まだまだお好み焼
ここでは、山盛りのキャベツにびっくり。お好み焼1枚に、キャベツを約1/4玉使うのだそうです。手元をろくに見ないでトントンと軽快にキャベツを刻んでいくおにいさんに「一日、どのくらいのキャベツを刻むのですか?」と聞いてみたら、30から40個ぐらいとのこと。もっとも忙しいときには47個も刻んだことがあるそうです。すごい!
それぞれが好きなことを言って、いろいろな注文をしました。私は、「広島に来たからには、牡蠣入り!」と。プリンプリンした牡蠣がけっこうたくさん入っていておいしかったです。上に刻みネギがたくさん乗せられているのもいいですね。並べられたお好み焼の行列の中で、刻みネギが乗ったのは3つ。「さて、私のところに来るのはどれ?」という楽しみもありました。私の前にネギ乗せが来たときには「ラッキー!」と(笑)
こちらのお好み焼は、どちらかといえば薄味のほうかも。お好み焼の作り方は、どの店もたいして変わらないような気がしますが、店によって、味が微妙に違うのも楽しみの一つになります。もっといろいろ試してみたいけれど、1.5泊みたいな日程では、そんなには食べられないのが残念。日曜日中に高速道路に乗らなければ1,000円の権利を失してしまいますから(^_^;)
やっとお好み焼
土曜日の試合後、夕立というには凄まじすぎる豪雨に見舞われ、スタジアムを出たのは22時をはるかに回っていました。小降りになったのでカッパに身を固め、タクシーなんか全然つかまえられないので、市電へ乗るべく広島駅に向かいました。徒歩10分程度でしょうか、その間に雨は完全にやみました。なんなのでしょうね、このお天気は!
大混雑の市電に乗って、いざお好み焼屋さん。時間が時間なので、やっているかどうか心配していましたが、午前2時頃まで営業しているようです。広島の繁華街って、けっこう夜更かしですよね。そして、辿り着いたのが「五右衛門」というお店でした。でも、いっぱい。野球帰りのお客さんが多いとのことで、どこへいっても混雑のようです。少し待ってみることにしました。
「カウンターが空いたので、テーブル席が空くまでこちらでいかがですか」と、お店の方にご案内をいただきました。4人だったのでテーブルを用意してくれようとしたみたいですが、結果的にカウンターのほうがよかったです! 目の前で次々と焼かれていくお好み焼を見ているのは飽きません。
お玉で敷いた溶いた粉の上に、炒められた山盛りのキャベツが乗せられ、注文によって肉や海鮮がそれぞれ乗せられ、玉子が広げられ、手際よく乗せられたり、ひっくり返されたりしているうちに、みるみるお好み焼になっていきます。焼きそばの炒め方も豪快です。おいしそうなにおいが漂ってきて、待ちきれない気分にさせられます。
何枚かの薄切りの肉の間を玉子でつなぎ、その中に焼きそばとかキムチなどを巻き込んだ「五右衛門巻き」。これ、ほんとうにおいしかったです。厳密にはお好み焼ではないのかもしれませんが。いろいろな具材がはいったお好み焼ももちろんおいしく、しまいにはお腹いっぱいでこれ以上、食べられないという状態になりました(笑) 4人というのはとてもいい人数だったようで、4種類のものを少しずつ分け合って、いろいろな味を堪能でしました。満足、満足。後はホテルに帰ってシャワーを浴びて寝るだけ。
ラップトップの通信状態が悪く、メールも取れないのがちょっと心配でしたが、まあ、いいか〜(笑)
もちろんお好み焼
土曜日の昼間から、いざお好み焼に出陣。ホテルの近くに○があったので、出かけてみたのですが、営業は夜だけらしく扉が閉ざされていました。しかたがないので、商店街をフラフラ歩いているとお好み焼屋さん発見。ランチもあるみたいなので、「とにかく入ってみましょう」と。これが失敗でした。まずかったというわけではないのですが、関東風? つまりは粉と具が入ったボールを手渡され、自分でかき混ぜて自分で焼くというスタイルです。ランチには焼きそばもついているのですが、これも自分で焼く、と。なんか違う、なんか違う、といいながら……。
近くにはちゃんと広島風のお好み焼屋さんもあったみたいなので、ちゃんと探せばよかったとちょっと後悔。「○○風」とか書いておいてほしい〜(笑) 夜は扉の閉まっていたお店に再チャレンジしてみようということで、散歩がてらスタジアムに向かったのでありました。あわてるナントカはナントカが少ないとか申しますわねぇ(-_-;)
今日は内野で
日曜日は内野で観戦。内野も99パーセントは赤い人です(笑) とはいえ、カープファンの方々は意地悪をしたり、イヤミを投げつけてきたりする人はいないので、居心地が悪いということはありません。チケットを手配してくださった方が車椅子なので、車椅子席とその前という場所。内野1階の観戦席のいちばん後ろはすべて車椅子席という構成のようです。下肢障害者ばかりではなく、高齢者の方も目立ちます。お孫さんが車椅子を押して、親子三代で野球観戦という方もけっこういるみたいで、さすがに新しいスタジムはいろいろな配慮があるようです。
試合が終わったら、1,000円が有効な日曜日のうちに高速道路に乗ろうという計画ですが、なんと延長戦に突入。それも白熱した試合というわけではなく、なんとなくとりとめのないような試合展開で……。1回の裏に打者一巡4点も入れられちゃったことを考えれば、同点になっているということを喜ぶべきでしょうが、まったくカープもだらしがない!(笑) 延長10回で、昨日のアンチヒーローが今日はホームランを打って決着がつきました。そんなものかも、世の中は。
ジェット風船飛ばしの元祖はカープですが、この新しいスタジアムでも赤い風船が飛ばされていました。スタジアムの形がアンシンメトリーで、入場者数も多いので、けっこうな数の赤い風船がいろいろな方向から飛び、なかなか楽しい風景です。ビジタースタンドは、月曜日は仕事だからでしょうね、土曜日の1/3ぐらいしか人がいません。中には未練を残して最終新幹線で横浜に帰った人も。
横浜ベイスターズの前身、太洋ホエールズ発祥の地が下関ということで、広島での試合には下関から多くの方々が応援に駆けつけてくれるそうな。それと、関東からわざわざ出かける酔狂な人々。まあ、我々もそうですが(^_^;) ビジター席に陣取るのはそういった人がほとんどで、帰るにもそれぞれ時間がかかりますからねぇ。日曜日に人が少なくなってしまうのは当然です。が、やっぱり寂しいもんですね、ガラガラのスタンド。
マツダスタジアム
今回の広島行きの目的はマツダスタジアムでした。開幕前に姿かたちだけは見ていたので、楽しみにしていました。今年はなんだか広島にご縁があり、4月からここへやってきたのは3回目。3回目にしてやっとスタジアムで野球が見られます。まあ、野球というよりスタジアムを見にきたという感じもいたしますが。まだ近くに空き地などが見えますが、ここは将来的にはアミューズメントパークになるのだとか?
新しいだけあって、いろいろな工夫が凝らされている楽しいスタジアムになっています。食べ物のお店も充実。「カープうんどん」というのが人気があるというので、食べてみました。まあ、普通のうどんですが……(笑)
今回のチケットは、広島在住の知人がとってくれたのですが、どこがで致命的な手違いがありました(笑) 知人は「横浜ファンのいるところに」と頼んでくれたというのですが、チケットは「広島ファンのいるところに」なっていただのです。ライトスタンドのいちばん前!(笑) 犬連れということで端っこのほうではありましたが、数メーター前にライトの選手が守っているというところです。ひぇ〜。それでも果敢に青のユニを着た私たちを、カープ応援団の方々はきっと苦笑い系だったでしょうね。
このライトスタンドには、大きなバットの先がにょっきり出ていて、「なんじゃこりゃ?」と思えば、この下が「スポーツバー」になっています、という合図だそうです。「行ってみよう!」と試合前に様子を見に行くと、もうチケット完売でした。どこからともなくBBQのにおいが漂ってきたりして、本当に楽しさいっぱいのスタジアムという感じです。
ちょうど正面の上に一区画だけビジターシートがあり、そこだけは白や青がひしめいていますが、あとは360度、真っ赤という感じ。初年度ということもあって、続々とカープファンが押し寄せているようです。土曜日ということもあって、入場者数は定員3万3,000のところ、2万9,500人以上だったようです。
試合のことには触れますまい、って感じですが(-_-;) 同点で迎えた8回の裏、イージーフライが飛んできたと思ったのですがねぇ。数メートル先に見えるライトの選手が落球。グラブの上部に当たって跳ね返るところまではっきり見えました。固まった〜。結局、これが決勝点になりベイスターズは敗退。9回の表の攻撃ってあったのかしら?という感じで、試合終了が告げられると同時ぐらいに、ものすごい豪雨に見舞われました。
今年の流行語大賞でも取りそうな「ゲリラ豪雨」の予報は出ていましたが、なんというタイミング!という感じです。とるものもとりあえず屋根のあるところに逃げ込みましたが、そこで足止めです。観客席からマウンドが見えないくらいの降りで、階段は滝と化してしました。屋根のある場所は、ぎっしりの雨宿り。近くにいたカープユニおにいさんにおいしいお好み焼屋さん情報などをいただきました(^_^;)