ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2017/07/26  (水) 

バス

イギリスは、列車や地下鉄の乗車料金が高い! 日本の2倍ぐらいかかるんじゃないでしょうか。それに比べると、バスはどこまで乗っても230、240円ぐらいと安心価格です。レートにもよるわけで、いまはそれぐらいですが、前に来たときはポンドが高くて300円ぐらいにはなってましたけど。それでも、とりあえずは庶民の足です。降りて、乗り返すのも30分以内なら無料。1回の乗車賃でいいそうです。
 
歩き疲れて、股関節も悲鳴を上げている状態なので、ここのところバスの2階に駆け上がり市内観光(笑) 宿泊先の最寄に88番のバスが止まるバス停がありまして、これに乗るとオックスフォードサーカスとかピカデリーサーカスとかの繁華街を通り抜けて、ウェストミンスター寺院の横を抜けてテムズ川を渡ることができます。渡ったら降りて、30分以内に違う行き先のバスに乗り、適当なところで降りて、また30分以内に乗り返す、と(笑) 乗り換え無料は1回だけらしいんですけどね。
 
街には2階建てバスがあふれかえっていて、街並みの写真を撮れば、最低でも3台、4台は写り込んでいます。ときには数珠繋ぎになっていますが、ナンバーによって行き先が違い、止まるバス停もちょっとずつずれていたりします。そして、「ひぇ〜、こんなところまで?」と思うくらいの路地にもスイスイ入っていき、まさに縦横無尽。しかも同じバス停に3〜6ルートぐらいバスが止まったりするので、乗りたいバスが来たら、「乗りますよ〜」という合図が必要。でも、たいていは誰かが合図をしてくれているので、ドアが開いたら飛び乗るだけです。行き先のナンバーとバス停の見つけ方さえ理解すれば、これは便利。
 
しかしながら、今日は88番のバスで、途中で降ろされた! ドライバーが2階に顔を出し、何か怒鳴っているのですが、私とは関係ないと思って、1番前の席で知らん振りしていたら……、隣のボックスに座っていたおばさんが私の肩をたたき、「全員、後ろのバスに乗り移れって」と教えてくれました。あらら、真後ろにやはり88番。バスに支障があったのか、つながって走るのは非効率ということなのか……。事情はまったくわかりませんが、とにかく乗り換えさせられ、2階の1番前の席はうまってました(涙) 
 



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