ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2007/03/21  (水) 春分の日

遠州「お鴨江まいり」

鴨江寺(静岡県浜松市)へ行ってきました。お彼岸の法要が行われています。我が家の菩提寺ってわけではありません。知り合いの元テキヤ(露天商)のヒデさんが子どもの頃、ここで商売をしていたというので、一緒についていって「あの頃と変わったかなぁ」ジャーニーをしてみたのです。


その昔、行基菩薩様が鴨江の沢の奥に湧き出ている泉を汲んで精霊をご供養し、極楽浄土をつくりだしたという言い伝えがあります。観音様に感謝をするために鴨江寺が建立されたというのが、このお寺の縁起です。鴨江寺は、近隣の人々に「死ねば鴨江に行く」と信仰されてきたそうです。先祖へのお彼岸まいり、亡き人への孝行まいりなどを、「お鴨江まいり」というそうです。

  

 

お彼岸の7日間。昔は、見世物小屋の興行などもあり、テキヤの呼び込み口上(タンカ)が、自由に撞かせてくれる境内の鐘の音とあいまってとても賑やかな縁日だったそうです。いまでは縁日と言ってもたこ焼きやお好み焼などの食べ物屋さんがほとんどで、おもちゃなどを売る露店がほんの少し。かつての賑わいを知るヒデさんにいわせるとお店の数もずいぶん減ったとか。

おいしそうな匂いが漂う露店 

 

でも、鐘はいまでも自由に撞かせてくれますし、境内には法要の読経が流れ、長い柄杓で観音様に水をかける供養が行われ、現代に生き続けている「鴨江まいり」の信仰を感じさせられます。昔なつかしい輪投げや射的もあり、金魚すくいやヨーヨーに吸い寄せられる子どもたちの姿はいまも昔も変わらない風景でしょうね。

 順番に鐘撞きOK

 

しかし! 東名で事故があり、大渋滞。12時間、ずっとステアリング握りっぱなしというのは、さすがに疲労困憊です〜。



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2007/03/20  (火) 

都庁は広い!

申請書類があって、都庁へ行ってきました。広いねぇ〜。こんなところでふんぞり返ってるんだもん、石原さんも辞められないよね(笑)

 

パスポートの申請などは大きく表示されていて、入ってすぐだからわかりやすいのだけど、事業関係だと、まず、自分がどこへ行くべきかがわからない。とりあえず、受付で聞きました。受付でもすぐはわからず、調べて、該当部署に電話をかけて、確認してから場所を教えてくれました。親切です、はい。あんなところでたらい回しになんかされっちゃったら、アリアドネの力でも借りなきゃ出てこられないもんね。

 

上の階から中央公園を見下ろすと、桜がきれいです。まだ開花はしていないのかもしれませんが、つぼみでも公園全体がふんわりピンク色になってる感じで。エレベーターを待つ間に、みんなが窓にはりついていました。

 

そういえば、いっときは青いビニールシートが張りつめられている感じだった中央公園ですが、ビニールシートに住んでいた人たちはどこへ行ったのでしょう。



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2007/03/19  (月) 

お彼岸ですね

お彼岸ウィークですね。昨日、クルマで出かけたら、甲州街道は長蛇の列。多磨霊園に右折するクルマがたまっていたのでした。仏壇のない家も増えていると聞きますが、お彼岸はやっぱりお墓参りに行く人って多いんですね。子どもたちも春休みやら試験休みやら、学年が変わるときだから、きっと宿題もないのよね。家族連れも多いようでした。

 

そういえば、私はしばらくお墓参りしてないなぁ。今年は行ってみることにしましょうかね。あっちのお寺こっちの神社と観光はして歩いても、自分チのお墓参りはご無沙汰してるっていうのもなんだかね(^_^;)



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2007/03/18  (日) 

神前結婚式

大国魂神社(東京都府中市)へ行ってきました。折りしも、神前結婚式が行われていました。おりしもって、実は知り合いの息子さんの結婚式(^_^;) 神社で行われる本物の神前結婚式なんか見たことがなかったので、見物に行っちゃったのでありました。笙の笛の穏やかな音色に錫杖がリズムを刻む厳かな式に、お宮参りなどで訪れていた参拝客も足を止めて、白無垢の花嫁を祝ってくれていました。こういう結婚式もいいねぇ。

  

 

花婿は、「日本人なんだから、和でしょう!」と言って、神社での挙式に決めたそうですが、最近の若い人には和ブームというか、和回帰というのか、そういったものがあるみたいですよね。

 

律令時代、国司が国内の大社六社を国府に祀り、府中の大国魂神社は武蔵総社または六所社と称したものだそうです。本殿は四代将軍家綱の命によって寛文7(1667)年に完成したものだそうですが、部分的に室町時代末期の様式をとどめる、江戸時代初期の神社建築がよく形を残しているものだそうです。

広くて静かな境内です  

 

神社を取り巻いて、樹齢何百年という樹木が多くたたずんでいます。六社といえば、新選組じゃん!(笑) はじめて行ったわけではないのですが、ふーむこの樹は土方さんの顔も近藤さんの顔も知ってるわけね、なんて思ってしまいました(^_^;)

    

多摩はかつては湧き水に恵まれ、大国魂神社の境内には、水を大事にするところから水を祀った神社、そしてそのおいしい水からできる酒造りも盛んで、酒を祀った神社もあります。本殿にもお酒が奉納されてました。

 

日曜日ということもあって、かなり多くの人々がお参りに来ていました。神社への参拝は、二礼二拍手一礼が基本というのを知っている人が年齢に関係なく6割ぐらいはいるんだなと思いました。若い人でも七五三とかの機会に教わるのかな? 拍手を打つというのは95%ぐらいの人がやってるみたいね。そう、まず神様の注意を引かないことにはお願いもきいてもらえませんものねぇ。

 

お札やお守りを買っている人は圧倒的に若い人が多いのはちょっと意外。しかし、拝殿の前を素通りしてお守りだけ買っていくって……(笑) おみくじを結んでいる人も数人みかけました。結ぶのは凶だけよ。吉は大事に持って帰ってね!



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2007/03/17  (土) 

コンサート

金子由香利さんのコンサートに行ってきました。シャンソンは、ずいぶん久しぶりに聞きました。越路吹雪さんの舞台には何度か行ったし、かつてはライブハウス(って、いうのかな?)にもちょくちょく行っていたこともあるのだけれど、すっかりご無沙汰していたのでした。シャンソンといえば、愛の歌か失恋の歌って感じで、そっち方面のご縁を切っているからかもしれませんね。おしとねすべりだし(^_^;)

 

歌舞伎や芝居にはときどき行くのだけれど、コンサートっていうのはジャンル関係なくあまり縁がなくて、行ってみると年配の人が多いのでちょっとびっくり。シャンソンだから? というか、人口比に占める年配の人の数が多いのだから当たり前かぁ。ジャニーズじゃないんだもんね(^_^;)



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若者ことば
染井墓地