2013/02/05 (火)
意欲的な人
ずいぶん久しぶり、半年ぶりぐらいでしょうか、関西に住む知人から電話がありました。6、7年前に仕事で知り合いになった方で、70代半ばぐらいでしょうか、元婦長さんです。いまは士長さんというのでしょうが、彼女が働いていた頃は婦長さん。会津藩士ではありませんが、「ならぬものはならぬのです!」とはっきり言う方で、いかにも婦長さんというイメージがぴったりです。かつて、団体ツアーでその迫力を発揮し、同じ団体の人に「婦長さんみたい……」と言われ、「婦長です!」と大笑いした経験があるとか。普通は、仕事でちょっと会ったぐらいの人は、そのときだけで終わってしまうものですが、この方とは、年賀状や年に1、2回の電話などで、なんとなくお付き合いが続いています。
60歳で大学病院を退職したあと、「英語を勉強する」と決意して、半年の語学留学を3回ほどなさいました。半年は海外にホームステイ、半年は日本で学校というかたちで3年間、続けたことになります。私は、その頃、何かやりたいことがあっても、もう若くないしなぁ〜とか、学生の頃なら……、などと言い訳をして何もやろうとしていなかったので、60歳を過ぎて英語に挑戦したという話にガーンと殴られたような気がしました。やりたいと思ったことは、なにごとも遅すぎるということはないのだ、と。「記憶力が衰えてねぇ、ずっとエレメンタリーなのよ〜」と言いながら、それでも勉強をし続けている姿勢はすごいと思ったのでありました。
この方は身体があまり丈夫ではなく、とくに足が悪くて、4本足の杖を手放させないという状態ですが、昨年の秋には、ロンドンに出かけ、大英博物館をじっくり見てきたという連絡をもらいました。道に迷ったとき、ちゃんと英語で道を聞くことができ、ことなきを得たとか。エレメンタリーはご謙遜で、実はけっこう達者なのでは?(笑) 「残された時間はもう少ないから、そろそろ遺品整理に取りかかろうと思うんだけど」という電話だったのですが、それでも「エジプトはいつ頃、行けるようになるかしらね?」と意欲的。この前、ついうっかり、「いつでもご案内しますよ〜」なんて、言っちゃったから(^_^;) さまざまな理由で、一緒に旅行することはないだろうとは思いますが、彼女が「行きたい!」と本気で思ったら、私にお構いなく、きっと行ってしまうでしょう(笑)
日々、だらだら暮らしている私にとっては、ある意味、刺激になる方。声を聞いただけで、叱られているというか、叱咤激励されているような気分になります。いい加減、だらだら生活をやめて、私も背筋を伸ばした人生を歩みたいなぁ〜と。まあ、これは夢想するだけで、いつも喉元を過ぎれば忘れちゃうのですが(-_-;)
60歳で大学病院を退職したあと、「英語を勉強する」と決意して、半年の語学留学を3回ほどなさいました。半年は海外にホームステイ、半年は日本で学校というかたちで3年間、続けたことになります。私は、その頃、何かやりたいことがあっても、もう若くないしなぁ〜とか、学生の頃なら……、などと言い訳をして何もやろうとしていなかったので、60歳を過ぎて英語に挑戦したという話にガーンと殴られたような気がしました。やりたいと思ったことは、なにごとも遅すぎるということはないのだ、と。「記憶力が衰えてねぇ、ずっとエレメンタリーなのよ〜」と言いながら、それでも勉強をし続けている姿勢はすごいと思ったのでありました。
この方は身体があまり丈夫ではなく、とくに足が悪くて、4本足の杖を手放させないという状態ですが、昨年の秋には、ロンドンに出かけ、大英博物館をじっくり見てきたという連絡をもらいました。道に迷ったとき、ちゃんと英語で道を聞くことができ、ことなきを得たとか。エレメンタリーはご謙遜で、実はけっこう達者なのでは?(笑) 「残された時間はもう少ないから、そろそろ遺品整理に取りかかろうと思うんだけど」という電話だったのですが、それでも「エジプトはいつ頃、行けるようになるかしらね?」と意欲的。この前、ついうっかり、「いつでもご案内しますよ〜」なんて、言っちゃったから(^_^;) さまざまな理由で、一緒に旅行することはないだろうとは思いますが、彼女が「行きたい!」と本気で思ったら、私にお構いなく、きっと行ってしまうでしょう(笑)
日々、だらだら暮らしている私にとっては、ある意味、刺激になる方。声を聞いただけで、叱られているというか、叱咤激励されているような気分になります。いい加減、だらだら生活をやめて、私も背筋を伸ばした人生を歩みたいなぁ〜と。まあ、これは夢想するだけで、いつも喉元を過ぎれば忘れちゃうのですが(-_-;)
2013/02/04 (月)
立春
暦の上では今日から春。例年ですと、「暦の上では」と不整合を強調するようなことにもなるのですが、今年は本当に春か?という感じの陽気でした。地方によっては春一番も吹いたとか。ところが、夜半になって、我が家の辺りでは冷たい強風が吹き始めてきましたよ。今週は雪も予想されるぐらい寒くなりそうです。こういうのを寒の戻りというのでしょうかね? 暖かいなら暖かい、寒いなら寒いと、はっきりさせてくれ〜と言いたくなります。まあ、これが春に向う気候といういうものでしょう(笑)
2013/02/03 (日)
節分前に急に春
昨日は変に暖かい日で、暖かくなるとは聞いていたものの、やはりコートを着て出かけてしまいました。途中で脱いで、しかも汗をかくような陽気でした。今日は、一転、寒くなるという予報だったと思いますが、今日も寒くはなかったですよね。ダウンジャケットを着て出かけたら、やはり「暑い」という感覚でした。明日は節分で、春が始まるといいつつ、今週は本当にまた寒くなるとか? いったい何を着て歩けばいいのだ! と悩んでしまいます。風邪をひいても不思議はありませんね。
2013/02/02 (土)
着物
昨年の秋から、実は茶道なるものに手を出してしまっています。スキーの先輩にあたる人が実はお茶の先生をしているということを昨年の初めに知り、ちょっとやってみたいなぁと(笑) 本当はオーストラリアで古武道の稽古風景を見て、居合をやってみたいと思ったのですが、体力的にいかがなものかと(-_-;) 古武道の稽古はゆるゆると動き、一瞬の間、というかキレがあります。そういう意味では、茶道の作法もそうなのですね。日本古来の「間」というところに共通点がありそうな気がして。
お茶の稽古は月に3回。若葉マークですから、順番を間違えたり、粗相をしたりで、ご迷惑をおかけしております。しかしながら、作法というのは意外に合理的にできていて、しかも、それを追っている間は頭を空っぽにしておける……。思ったよりは、落ち着いた時間を過ごすことができています。ところが大変なことが勃発してしまったのです。お茶会。さまざまな流派の地域の茶道連盟の方々が集まって、年に1回ぐらいお茶会を開催しているらしいのですが、ここに私の先生のところが席を設けることになってしまって……。
若葉マークですから人前でお点前などはいたしませんが、大勢がお見えになるので、前もってお茶を点てて運ぶという仕事があるのでした。お客さんならもちろん洋服でもなんでもいいのですが、さすがにお運びさんでも主催者側は着物というわけで……。着物は親が勝手に作ったものがあるのですが、なにせ成人式にも出席していないという私ですから、生涯に2回か、3回しか着物を着たことなどありません(-_-;) それに、着物と帯があれがいいというものではなく、なんかいろいろ用意しなくてはならないものがあるような。
我が家は母親でも親族の葬儀のときぐらいしか着物など着たことがないという家庭ですから、和装品なんか、どこにしまってあるのかも、もはや不明(笑) 捜せばどこかにはあるはずなのですが、大捜索になりそうです。ある程度は買うしかないかと思って、調べて気がついたのですが、着物はいまかなり安価なものがあります。ところが、襦袢だのなんだの、外には見えないもののほうがずーっと高価なのです。先生が、着物と帯だけ持ってくれば、他の物はみんな貸してくれる、あるいはあげると言ってくれました。ホッ。
しかしながら、下着にあたるものとマヌケの小足なので、足袋と草履ぐらいは自前で揃えないと……。そんなわけで、自ら着付けもできるモモタロウにお願いして、中古の着物ショップに付き合ってもらいまいました。昔から着物といえば質草になるというくらいで、けっこう中古品も流通しているようです。さすがに下着にあたるものは新品を買いましたけど(笑) 草履はサンダルに鼻緒がついている風の安価なものをモモタロウに見立ててもらいました。
道具はいいとして……、これから「着る」という作業が待っています。その話を幼なじみのおっきいちゃんにしたら、「そりゃ〜、見ものだ!」と言って大笑いされました。それは、そうだよね。スカートさえも持っていないような私が着物? 客観的に見たら、自分だって大笑いです(-_-;) やだなぁ〜、そんなつもりで始めたわけじゃないんだけど……。
お茶の稽古は月に3回。若葉マークですから、順番を間違えたり、粗相をしたりで、ご迷惑をおかけしております。しかしながら、作法というのは意外に合理的にできていて、しかも、それを追っている間は頭を空っぽにしておける……。思ったよりは、落ち着いた時間を過ごすことができています。ところが大変なことが勃発してしまったのです。お茶会。さまざまな流派の地域の茶道連盟の方々が集まって、年に1回ぐらいお茶会を開催しているらしいのですが、ここに私の先生のところが席を設けることになってしまって……。
若葉マークですから人前でお点前などはいたしませんが、大勢がお見えになるので、前もってお茶を点てて運ぶという仕事があるのでした。お客さんならもちろん洋服でもなんでもいいのですが、さすがにお運びさんでも主催者側は着物というわけで……。着物は親が勝手に作ったものがあるのですが、なにせ成人式にも出席していないという私ですから、生涯に2回か、3回しか着物を着たことなどありません(-_-;) それに、着物と帯があれがいいというものではなく、なんかいろいろ用意しなくてはならないものがあるような。
我が家は母親でも親族の葬儀のときぐらいしか着物など着たことがないという家庭ですから、和装品なんか、どこにしまってあるのかも、もはや不明(笑) 捜せばどこかにはあるはずなのですが、大捜索になりそうです。ある程度は買うしかないかと思って、調べて気がついたのですが、着物はいまかなり安価なものがあります。ところが、襦袢だのなんだの、外には見えないもののほうがずーっと高価なのです。先生が、着物と帯だけ持ってくれば、他の物はみんな貸してくれる、あるいはあげると言ってくれました。ホッ。
しかしながら、下着にあたるものとマヌケの小足なので、足袋と草履ぐらいは自前で揃えないと……。そんなわけで、自ら着付けもできるモモタロウにお願いして、中古の着物ショップに付き合ってもらいまいました。昔から着物といえば質草になるというくらいで、けっこう中古品も流通しているようです。さすがに下着にあたるものは新品を買いましたけど(笑) 草履はサンダルに鼻緒がついている風の安価なものをモモタロウに見立ててもらいました。
道具はいいとして……、これから「着る」という作業が待っています。その話を幼なじみのおっきいちゃんにしたら、「そりゃ〜、見ものだ!」と言って大笑いされました。それは、そうだよね。スカートさえも持っていないような私が着物? 客観的に見たら、自分だって大笑いです(-_-;) やだなぁ〜、そんなつもりで始めたわけじゃないんだけど……。
2013/02/01 (金)
テレビが還暦!
テレビ放送が始まって60年だそうですね。記念の特別番組などが放送されていたようですが、60年の歴史を振り返るような番組であれば、きっと懐かしい映像もあったに違いありません。60歳より年下の人々は、みんな、生まれたときからテレビがあったということになります。とはいえ、普及したのはもっと後でしょうから、テレビを子守唄に育ったのは50歳前後の人からということになりそうです。
最近は、さまざまな娯楽があるので、テレビ離れは著しいようですが、それでもやはりテレビは、あって当たり前の家電ではあります。ニュースの時間はやはりリモコンに手が伸びますし、見てはいなくてもつけっ放しになっていることも多いです。さきほど地震がありましたが、揺れたらやはりNHKという感じ(笑)
還暦というのは、暦を一回りして生まれ変わるという意味だそうですが、最近は還暦ではまだ高齢者とは言われません。テレビもきっと老いてますます盛ん?(笑) 放送関係者でもなんでもないので、どっちでもいいような気もしますが(^_^;)
最近は、さまざまな娯楽があるので、テレビ離れは著しいようですが、それでもやはりテレビは、あって当たり前の家電ではあります。ニュースの時間はやはりリモコンに手が伸びますし、見てはいなくてもつけっ放しになっていることも多いです。さきほど地震がありましたが、揺れたらやはりNHKという感じ(笑)
還暦というのは、暦を一回りして生まれ変わるという意味だそうですが、最近は還暦ではまだ高齢者とは言われません。テレビもきっと老いてますます盛ん?(笑) 放送関係者でもなんでもないので、どっちでもいいような気もしますが(^_^;)