オタキュ?
おもしろいので、本を読んでいるフリをして、さらに耳をダンボにしてました(この表現もかなり古いですが)。すると、こんどは「オタキュ」の連発。さて、オタキュとは、なんだろう? マンガに関係しているらしい……。そう! オタク!(笑) 「ku」もダメなのでしょうか。ク、は行けそうな気がしますが(^_^;)
これはパース空港、シドニー行きのゲート前で、日本へ向う飛行機の搭乗口の話ではありません。フランス人が日本のコミックが好きという話を聞いたことがありますが、オーストラリアでもオタクはけっこう有名なのでしょうか? しかも、話していたのが若い人ではなかったというところに、ちょっと驚いてみたりしたのでした。
さっそく浜スタ(^_^;)
ところがタイムリーエラーをいただいちゃって、なんと逆転。その後、追加点まで挙げて5対1。奇跡の勝利が見られると思った9回表に、ベイスターズのクローザー(ということになっているらしい)山口くんが、カープの代打會澤くんの顔面にストレートをぶつけちゃって……。彼は倒れこんだままピクリとも動かなくなり、大変な事態に。タンカをもってきたものの動かせない状態らしく、最終的には救急車がグランドに入ってきて、時間をかけて乗せて行きました。30分以上かかったのではないでしょうか。試合中にグランドに救急車が入ってくるなどという事態は、観戦歴50年以上を誇るオジサマたちも、年間100試合以上観戦を何年も続けている兄さんもはじめて見たとのこと。史上初ではないかもしれませんが、まず、めったに起こるできごとではありません。
上から見ていると、ヘルメットが左に飛び、倒れたときに右足が痙攣していたように見えたので、もしかして脳を……と思って、みんなすごく心配していました。帰ってきて、スポーツニュースで鼻骨骨折で生命には別状ないと知り、ホッとしたところ。しかしまあ、コントロールが悪くて球が速いというピッチャーのデッドボールは凶器ですね。投げたのはストレートだったように見えましたが、ストレートでここまで外れるか?という感じ。コントロールが悪いにも程がある! 危険球退場は当然ですが、針の穴を通すコントロールを会得するまで、マウンドに戻ってくるな、という感じがしました。會澤くんが無事だったからよかったけど、勝っても観客の心臓にも悪い!
帰国日は朝から雨
友人の家を出て、道端で待っていたのですが、時間になってもバスは来ません。家の鍵はもう返してしまったので、電話もかけられないし。私が1番目の客だというのに、遅れるということがあるのかなぁ〜と心配になりました。いざとなったら、どこかその辺の家に駆け込んで、タクシーを呼んでもらうしかないのでしょうか。と思っていたら、定刻15分遅れでバスがやってきました。10分や15分でばたばたするなってことでしょうが、電車が3分間隔できちんと定刻に来る国の住人なもので、この時間に大雑把という風習にはどうしてもなじめません(笑) 普段の生活では、自分も相当、大雑把なのですが(^-^;)
普通に生活している中で、待ち合わせとかに大雑把なのはまったく自分もその通りなのですが、相手は飛行機ですよ! もし、これに乗り遅れたら、帰れなくなるじゃない! と思うとやや焦ります。しかし、ご心配なくという感じで、パース→シドニーの国内線もしっかり45分の遅延でした(笑) バスドライバーもその辺のところ、読んでるのかもしれませんね(^-^;) しかも乗客が乗ってから30分ぐらいは泣かず飛ばず……という状態でした。シドニーで国際線に乗り換えなければならないのですが、乗り継ぎにはすごく時間があきます。何時間も何をしていればいいのだ?と思ったところですが、この、わりと日常的に「遅れ」のある交通機関の様子を見ていると、逆にぎりぎりの乗り継ぎなんて危険ないっぱいということになりそうです。パースとシドニーは、同じ国の中で2時間の時差があり(日本とは1時間なのに!)、遅れも計算すると、結果的に乗り継ぎは「ちょうどいい」ぐらいの待機でした(笑)
しかしながら、帰りの飛行機はなんと小学生の団体と同乗。日本人です。どういう団体かわかりませんが、何か夏休みの行事ですかね? 40人ぐらいいました。その後には中学生らしきが50人ぐらい(-_-;) 行きは高校生、帰りは小学生……。でも、団体さんは後のほうの席で、私は早い時間にパースですでに席を取ったこともあり、カンタスのやさしいおねえさんが、何も言わなくても前のほうの通路側をとってくれたので、搭乗口以外で団体さんに出会うことはなく、まあ、快適……と、いいたいところですが、満席で、となりの中国人女性がすごいおデブさんで……(笑) けっこう縮こまって一夜をすごしました。
SUSHIだらけ
カレンからも「スシはつくれないのか?」と聞かれました。本当の日本のスシは、職人芸術だから、普通の人に作れるものではないと説明しておきましたが、あまり納得してなかったみたい(笑) いわゆるコックさんとは違うということが、なかなかわからないようです。鮨は武道だって言ってやろうかと思いましたが、また誤解の上に誤解を積み上げることになりかねないので、やめておきました(^-^;)
日本の食べ物は、オーストラリアに限らず、外国人にも人気が高いようです。日本の食べ物というより、食の文化としては、アジアの勝ちという感じではないでしょうか(笑) 中華料理はバリエーションも豊かで、やはりおいしいですし、韓国料理も、ベトナム料理も、タイ料理も……。それぞれ好みというモノはありそうですが、食が文化になっているような気がしました。ヨーロッパでもイタリアやスペインの料理は、おいしいと思います。南ヨーロッパは、農産物も海産物も豊かだからでしょうか。行ったことはないですけど(^_^;)
ワンコと休日
今日は武道の先生たちが夜間レッスンのため、昼間はのんびり平日の休みを楽しむ日だそうです。一昨日と同じように、ワンコの散歩に行こうということになりました。今日は、また別の海岸へ。平日なので、散歩に来ているワンコたちは少なく、こちらの3匹はやりたい放題です(笑) 先日より1匹増えました。ニューフェイスは、白のワンコですが、あまり賢くはなく、リードをはずすと帰って来られなくなる可能性が高いということで、このコだけはリードつきで散歩です。
黒のデジはボール遊びが大好きで、「投げろ」といって、人間の足元にボールを持ってきます。羊の猟犬の血筋なので、動きがすばやく、人間が手にボールを持つとさっと伏せて構えます。遠くに投げても、すごい速さでボールを捕まえ、また走って戻ってきて足元に起きます。近くに投げるとダイレクトキャッチの技を見せてくれたりもします。人間が座り込んでいて置いたボールに手が届かないよというと、ちゃんと鼻で押して手元まで持ってくるのが、なんともかわいいです(笑) ひとりがボールを投げて遊んであげ、しばらくたつと、今度は別に人の足元にボールを持って行きます。そして、しばらくたつと、また別の人に。平等にボールを3人の足元に置くのです。ひょっとすると、人間が遊んであげているつもりでも、彼女は人間を遊ばせてあげているつもりかもしれませんね(笑) 平等にしないと、誰かがひがむと困ると思っているようです。
いちばん貫禄のあるタズ。濃い茶色とちょっと薄い茶色の毛並みは、日本ではあまり見ない種類ではないかと思います。タスマニア・タイガーとかいう種類らしいです。確かに、トラのイメージのある毛皮です。なかなかきれい。彼女はボール遊びにはまったく興味がなく、われ関せずで、その辺を走ったり、歩いたりしています。けっこうな甘ったれで、身体中をなでられるのが大好きな模様。長い海岸を、後になり、先になりして、3人と3匹は散歩しました。砂浜だから、けっこう疲れます。犬たちはすごく元気で、疲れというものを知らないのでしょうか?
散歩の後は、ワンコたちを家に帰し、海水で泳いじゃった2匹を洗ってやって、解散! 人間は海の見えるカフェのテラスで、思いっきり遅いランチをいただきました。私が頼んだのは、ベーコンと豆のスープ。これにパンがついてきて、パンをスープに浸して食べたりするとすごくおいしかったです。写真は実は、半分、食べちゃった後(笑) 最初はこの倍ぐらいの量があったわけで、もう動きたくないと思うほどお腹がいっぱいになりました。海岸に近い住宅街では、庭にボートが“駐車”してある家などもあって、おもしろかったです。さて、帰ってオリンピックでも見ましょうか。