忠臣蔵の日?
今日は、大石内蔵助ら四十七士が吉良邸に討ち入りをした日なんですね。吉良邸のある両国から四十七士の墓所がある泉岳寺まで義士行列が行われたのではないかと思います。見に行こうかなぁという気持ちはあったのですが、見に行く時間がとれませなんだ。残念。
歴史上の人物では坂本竜馬とか織田信長などと並んで「四十七士」とか「源義経」って人気があるようですね。日本人のメンタリティに合致するものがあるのでしょうか。毎年、年が押し迫ってくるころ、どこかで忠臣蔵のテレビドラマをやっている……、と思ったけれど、そういえば今年は聞かないような。いや、今年ばかりではなく、ここ数年は話題になっていないのかも。
最近は「義」とか「忠」とかいうものに対する関心が失われていると思えば、そうなのかもしれません。私はといえば、ハナから関心がありません(笑) が、義士行列はおもしろそうかなと思っただけ。どうも私はパレード好きらしい。いまごろの時期のパレード見物はさぞや寒かろうと思いつつ、もう年内はそういう行事はないのかな?
カレンダー
西オーストラリアの州都パースに住む友人から、ワイルドフラワーとワイルドアニマルのカレンダーが到着しました。毎年、この時期になるとクリスマス・プレゼントに送ってくれます。これを見ると、毎年、「行きたい! 行きたい!」と騒ぐのですが、なかなかねぇ。オイルサーチャージもあるし(^_^;)
ワイルドフラワーは、西オーストラリアに咲く、文字通り野生の花。「これが花?」というような不思議な造形のものや、色合いのものがたくさんあり、自然の不思議さを感じさせてくれます。
南半球にあるオーストラリアは日本とは季節が反対なので、10月初旬が春の花の最盛期。一度だけ、この時期に訪問したことがありますが、公園や道路の傍でなんともいえない形の花が咲き乱れていたりします。いろいろびっくりさせられますが、私がもっとも印象に残ったのはボトルブラシ。真っ赤でほんとうにボトルブラシの形をしていて、思わずワインのビンでももってきて洗いたくなってしまいます(笑)
オーストラリアというとカンガルーやコアラが有名ですが、ウォンバットとかクォッカとか、動物にもかわいらしいのや気持ち悪いのや(笑)、ユニークな姿をしているものがたくさんいます。
こんな動物や植物を閉じ込めて、居ながらにして楽しむことができるのがこのカレンダー。月日が通り過ぎても捨ててしまうにはおしいので、毎年の分を取り置いてあります。切り取って額にでも入れて並べて……、というのが、似合う家に住んでいればいいんですけどねぇ。
渋谷へ
渋谷の街はなんだか子どもばっかりという感じで、センター街なんか歩くと、ひとりで平均年齢上げているようで、あんまり好きくない(笑) あまり行かないから違和感があり、違和感があるからあまり行かない、ということになります。たまに歩くのは裏通りばっかりで。今日も裏の裏のほうでランチをいたしました。
主目的はシアターコクーンへNODA MAPの「キル」。野田秀樹の芝居は、なんというのかなぁ、言葉遊びがくどすぎて、あんまり……という感じなのですが、たまたまチケットが余っちゃったという人がいて、譲り受けました。実はどんな芝居か、誰が出るのかも知らなかった(^_^;)
【平日の昼でも人が多いです】
妻夫木聡、広末諒子、舞台では始めて見る顔でした。映像の人たちだと思ってた(^_^;) 昨年のいまごろ、やっぱり余りチケットで連れて行かれた「ロープ」よりは、今日の「キル」のほうがおもしろかったかな。あいかわらず訳わからない展開ですけどね、野田地図(^_^;) 妻夫木くん、最後、声が涸れてましたが大丈夫でしょうか(笑) 勝村政信は何度か見てますけど、けっこう好き。
【枯れ木に花が咲きました】
今日はマチネで(料金は同じだけど)、明るいうちに劇場に入るのは何年ぶり?という感じでした。終わったのは4時半ごろ。いまの時期、そのぐらいの時間になるともう薄暗いのですね。駅まで歩いていくと、街にはイルミネーションが点されていました。街はすっかりクリスマスの季節なのですね。あまり関係ないなぁ、耶蘇教じゃないし(笑)
初冬の競演
南天が真っ赤な実をつけていました。難を転ずるという音から縁起のいい木といわれます。南天+福寿草で、おめでたい庭作り。江戸時代から庭木として楽しまれていたお宅が多いようです。赤という色が、冬の庭に暖かみを添えてくれる感じがします。咳止めに効くといいますが、胃腸の強壮にもいいそうです。って、まさか生で食べるわけではありませんよね。
道を歩いていたら、道路にはみ出んばかりに真っ赤なかわいい実をつけている南天を見つけました。きれいだなと思ってみると、その一軒置いたお隣に同じような実がみえます。でも、こちらはオレンジ色。向きも日当たりも同じような場所なのに、なぜ色が違うのでしょう。南天ですよね、これ? 植物は全然わからないんですけど、種類が違うのかな? どちらが好きかといえば、やっぱりカープですねぇ。オレンジはどうも好きになれない色で(笑)
桜が落葉して、常緑樹の植え込みの上に絨毯のように広がっている風景を発見。別になんていうこともないのですが、なんとなくおもしろくて写真に撮ってしまいました。ここは春になると見事な桜並木になるので、落ち葉はみんな桜なのでしょう。三人の作業員の方が、道に散った落ち葉を掃き集めていましたが、あまりの多さに植え込みの上は放置ということに決めたようです。
最近はテレビの前でゴロゴロしてることはあっても、外に散歩に出かけなくなってしまいました。散歩ではなくて通りかかった私の散歩道もすっかり晩秋の風情。水鳥たちが泳いでしますが、寒くないのでしょうか。私は朝、起きられなくなってきました。あ、夏でもそうか(^_^;)
けやき並木
京王線の府中駅を出ると、大国魂神社の前から府中一丁目の方面に見事なけやき並木があります。天然記念物だそうですが、車の通れる道路であるのが残念。この道路がなければ不便ではあるのですが。黄葉にはちょっと遅いという感じですが、暖かな陽射しを浴びて、きれいでした。
所用があってバスに乗ったのですが、府中の道路はどこも美しいなぁと思いました。ケヤキ並木から一つ道路を曲がると桜、これはもうすっかり葉を落として枝だけが青空に伸び、それなりに美しい。また角を曲がると今度はいちょう並木。そして、もう一つ曲がったところはプラタナス。それぞれが冬の準備を始めています。
<バスの車窓から>
よく通る道ではあるのですが、クルマだと見ているのは前のクルマのお尻だけということになりがち。信号も飛び出しも気にしなくていいバスの大きなフロントグラスを通して、しみじみ晩秋を楽しませてもらいました。
甲州街道に出るとそこもいちょうが見事に黄葉していました。もうちょっと上って調布まで来ると、また木の種類が違います。冬支度の街路樹も風情があります。ガソリンも高くなったし、たまにはお徒歩でフラフラもよろしゅうごさいますわ。