フルキャストスタジアム宮城
東北ゴールデンイーグルスと横浜ベイスターズの試合を見に、仙台まで遠征してきました。フルキャストスタジアムを見てみたいというのと、ちょっと早い夏休み、半分以上は「仙台へ行って牛タンを食べよう!」という動機だったりもしますが。
家族連れでいっぱい
フルスタは、新しいこともあって(改装ですが)、明るくて楽しいスタジアムでした。野球場というばかりではなく、周囲ではイベントがたくさん行われており、子どもの遊び場があり、キャラクターが歩いていて一緒に写真を撮れたり、電気の汽車にのって場内を一周できたり、まるでちょっとしたテーマパークのようです。
野球を見るばかりではなく、さまざまな工夫がされていて、スタジアムに入場してからも出入りが自由。家族連れなどで1日が十分楽しめますね。
おばあちゃん(らしき人)が昔話を語りながら場内を一周しているのがユニークでした。家族連れが話を聞きながら後ろをついて歩いていました。あまり聞き取れなかったのだけど、東北の民話だったのかな?
パリーグの球場は、人を集めるためにいろいろアイデアを出しているところが多いですが、ここは後発だということもあるのでしょうか、敷地も広いし、スタッフもみんなフレンドリーで親切でした。また、行く機会があるかどうかわからないけど、好印象。とくに各自でゴミ処理をしましょうというのが徹底しているのは素晴らしい。出口にはゴミを分別して入れるボックスが設置されていて、けっこう行列になっちゃうのですが、みんなちゃんと分けて捨てて帰っていました。
手術の公開!?
手術なんて、素人が見ても何が行われているのかわからないと思うし、気分が悪くなっちゃうのがおちだよなぁと、ちょっと思ったのです。そういうことは専門家を信じて、お任せするっきゃないんじゃないの?と。
いま医療事故とかも多いみたいで、告訴したりされたりということを頻繁に耳にするようになったし、病院側としては「ちゃんとやってますよ、経過をちゃんと見とっといいてください」ということだろうし、家族も「この目でしかと確認させていただきます」ということなんだろうけど。
もちろん、お腹の中にガーゼやハサミを入れたまま縫っちゃったとか、そういうのは論外だけど、そういうことを防止するためには別に家族に公開しなくてもいいよねぇ。モニターで監視するっていうのはありかもしれないけど、家族が?
最初の感想としては、それだけ他人が信用できない時代になってるんだろうなぁってことでした。私が患者なら家族でもそんな映像を公開してほしくないし、家族なら見たくないなぁ。医師にお任せしたいです。そのために勉強して技術を身につけた人たちなんだから。
梅雨入り?
関東地方は昨日、梅雨入り宣言だったようですが、ほんとに? 今日はものすごくいいお天気で、雲のかけらは見えるものの、青空です。気象はまったく予知不能。これでまた気象庁は文句言われるのかもしれないけど、お気の毒(笑) ウソつこうと思ってるわけじゃないんだから、怒らない、怒らない。
梅雨どきの花といえば、アジサイ。漢字で書けば紫陽花で、きれいなイメージの字です。あちこちで「あじさい祭り」という行事も開催されているようですが、これは小雨の中、傘をさしながら眺めて歩くというのが絵的には美しいですね。土砂降りじゃ困るけど。
わが家の庭のアジサイも花をつけています。これは「隅田の花火」という品種だそうで(正確には未確認)。周りにちょろっと大き目の花が咲き、中心部は小さな花が固まってるので、花火の名称がついたのでしょうか。名前だけ聞くとすごくあでやかな感じを受けますが、なんか地味。
隣に咲いているスカシユリに負けてます。スカシユリっていうのも……あまりピンとこない名前ですねぇ。
野崎八幡
禅林寺の隣は野崎八幡社です。この地域の氏神様で、1689(元禄2)年に建立されたといわれる歴史のある神社です。いわゆる観光地じゃないので、境内はひっそりとしていますが、神社の裏にはお神輿の倉庫がいっぱいありました。清潔で清浄感があり、地域の人々に大切にされている神社なんだろうなという感じが漂っています。
祭神は応仁天皇だそうですが、薬師如来を祀る薬師堂があり、眼病平癒のご利益があるとか。毎年10月8日の薬師の日には、氏子の人々によって「団子まき」供養が行われるのだそうです。この団子は「オメダマサマ」と呼ばれ、これを食べると眼の病気に効くといいます。「団子まき」の行事は午後9時からという遅い時間に行われうにもかかわらず、この団子めあてに多くの人々で賑わうとか。今年は行ってみようかしら?
桜桃忌
今日は太宰治の命日なんだそうです。13日に玉川上水に入水心中をはかり、遺体が発見されたのが19日。この日が太宰の誕生日でもあることから、太宰の墓のある禅林寺(東京都三鷹市)では、桜桃忌として毎年、法要(なのかな?)が営まれ、多くのファンが訪れるようです。没後60年近くなっても1000人近い人が集まるってすごいですよね。
きれいな花が生けられて
太宰治の文学って、青春の熱病のように……って、確かどこかで読んだことがありますが、青春の一時期に誰もが通過する……とか。まあ、私は教養として(笑)太宰治の作品は幾つか読みましたが、幸い?罹病はしなかったようで、私にとっては特別な作家ではありませんが。
太宰の熱病にかかった人って、実際には見たことがないのですが、「昔の青年の青春病」で、けっこう年配の人が多いのかしらん。来週、桜桃忌に行ってみたりしたらわかるかもしれませんが、とりあえず、それは熱心な愛好者にお任せすることにします。
桜桃忌が行われる霊泉山禅林寺は黄檗宗の寺院ですが、けっこう大きいというか、会館なんかもあって、近代的な経営をなさっているお寺のようで。門がでかい、広い駐車場が道路の両脇、本堂がどこだかわからん、なんて、つまんないことに驚いてきました(^_^;)
parking広いぞ!
太宰治の墓の斜め向かいに森鴎外の墓もあり、森鴎外の墓があるから太宰治をここへ葬ったといういきさつでもあるにもかかわらず、こっちのほうはけっこう無視されているような。いずれにしても、看板の一つも出ていないし、桜桃忌の当日以外は、普通に檀家さんのためのお寺なんだろうなぁという感じです。
鴎外のお墓のほうが大きいけど
お墓所の入り口に合同墓「蓮池塔」というのがありました。これは供養する遺族や親族のいない人や、後継者がいない人のための合同墓だそうです。おもしろい試みですよね。まだ数人しか埋葬されていないようでしたが、このお寺の檀家以外でも入れてもらえるそうですし、生前から予約することもできるということなので、、森鴎外や太宰治と同じところで眠りたい人にはオススメ?
碑に名前が刻まれています