ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2018/08/15  (水) 

ベルモント競馬場

ベルモンド競馬場に行ってきました。今回のパース滞在で、唯一、観光といえるものをしようとしたのです。パースからローカル線で3つ目のバーズウッドの駅を降りたら、シャトルバスが運行していると書いてあったのに、駅を降りても、バスもバス停も見当たらず。出かけるのが遅くなり、午後になってしまったからかでしょうか。誰かに聞こうにも、ひとっこひとり、見かけません。競馬場に行く人は、みんなクルマなんだろうなぁと思いつつ、とりあえず、大きい道路に向かってみるかと歩き出してみました。すると、対岸にシティの見える公園! バーズウッドホテルの前にある公園。あ、ここは以前に来たことがあるなぁと、懐かしさもあって、ちょっと公園を歩き回って……、やっとスマホの地図を見ればいいことに気がつきました。遅い!
 
レースコースのあるベルモント公園は、地図によれば、そこから3.1キロ、車で7分。ひぇ〜、歩いていくのは大変だぁ〜と、もう、あきらめよう思いました。ちょっとお馬がみたいなぁと思っただけで、競馬をやりたかったわけでもないので。が、地図によると競馬場のすぐ隣にOptusスタジアムというパースでも有数のスタジアムがあって そこにちゃんと電車の駅があります。乗って来た電車とは線は違いますが、確かに車窓からそのスタジアムが見えていました。帰りはあの駅から電車に乗ればいいやと、3キロの道のりをテクテク。スワン川沿いの遊歩道になっていますから、散歩みたいなものですが。
 
で、到着したら、最終レースがちょうど終わったところでした(笑) 引き上げていくお馬ちゃんのお尻と優勝騎手インタビューだけを見ることができました(>_<;; それでも家路に向かう馬匹運搬車をいっぱい見ることができて、それはそれで満足。日本の馬運車はコンテナを載せた大型トラックみたいなものですが(たまに高速道路などで「馬匹運搬中」なんてボディに書かれたトラックを見かけます)、こちらの馬運車といえば、乗用車に小さなカーゴをつけたようなものや、すごく簡単なトレーラーだったりして、信号で止まると中にいるお馬ちゃんが窓から丸見えって感じです。後ろの窓を開け放したまま走っているクルマもあって、窓から馬のしっぽがそよそよ。ディック・フランシスなどを読んでいると、素人が簡単に馬運車を動かしている場面があったりして、できるの?と思うこともあったのですが、これを見れば、納得、納得(笑)
 
G1も開催されるという競馬場なので、もっと大きなところかと思っていましたが、かなり小規模です。パドックがスタンドの目の前にあって、柵越しに馬に触れそうなくらいの距離感。日本の地方競馬場より、ずっと簡素です(^_^;; って、私は東京、中山両競馬場以外は、阪神と新潟しか行ったことはないので、比較はできないのでありますが。
 

帰りはスタジアムの駅に行ったけど、なんとここはスタジアムで何かあるときだけの臨時駅。芝刈りしていたおじさんに、どこへいったら電車に乗れるのか聞いたら、遠くに見える背の高いビルを指差して、あのビルの先……と。20分ぐらい歩いてそのビルにたどり着き、そこにいた工事のおじさんに再び聞いたら、あと1キロぐらい行って、左に曲がれと。ひぇ〜。でも、行くしかない! で、結局、来るときに降りたバーズウッドの駅から電車に乗るハメになりました。帰ってきて歩数計見たら、2万3千歩超え! よく歩きましたなぁ〜。


 



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