ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2018/08/11  (土) 

散歩日和

一昨日までは、ビュービューと大風が吹き荒れ、ときおりバケツをひっくり返したような雨が降り、気がつくと薄日がさしていたり、というめまぐるしい天気だったのですが、昨日と今日は打って変わって快晴! 半袖日和になりました。といっても、21℃ぐらいで、私は長袖ですが。上着を着て外に出たら、ちょっと暑いかなという感じで、脱ぎました。ここらの人は、どういう体感温度で暮らしているのか、さっぱりわかりません。この温度で、タンクトップ&短パンという人もいれば、分厚い上着の襟を立てているような人ともすれ違ったりします。オーストラリアは言わずと知れた移民の国なわけですが、それぞれの人の出身地と関係があるのでしょうかね? 暑い国から来た人は、21℃じゃ寒すぎるし、寒い国から来た人は、もう夏でしょ!という感じなのかしら。さしずめ、いま溶けかかっている東京から来た人は、ダウンコートぐらい羽織るかもしれません(笑)
 
8月のパースといえば、冬ではありますが、ちょっとだけ春の兆しが……というあたりでしょうか。日本であれば、2月の中旬から下旬の見当かもしれません。暖かい日差しに誘われて、家の近所をちょっと散歩してきました。なにせ、こちらに来てから、食生活は肉肉しいし、ほとんど家から出ないでごろごろしているし、すごく太った! のでありますよ。大変! 大変! 1日ぐらい散歩したからといって、減量できるわけでもありませんが、隣近所から聞こえてくる久しぶりの芝刈り機の音にも誘われてしまったというところです。
 
道端に咲き始めているワイルドフラワーも春の兆しといえば、兆しです。西オーストラリアといえば、まずワイルドフラワーと言われますが、「ワイルド」というのは、よーするに誰かが植えたわけじゃなくて、勝手に生えて、勝手に咲いているというような感じ。えっ、これが花? と思うようなヘンな形や色のものもたくさんありますが、可憐で、かわいらしい花もいっぱいあります。いわゆる「ワイルドだろ〜!」というイメージのものは、ないのではないでしょうか(笑)
 
並びの家の前庭で見つけた、白とピンクのボトルブラシ。青空に映えて、すごくきれいでした。ボトルブラシという花をはじめて見たときは、へぇ〜、名づけて妙と思いましたが、あちらにもこちらにもあるので(赤がほとんど)、もう、気にもとめなくなりました。でも、白とピンクはいいですね。その先に、黄色と白という組み合わせもありました。そして、どぎつオレンジの花の木には、これまたどぎつくカラフルな鳥が! 鳥、なんでしょうか? 蜜を吸う鳥? ハチドリの仲間? にしては、大きすぎるような。これもオウムみたいな顔しているんだけどなぁ〜。まあ、この辺には見たことのないような鳥はいっぱいいます(^_^;;




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オウム
ネズミの次はモルモット