台湾のトイレ事情
台湾は生水が飲めません。水は買って飲みます。ホテルは、毎日、人数分のペットボトルを用意してくれます。私たちが泊まったのはビジネスホテルようなところでしたが、そこでも用意はあったので、観光客の出入りするようなところでは、たぶん100%用意してくれるのだろうと思います。寒かったくらいなので、あまり水は飲まず、それで十分足りました。足りないときはコンビニで買うことになるようです。
コンビニは日本と同じように街のあちこちで見かけます。一番多かったのはセブンイレブン、次にファミリーマートといったところ。もう一つ、地元資本らしいコンビニをときどき見かけました。コンビニで売っているものは、日本とほとんど変わりません。飲料水も「お〜いお茶」など日本の物がたくさんありました。おでんもありましたが、煮卵のようなものが必ずあったのが違いといえば違い。菓子類も日本では見かけないものがいくつかありました。
さて、水を飲めば、次に排泄ということになります。台湾のトイレは、現在、ほぼ洋式の水洗トイレになっています。少なくとも観光客が足を踏み入れるようなところは。一つだけ、日本と違うのはトイレットペイパーが流せないことです。浄化槽の性能のせいなのか、水圧が低いのか……。とにかく、使用した紙はすべて備えつけのゴミ箱に捨てるようになっています。ホテルでもレストランでも、ほぼ100%がそのスタイル。
はじめは習慣として、つい便器の中に落としそうになり、「おっとっと〜」でした。人間の身体は普通に排泄すれば、そう紙も汚れないものだと思いますが、お腹を壊したりすると大変でしょうねぇ……。紙を流せないというプレッシャーで、便秘気味になってしまう人もいたようでした。
ところが成田についてからトイレを使い、「あれ、紙を捨てる場所がない」とキョロキョロした人は私ばかりではなかったようです。そんなことを話している人々の声をけっこう小耳に挟みました。わずか3、4日の滞在だったのに。 しかし、郷に入れば郷に従っちゃう人間の順応性はたいしたものです(笑)
花冷え
寒いですねぇ。本日、台湾から帰ってきました。台湾も例年なら22〜25℃ぐらいはあるそうですが、今日は最高気温が14℃。それでも東京より暖かいといえば暖かいのですが、ついに1日も上着を脱ぐことができませんでした。半袖は1度も着ることがなく、着て行った長袖のシャツにジャケットで着の身着のままのような状態。厚手のパーカーをPCパッキン用にもって行ったのが役に立ったという感じです。それどころか、念のために持って行ったマフラーが大活躍です。
成田に着いてみれば冷たい雨。「気流が悪く、揺れますよ〜」とキャプテンから予告されていたわりには、まあ、ときどきふわっと感がある程度で飛行は順調でした。というより、ご飯を食べる以外は爆睡していたので、気づかなかっただけかもしれませんが(^_^;) 毎日、2時3時までPCで遊んでいて、みんなと同じ6時半頃には起きていたので、睡眠不足だったようです。というばかりではなく、自動車だと絶対に寝ないのに、飛行機だと絶対に寝続けてしまう体質かも。毎度、気がつくと到着(笑)
台湾での最後の食事は、桃園空港での小龍包。いろいろなものを食べまくった4日間でしたが、気がつけば小龍包を食べていなかったので、名残の食事としました。でも、空港のカフェテリアみたいなところの小龍包はイマイチ(笑) こういうところでは、ハンバーガーのほうが無難かも。
成田からはバスで帰ることが多いのですが、行きと同様、初めて電車で帰ってきました。これもずっと眠りっぱなし(^_^;) 自宅のある駅についたら、冷たい雨はますます激しくなっています。もう散ってしまったかなと思っていた桜が、雨に打たれてもまだ元気に花をつけています。次の晴れた日あたりが、絶好の花見日和ということになるのでしょうか。明日? 明後日? 北のほうでは大雪とやら。いくら春の気候は不安定とか、花冷えとかいっても、ちょっと行き過ぎの感がありますね。寒っ、寒っ!
豆乳の朝食
今朝早く、台湾人の友人が訪ねてきてくれ、朝食をご馳走してくれました。地元の人しかいかないファストフードの店に行ったのですが……、メニューがまったく読めません。というか、字は読めても内容がまったくわかりません(笑) 「冷たい豆乳は甘い」、「温かい豆乳は塩味」。友人たちは甘いほう、私は温かいほうを頼んでみました。主食は肉まん(のようなもの)と揚げパン(のようなもの)です。冷たいのは白い豆乳のイメージですが、温かいほうは固まって、ゆるいお豆腐のようでした。
麺類やお粥、サンドウィッチなどもありますが、この「豆乳+揚げパン」の朝食を摂る台湾の人は多いように感じられます。以前にここに来たときは、友人の家に泊まったので、毎朝、朝食は「これ」でした。毎日、食べているとちょっと飽きますが(笑) 食習慣というのはおもしろいものです。白いご飯とお味噌汁ならば毎朝でも飽きないのにねぇ(^ ^;)
この人は気功治療の達人で、ホテルの部屋でマッサージをしてもらい、さらに持参してきてくれた高山茶を入れてもらい、ずいぶんまったりした朝をすごさせていただきました。もつべきものはお友だち?(笑)
故宮博物院
故宮博物院は相変わらず、いつも混雑しています。今日は月曜日で庭園はお休みとのこと。それでもすいていたほうかもしれません。それでも大型バスが次々と到着していました。海外からの観光客ばかりではなく、国内の人も多く訪れているようでした。初めて行ったわけではないのですが、前回は大昔のことで、もう記憶は定かではありません。はじめの一歩からという感じで隅々まで回ってみました。なんと3時間半以上、歩きっぱなし。出口のコーヒーショップに崩れ落ちたときは足が棒になるとはこのことかと実感しました。広いし、こういう展示物を見て歩くのは待ち歩きよりも疲労度が高い感じです。
有名な翡翠の白菜「翠玉白菜」は、「あれ、こんなに小さかったっけ?」と(笑) インパクトが強いのでもっと大きなものと記憶が勝手に修正されていたみたいです。年代別に分けられた陶器、磁器はほんとうに見事。刺繍、織物も目を見張るものがあります。場内撮影禁止なのが残念です。ガイドブックに載っている写真で我慢しましょう(笑) それにしても、細かい細工が多くて驚かされます。中国人って手先が器用なんでしょうか。素晴らしいのですが、装飾過多の感があり、最初は驚き、最後はお腹いっぱいという感じになりましたが(笑)
夜市の食堂
本日、台湾にやってきました。午後の航空機で、着いた頃にはもう暗くなっていました。9時ごろだったかな。時差は1時間、日本より遅くなります。機内食をしっかり食べたのに、ホテルに着いたら開口一番「何食いしん坊か食べに行こう!」です(笑) そう、「おいしいものを食べに行こうよ」と集った友人たちとのグルメツアー? というほど上等なものじゃありませんが、うっかり出国してしまいました。
例年であれば「夏日」であってもおかしくはない台湾ですが、日本と同様、ここ数日は冷え込んでいるようです。桃園空港に着いたときは小雨模様でした。長袖に上着が必要。それでもちょっと寒いぐらいです。
ホテルから5分ぐらい歩いたところに夜市ストリートがありました。下調べはまったくして来なかったので、なんという夜市か、場所がどこなのかもまったく不明(^ ^;) もう、夜更けなので開いている店は少なかったのですが、海鮮料理の店に入りました。というか、お魚屋さんかなぁと思って除いていたら、「これ食べる? あれ食べる?」と聞かれて、「う、うん……」という感じで入ってしまいました。
アサリの炒め物、たけのこの炒め物、野菜とナッツと小魚、茹でた海老、白身のお魚、なんだかわけがわからないので、料理方法もお任せです(^ ^;) 白身のお魚のてんぷらは、一見油っこそうなのに、からっとしていておいしかったです。これにビールを2本頼んで、日本円で3,000円ぐらい。安い! うまい! です(笑) 食べまくって、太って、水曜日に帰国の予定。明日は故宮博物館にはまろうと思っています。明日もお天気があまりよくないらしいので。