ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2008/10/12  (日) 

最終戦

今日は、ペナントレースの最終戦。神宮球場へ行ってきました。CSにはまったく関係のないカードで、興味のない人の方が多いと思うけど(笑) 今日は、真中、度会らスワローズ4選手の引退試合でもあり、これはしっかり拍手で送ってあげねばと(^_^;) ベイスターズも琢朗、尚典両選手のユニフォーム姿(少なくともベイスターズの)を見られる最後の日でありました。
 
試合前の練習から、両チームの応援団は、相手チームの別れ行く選手たちへのエールを送りあい、寂しくともなかなか心温まる風景。最終戦なので内野はシーズンシート以外、全部自由席で2,000円均一。開始40分前ぐらいで、1塁側は満員、3塁側も7〜8割は埋まってました。シーズンシートのあたりは4,500円均一、ちょっと考えたのだけど、貧乏人的にはやっぱり自由席(笑) 特別席に顔見知りのおねえさんがいたので声をかけると、いつも一緒のお連れ様がケガをして来られないとか。1枚余ってるよ……。お言葉に甘えて、特別席に引越し、一番前で観戦させてもらいました\(^o^)/
 
結果は、引退する小野選手のホームランが決勝点になりベイスターズは負け。まあ、それもいいじゃないかと。村田選手の単独ホームラン王記録もつくれたし、今シーズンの戦績を考えれば、いまさらねぇ(笑) 小野捕手は現役時代あまり華々しい活躍をした選手ではありませんが、ホームランでプロ生活をスタートし、ホームランで現役を引退するなんて、ドラマチックすぎる! 
 
本日をもちまして、私の観戦試合数は38。観戦仲間には130試合を超える人もいますが(しかも、一流企業の営業マンでちゃんと成績も上げてる!)、38試合も見れば、まあ、まっとうな社会人とすれば「こいつ、ばっかじゃない?」というレベルですね(笑) いっときは50試合を超えたことがあったので、心を入れ替えて、今年は28試合(つまり2割)以下に抑えようと毎年、決意するのですが、達成したのは昨年だけ(笑) 今年もついに目標を達成できませんでした(^_^;) いろいろあるんです、しがらみが(笑)
 
球場から球場へ飛び回る勝手に身体が忙しい生活は今日で終了。これからはドラフトだ、FAだという話題で、気持ちが忙しくなりそうです(笑) なんだか有力選手のFA流出の噂もあるし……。経済格差は広がる一方だしなぁ……。ま、明日からは秋の花でも愛でて暮らしたいかと(笑)
 
 



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2008/10/10  (金) 

秋の味覚

昨日、芝居見物の帰りに、ちょっと小腹がすいたというので、居酒屋のようなところへ入りました。入口に掲げてあった魚のメニューがおいしそうだったので。注文したのは、「ゲソの肝焼き」「魚のカマ」と、「ぎんなん」「黒豚とキノコの小鍋」。どうです、秋の味覚ですよ! 大きなぎんなんが塩の山にごろり。こんなに大きなぎんなんがもう食べられるのですね。
 
今日のお昼はコンビニ弁当でしたが、こちらもキノコと栗ご飯。山の幸がおいしい季節がやってきたという感じです。我が家でも先日、栗ご飯を作りました。おいしいのだけれど、栗の皮をむくのがたいへん! やっぱりおいしいものは楽には食べさせてもらえないのかな(笑) ほくほくのサツマイモをいただいたので、こちらも芋ご飯。ちょっと昆布を入れて炊き込み、これは、それほど手もかからず、おいしくいただきました。
 
煮たり、焼いたり、炒めたりした茄子もおいしいですね。いろいろな種類のキノコもいまが盛りでしょう。何年か前にキノコ狩りに連れて行ってもらって、自分で取ったキノコを味噌汁にして食べた味も忘れがたいもの。まつたけには手が届かないけれど(-_-;)
 
さて、いつ新蕎麦を食べにいきましょうかね?
 



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2008/10/09  (木) 

「私生活」シアタークリエ

内野聖陽×寺島しのぶ+橋本じゅん×中嶋朋子=「私生活」を観にいってきました。それぞれの新婚旅行先でばったり出会った元夫と元妻、当然ながら現夫と現妻、2組だけど3組の夫婦の喧嘩と仲直りの連続で展開するコメディなのですが、笑えた、笑えた! 「わかる、わかる!」「ありがち、かりがち!」という感じで、後ろの席にいた奥様らしき人々は思いっきり笑い転げていらっしゃいましたが、「妻」体験者のほうが、もっと「わかる」のかも。夫と妻が一緒に観てもおもしろいんじゃないでしょうか。きっと、笑いのツボが違うと思うので(笑)
 
内野聖陽はリラックスして演じていた感じで、本当の「私生活」でもあんな感じじゃないかなぁと思いました。「イロっぽくて、可愛げのある男」の感じ。寺島しのぶも素敵でした。「奔放で、強くて、弱い女」の感じ。男性陣は、けっこうカンでましたけど(笑) 内野聖陽がカンだ、そのリアクションとそれを受けた橋本じゅんのリアクションが一番ウケていたというのがさらにおかしかったです。まあ、「生きるべきか、死ぬべきか」的な芝居じゃないから、カンでもいいですけど。日常生活ではふつーにカムし(^_^;)
 
そういえば、最近、笑えるものしか観に行く気になれなくなってますね。日常の精神衛生、あまりよくないのかも(-_-;)
 
シアタークリエは、2005年3月に閉館した芸術座に代わって、東宝本社ビルをリニューアルしてできた劇場。2007年11月の杮落とし公演は三谷幸喜脚本、ユースケ・サンタマリア主演の「恐れを知らぬ川上音二郎一座」でした。プレリザーブからエントリーしまくったのに玉砕。そのあとのでんぐり返しをするおばあちゃんにはあまり興味がなかったので、この劇場に足を踏み入れたのははじめてです。1階が入口で、地下が劇場という構造は珍しいのではないでしょうかね? 611席+αだそうなので、シアターコクーン(747席)より、やや小ぶりというところでしょうか。
 
オープン前に「メイキング」のようなテレビ番組を見た記憶があります。ターゲットを女性に絞り、支配人やプロデューサーもすべて女性がやっているとか。確かに観客は女性が圧倒的に多かったような。トイレが一方通行で、空き部屋が一目でわかるように工夫されていると聞いたような気がします。それでも多くの女性が行列を作っていました。私はトイレにはほとんど用事がないのでわからなかったのですが、ハケはよかったのでしょうかね? 女性は数が多いってだけじゃなくて、滞在時間も長いしねぇ(^_^;)
 
席は真ん中あたりの列の思いっきり端っこでしたが、見やすいし、声も過不足なく聞こえて、なかなかいい劇場でしょう。ちょっと出入りがねぇ。エレベーターは2基しかないし、階段は非常階段っぽくて合流がうまくいかずに人間が渋滞するし(笑) まあ、規模からいえば、こんなもんかな。
 



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2008/10/08  (水) 

寒露

今日は寒露。朝夕はめっきり寒くなり、露が冷気によって凍ることもあるという……のは昔の話で、いまはまだ半袖の日があったりしますが、秋を実感する頃であるのは間違いないでしょう。天気が悪いと、涼しいというより寒いという感じになりますね。
 
寺子屋時代の友人に呼びたてられて、ちょっとおしゃべりに行ってきました。あの人はいま……的な話がどうしても多くなりますが、あの人の今も昔もほとんど覚えていないのが私です(-_-;) 子どもの頃は記憶力がいいのがけっこうウリであったはずなのに、1日しか記憶がもたない「魔法の絵本」のパコほどじゃないにしろ、長くは記憶が保存できないような。よっぽど上の空で生きてきているらしい……のですよ。
 
なにせ「遠足でどこへ行ったとき」という話にも「どこへ行った」どころか、「遠足に行った」ことも覚えていないほど(笑) 笑いごとじゃないかもしれません(-_-;) そんな私を呼んだって、話もおもしろくはないだろうにねぇ。呼んでもらってありがとう、もう行きたくないや(笑)
 
帰り道、やっぱり上の空で歩いていると、どこからか金木犀の香りが漂ってきました。やっぱり、秋は深まりつつあるのですね。姿は見えません。この高い塀の中に花を咲かせているのでしょうか。それとももっと遠くから、涼やかな風に乗ってくるのでしょうか。
 
晴れる日と雨の日が交互にくるような天気予報です。来週からはまた一段と秋の色が濃くなりそうです。
 



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2008/10/07  (火) 

東京タワー

と、ときどき自分(笑) ではなくて、散歩していたら東京タワーの根元に出てしまいました。むかーし、地方から来た人を案内して1回だけ、登ったことがあります。やっぱり、真下から眺めると大きいですよね。
 
下のショッピングモールには、ありとあらゆる「東京」と名のつく品物が売っているような。なぜかジャイアンツの下敷きも。いまは「東京」はヤクルトスワローズじゃなかったっけ?(笑) 平日の昼間とあって、お店を覗き込んでいるのは修学旅行の生徒さんばかりでした。
 
展望台へ上がる元気はなく、隅っこのコーヒーショップで、たくさんの人を吐き出す大型バスとタワースタジオに出たり入ったりする人を眺めて、ぼーっと……。まあ、私なりに考えごともあるのですよ(^_^;)
 
目の前に止まった大型バスのガイドさんが疲れた様子で座り込んでいました。そこへそのバスのお客さんが……。いきなりしゃきっとしたガイドさん、お客さんは全員、車椅子の高齢者の方でした。大型観光バスの後部横が開き、リフトが下りてきます。そこに車椅子ごと乗せて、介助の方とともにスルスルと上っていきます。続けて乗務員の方が上がり、お客さんを座席に座らせて車椅子だけ下げ、車椅子はバスのお腹のなかにしまわれました。
 
「へぇー、こうなっているんだ」としばし見入ってしまいましts。これなら車椅子で移動するのも簡単。バスまでは車椅子でも、乗り込むのは大変でしょうからね。福祉バスなどで車椅子ごと固定しているものは街で見かけたことがありますが、車椅子の乗降リフトのついた大型バスは始めてみました。私が知らないだけで、いろいろと工夫がなされているのだなぁと感心。あんまり上の空で歩いてないで、ちょっとは世の中を観察しなさいよ、自分! と、しばし反省したひとときでした。きっと、すぐ忘れる(-_-;)
 



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カープ最終戦
大分のかぼす