ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2018/08/05  (日) 

ごめんなさい、寒いです。

パースに来て、あっという間に1週間が経ってしまいました。最初の3日間は、まだ家主たちがいたので、留守の間にやるべきことを教わったり、街へ行って観光や買い物の情報を集めたり、家主たちが主催する合気道と古武道の道場を見に行ったり、バタバタとしておりました。4日目には、自分たちが道場主のくせに弟子たちに稽古を丸投げして家主たちは北へとキャンプ旅行に旅立ちました。オーストラリアにおいては、「北へ」というのは、暖かいほうへという意味で、日本だったら南へという感じになると思います。とにかく4×4にテントを積み込んで、「しばらく音信普通かも〜」と言いながら出かけていきました。
 
残された私は、まず、朝起きたら、お湯を沸かしている間に庭のオトトに餌をやりに行きます。留守の間、この鯉と金魚を生かしておくために雇われた?のが、今回のパース(実際はフリーマントル郊外ですが)滞在のメイン事由ですから。お勤め、お勤め(笑) オーストラリアは、なんてったって土地だけはありますから、家はほとんど平屋で、家の前と後ろに庭があるというのが普通の家の建て方です。友人宅は、家に自分たち用のプチ道場といいますか、マット運動室といいますか、そういうものを作った都合上、2階建てとなっています。1階は、リビングダイニングとゲストルーム、家主のひとりの書斎、そしてゲスト用のバスルームとトイレ、洗面、洗濯場というような造り。
 
中庭には、パセリをはじめとした香味野菜といいますか、葉物がいろいろ植わっていて、食事のときは、それをちぎってきて食べるという……かなり原始的なサラダ記念日となります(笑) ついでに、同じく庭に植わっている酸っぱ〜いオレンジとかを近所のスーパーで買ってきたトマトやパプリカと一緒に食べるという……なんと健康的な! いや野性的な! スーパーマーケットいうほど大きくはないですが、歩いて10分ほどのところにある店で、生活に必要なものはほとんど賄えます。でも、魚は売ってないんですよねぇ。フリーマントルは港町だし、フィッシュ&チップスはどこにでもあるのに、やはり食文化は肉! 肉! 肉! みたいです。ちなみにフィッシュ&チップスに使う魚はサメらしいです。白身で、やわらかくておいしいけど。
 
冬といっても、日中が15〜16℃、朝晩4〜5℃で、快適です。猛暑で、そろそろ融け始めているというみなさん、ごめんなさーい。
 



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涼しい?
帰ってきました〜