ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2008/07/05  (土) 

成田山祇園会

久しぶりのお祭ウォッチャー、成田山祇園祭へ行ってきました。京成電車にはじめて乗りました\(^o^)/ 祇園会は奥の院のご本尊、大日如来に五穀豊穣をはじめ諸願成就を祈願するお祭りです。江戸亨保年間にはすでに行なわれていたというお祭りで、300年以上の歴史があるようです。
  

  
近隣の町内の山車や屋台などが10台うち揃い、成田駅から成田山までの表参道を中心に巡行しています。メインは日曜日の10台揃っての引き回しらしいのですが、土曜日に行ったので10台全部は出ていなかったようです。7、8台ぐらいしか見かけませんでした。同じ山車が参道を行ったり来たりしているような。時間によって、輪番になっているのかも。
 
山車が練り歩く参道は、広くはありませんが、門前町という風情のある坂道。門前から駅へ向かっての上り坂でお囃子の人や音頭をとる人を乗せた重そうな山車を引っ張り上げるのはなかなか大変そうでした。2本の綱を大勢で引きますが、みんな汗びっしょり。逆コースを行くときは、前に綱が1本、後ろに1本が回ります。なんでかなぁと思ったら、ブレーキなんですね、後ろの綱は!
 

 
沿道のもとは旅籠かしらという商店の2階から釣竿のようなものが、山車に向かって差し出されます。「何を釣るつもり?」と思って見ていたら、竿の先にご祝儀を下げて、山車の上に乗っている人に差し出しているのです。参道が狭くて、山車には高さがあって、ちょうどいいところに2階の窓があるというところから生まれたのでしょうけど、江戸時代からこんなことが行われていたのでしょうか。おもしろい風習ですね!
 
山車は着飾った稚児さんたちが先導します。街によって稚児さんの衣装もいろいろですが、花笠を背にしていたり、旅姿だったり、それぞれが錫杖を鳴らしながら歩く子どもたちがとてもかわいい!
  
食い意地だけは誰にも負けないつもりなのですが、ここらあたりの名物はうなぎの蒲焼なのでしょうか。うなぎやさんをかなり見かけます。「きゅうりの浅漬け」を丸ごと串に刺して売っているが気になって、気になって。かわいい双子ちゃんがかじっているのを見かけ、ついに誘惑に負けました(笑) 今日は暑かったので、さっぱりしたきゅうりがとてもおいしかった!

 

お祭に参加している人たちは老いも若きも本当に楽しそう! 地域に大きなお祭のあるところはうらやましいですね。引っ越そうかしら?



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2008/07/04  (金) 

制服がいっぱい!

サミットの警戒ということで、都心部は毎日、多くの警察官の姿を見かけます。都営地下鉄新宿線新宿駅駅の改札口では5メートル置きに3人ずつぐらい立っていて、しかも脚立のようなものに乗って、周囲を睥睨してたりして。都庁に近いからでしょうか。あまりの厳重ぶりに、ちょっと「へぇ〜」って感じ。そんなに危ないんですかね、サミット期間中(^_^;)
 
アメリカ大使館のある辺りでは、クルマも検問されたりで、なかなか大変らしいです。そういえば、四谷にオフィスのある友人が、誰かが迎賓館に来ているとかで、事務所を出たり入ったりするたびに検問で、一日に何回もトランクを開けさせられるってぼやいていたことがありました。住民でもお目こぼしはなくて、「今日はこれで4回目だ〜!」と叫んでも、問答無用だったそうです。近くの人は大変ですね。

 



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2008/07/03  (木) 

宝珠院

最近、ちょっと東京タワーの足元をチョロチョロすることが多くなったので、今日は宝珠院を訪ねてみました。宝珠院には、港区指定文化財の閻魔大王の像があります。1685(貞亨2)年(1685)の作といわれる寄木作りの高さ2メートルもある像だそうですが、当然のことながら、ふらっと言って見せてもらえるわけではありません(^_^;) 右に司録、左に司命の2像を従えている像は都内では珍しいのだそうです。徳川家康も信仰したとのこと。電話で予約をすれば見せてもらえるそうです。
 
宝珠院は、増上寺の三十世霊玄上人が開いたもので、古地図を見るとはじめはもう少し増上寺に近いところにあったような? 引っ越したのでしょうか。それとも地図の歪みの問題かな。
  

宝珠院の前は弁天池。ベンチなどが置いてあり、カップルが熱心に話しこんでいました。恋の語らい? それとも仕事の打ち合わせかな(笑) イチコク(桜田通り)から、ちょっとだけずれているせいでしょうか、都心なのに奇妙に静かです。
 
隣はプリンスの駐車場の入口で、その隣に三康図書館、研究所という仏教関係の本を集めた図書館がありました。そして振り向けば、東京タワーがそそり立っています。でか〜!

 



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2008/07/02  (水) 

「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」

「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」という映画を観ました。もう、ほとんどの劇場では終わってしまっていますね(^_^;) ドサ周り的な感じの劇場で、たまたまやってましたので(笑)
 
もともとはブログ? ブログ小説? が、原作なのだそうですね。おもしろかったです! 「ぼくたち」高校生は、「うん、ありそう」と感じて、次に「ありえねぇ〜!」みたいな現実感と非現実感がうまく調合されている感じで、けっこう笑っちゃいました。
 
駐在さんのほうは、駐在さんにいる地域に住んだことがないので、なんともいえませんが、日本の警察官って、きっとこんなにかわいくないよなぁ〜、と(笑) こういうタイプの駐在さんがいたら、わが街にも備えつけてほしいです。
 
駐在さんの佐々木蔵之介は、最近、めざましい活躍ぶりですね。この映画での駐在さん振りは、「彼だから出せる」という味を出していたように感じます。「間宮兄弟」の次にはまってる感じ?(笑) 

 

このお話は、まだ108日目だそうで、残りの592日に何が起こるのか、楽しみです(笑) 続きがあるのかな? 
 



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2008/07/01  (火) 

狸穴

麻布近辺を歩いていたら、ほぼ土の顔が見えないような路地の一角に見事に咲いている紫陽花を見つけました。大きな花の後ろに隠れているのは、どうやらカフェらしかったのですが、入ってはみませんでした。なんで、その辺を歩いていたかといえば、100均を探していたという味もそっけもない話(-_-;)
 
無事に買い物をすませ、もう一度、紫陽花の前を通ったら、その先の公園にもっとたくさんの花が咲いていました。狸穴公園という小さな広場のようなものですが、ぼーっと缶コーヒーを飲んでいる人、本を読んでいる人、一服している人、「これがホントの都会のオアシスってやつかしら?」。かなりゆったりと時が流れているという感じの静かな公園です。
 
その先に狸穴坂があります。ロシア大使館の西側から下ってくる、ただの長い坂です。これで「まみあな」って読むのか? 知らなきゃ読めない難読地名は全国に数々ありますが、はじめてこの地名を知ったのは中学生のときで、けっこう衝撃を受けたのをいまでも記憶しています。だから、この坂がみょ〜に気になったというわけで(笑)
  
狸穴の地名の由来についてはいろいろな説があるようですが、一説には昔、この地に生息していたアナグマ=マミ(雌タヌキ 、ムササビともいわれるそうですが)の穴が坂下にあったからだとか。いまでも狸穴公園の奥のほうに大きな穴を塞いである後があるのだそうです。 ただし、ご近所さんによれば、ただの採鉱の跡らしいとのこと。そういっちゃー、みもふたもないじゃないねぇ(笑)

 



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またガソリンの値上げ
「クライマーズ・ハイ」