なんて言わなきゃよかった(-_-;) 延長でサヨナラHRって、家路をたどる足の力が抜けます(笑)
観覧車
簡単にいいましたけどねぇ。ビルの上に乗っかているような観覧車です。かなり高い! お天気もよく札幌の街をけっこう遠くまで見通せたのはいいのですが、この日はかなりの強風で……。うわぁ〜、揺れてる、揺れてる! 必死にバーにつかまっても、落ちるときは箱ごとでしょう(笑) でも、心理的にはやはりバーを握りしめるという感じになります。てっぺんまで上がると、ほんとに風にあおられる感じで、けっこう怖いです。南無妙法蓮華経、南無阿弥陀仏、アーメン。
上から見下ろすより、やはり地上で楽しんだほうがいいみたいです。週末ともなれば大通公園も人でいっぱい。マーチングバンドのコンサートなども開かれていました。名物のトウモロコシの屋台も。趣味は買い食いですから、もちろん焼きトウモロコシをいただきました。ああ、地に足が着いているのは幸せです(笑) 公園の噴水に虹がかかっていました。ライラックばかりではなく、八重桜やチューリップなどもいっせいに花盛り。北国の春は、本当にいっきにやってくるのですね。
旧道庁の前の庭にも屋台がたくさん出ていて、にぎわっていました。ここでは、コロッケを買い食い(笑) バターポテトという名前にひかれたのですが、本当に濃いバターの味がしました。うまっ! ですが、かなり後々まで口の中がバターです(^_^;) しばらくたつと、何かさっぱりしたものを食べたくなるというか……。でも、じゃがいもとバター、北海道ならではの味のシンフォニーです。
BE AMBITIOUS!
地下鉄の福住駅から札幌ドームまでは、歩いて10分足らずというところでしょうか? いざ、応援!という気持ちが入ってれば、7、8分で行けそうな気がします。札幌ドームは広大な羊ヶ丘緑地帯の一角にあります。展望台までは、地図で見ると歩いて20〜30分で行けそうというわけで、ドームの前を通過して、歩き始めました。
これは判断を誤まったとしか言いようがありません(-_-;) 行けども行けども……。しかもやや上り坂だったりします。途中で、足が上がらないのではないかという状態に陥りましたが、バスも来ないし、タクシーも通りかかりません。行くか戻るかといえば、せっかくここまで来たのだから、もう少し歩けば……と、思ったところで、展望台まであと500メートルの標識がありました。
500メートル! これがどのくらいの長さなのか、もう思考停止です(笑) とにかく一歩ずつ足を前に出して行ったら羊ヶ丘展望台入口というところに到着。入口で入場券を買って、恐る恐る「展望台まであとどのくらいありますか?」と聞けば、「900メートルです」と。しかも見るからに上りの坂道! もう、帰ろうかと思いました(>_<) しかし、せっかくここまで来たのだからと……。
ヘロヘロになって到着した展望台からの風景は、広々とした緑が眼下に広がり、苦労した甲斐があったというもの。クラーク博士の有名な像の前に立てば、頭の中をTOKIOが駆け巡る……。なんかちょっと、いやだいぶ違う気もしますが、BE AMBITIOUS♪(笑)
足湯の施設があり、何人かの人々が入っているところをみると、やっぱりヘロヘロになって登ってきた人もいるのではないでしょうか(笑) お隣には「雪まつり資料館」があります。「もう、立っているのも嫌!」という状態ながら、見て歩くと、これまでの雪まつりの写真や資料が揃っていて、これはこれで楽しかったです。ずいぶん長い歴史を持っているのですね、雪まつり。帰りはもちろん、バス、バス、バス!