ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2018/05/01  (火) 

写真展

常見藤代さんの写真展「イスラーム〜〜ヴェールの向こう」を見に行ってきました。中近東から、北アフリカ、アジアのイスラームの女性たちの暮らしが写しだされています。私の“あの辺好き”を承知している友人から紹介された写真展です。
 
イスラームの女性というと、黒いヴェールで顔を隠して……と思っている向きも多いでしょうが、最近はけっこう華やかなヴェールの若い女性も多く(国にもよりますが)、黒いヴェールは高齢女性が多いという感じじゃないでしょうか。付け加えると、そのヴェールの下に着ているのは、日本人なら目をむいちゃいそうな派手な衣装が多いです(笑) そういうヴェールで被われた女性たちも、女性同士やお祝いの席などでは、華やかな笑顔が弾けます。そんな日常のひとコマを切り取った写真展で、興味深いものでした。
 
私はイスラームの世界がけっこう好きで、クルアーン(コーラン)を読む限りにおいては、すごくゆる〜い宗教で、楽しいとさえ思えるのですが。例えば、外部から見ると驚きの1日5回のお祈りだって、できないときは、あとでまとめてすればいいなんて感じだし、過酷とも思える1ヵ月にわたる断食も、できなければ、できるときにしなさいってなもんだし。高齢者や女性や子どもや旅人は大切に扱いなさいよ、なんて言ってます。
 
女性に関しては、過保護的扱いを要求してます。体力がないものが生きにくかった時代ということもあるでしょうが、現代から見れば確かに差別的。イスラームの主張では、「美しいものは、男の目から隠せ」というわけで、髪も女性の美として覆われているわけです。つまり男を欲情させるものは、女性側からすべて隠しておけというわけで……、なんだか、最近のセクハラ被害者バッシングみたいですよねぇ(笑) 
 
イスラームの聖典クルアーン(コーラン)には、女性はヴェールで髪を隠せなんて、ひと言も書いてないと思います。クルアーンは、そもそも神の言葉を聴いたというムハンマドさんの伝聞情報だし、それが長い間に解釈され、自主規制されてきたようで、昨今のイスラームを解釈主導している方々は、がちがち頑固な教条主義に陥っていないでしょうかね?
 



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