原爆の日
式典が近いということで、公園では被爆者を含む市民団体の方などが、写真や主張を掲げたパネルを展示したり、ビラを配ったりされていました。立ち止まって記事を読んでみました。かなり厳しい言葉がならんでいます。激しいというか……。それだけ、怒りが深いのだろうなと思います。最後に「う〜ん」と考えてしまっていたら、主催者グループの方から、「どう思われますか?」と声をかけられました。
「う〜ん」と思ったのは、最後の主張が「アメリカは謝罪せよ」だったからです。「謝ってもらえばいいのか? なんか違う感じがする」と思っていたからです。主催者グループの方にそういうと、その点については賛否両論あるとのこと。謝る、謝らないの問題ではないという人も確かにあるとのことでした。「でも、どうせ彼らは謝らないからね」と。それはそうですね。アメリカ人はいつでもどこでもなんでも「We are No.1」だからねぇ、ところで意見は一致しました(笑)
今日、平和宣言を聞いていて、秋葉さんの「オバマジョリティ」という言葉には、ちょっと、いえ、すごくひっかかるものを感じます。なんか、媚びている感じがしてイヤなんだけど……。オバマさんの核廃絶の主張に諸手を揚げて賛意を示し、「あんたはエライ」と持ち上げているようだけど、あの人が核を持ってるんじゃない? 「オバマさんに賛同します」ではなくて、オバマさんに「それをいうなら我々に賛同しなさい!」というのが筋なような。
今年は世界59の国や地域から式典に参加されたそうですけど、オバマさん、そういうなら来てほしいな。それと北の将軍たちにもぜひ広島を訪問して、資料館をじっくり見て行ってほしいと思います。
資料館を見て「気持ちが悪い」とか「子どもたちに見せたくない」などと言った人がいましたが、この現実の悲惨さから目をそむけてはいけないのではないでしょうかね? むしろ、小学校高学年か中学校ぐらいで、全員が修学旅行に来たほうがいいと思うのです。普段は、弛緩した平和に慣れきってのんべんだらりと好きなことやっているのだから、せめてこの日ぐらいは戦争と平和を考えたいと思うのでした。
まだまだお好み焼
ここでは、山盛りのキャベツにびっくり。お好み焼1枚に、キャベツを約1/4玉使うのだそうです。手元をろくに見ないでトントンと軽快にキャベツを刻んでいくおにいさんに「一日、どのくらいのキャベツを刻むのですか?」と聞いてみたら、30から40個ぐらいとのこと。もっとも忙しいときには47個も刻んだことがあるそうです。すごい!
それぞれが好きなことを言って、いろいろな注文をしました。私は、「広島に来たからには、牡蠣入り!」と。プリンプリンした牡蠣がけっこうたくさん入っていておいしかったです。上に刻みネギがたくさん乗せられているのもいいですね。並べられたお好み焼の行列の中で、刻みネギが乗ったのは3つ。「さて、私のところに来るのはどれ?」という楽しみもありました。私の前にネギ乗せが来たときには「ラッキー!」と(笑)
こちらのお好み焼は、どちらかといえば薄味のほうかも。お好み焼の作り方は、どの店もたいして変わらないような気がしますが、店によって、味が微妙に違うのも楽しみの一つになります。もっといろいろ試してみたいけれど、1.5泊みたいな日程では、そんなには食べられないのが残念。日曜日中に高速道路に乗らなければ1,000円の権利を失してしまいますから(^_^;)
やっとお好み焼
土曜日の試合後、夕立というには凄まじすぎる豪雨に見舞われ、スタジアムを出たのは22時をはるかに回っていました。小降りになったのでカッパに身を固め、タクシーなんか全然つかまえられないので、市電へ乗るべく広島駅に向かいました。徒歩10分程度でしょうか、その間に雨は完全にやみました。なんなのでしょうね、このお天気は!
大混雑の市電に乗って、いざお好み焼屋さん。時間が時間なので、やっているかどうか心配していましたが、午前2時頃まで営業しているようです。広島の繁華街って、けっこう夜更かしですよね。そして、辿り着いたのが「五右衛門」というお店でした。でも、いっぱい。野球帰りのお客さんが多いとのことで、どこへいっても混雑のようです。少し待ってみることにしました。
「カウンターが空いたので、テーブル席が空くまでこちらでいかがですか」と、お店の方にご案内をいただきました。4人だったのでテーブルを用意してくれようとしたみたいですが、結果的にカウンターのほうがよかったです! 目の前で次々と焼かれていくお好み焼を見ているのは飽きません。
お玉で敷いた溶いた粉の上に、炒められた山盛りのキャベツが乗せられ、注文によって肉や海鮮がそれぞれ乗せられ、玉子が広げられ、手際よく乗せられたり、ひっくり返されたりしているうちに、みるみるお好み焼になっていきます。焼きそばの炒め方も豪快です。おいしそうなにおいが漂ってきて、待ちきれない気分にさせられます。
何枚かの薄切りの肉の間を玉子でつなぎ、その中に焼きそばとかキムチなどを巻き込んだ「五右衛門巻き」。これ、ほんとうにおいしかったです。厳密にはお好み焼ではないのかもしれませんが。いろいろな具材がはいったお好み焼ももちろんおいしく、しまいにはお腹いっぱいでこれ以上、食べられないという状態になりました(笑) 4人というのはとてもいい人数だったようで、4種類のものを少しずつ分け合って、いろいろな味を堪能でしました。満足、満足。後はホテルに帰ってシャワーを浴びて寝るだけ。
ラップトップの通信状態が悪く、メールも取れないのがちょっと心配でしたが、まあ、いいか〜(笑)
もちろんお好み焼
土曜日の昼間から、いざお好み焼に出陣。ホテルの近くに○があったので、出かけてみたのですが、営業は夜だけらしく扉が閉ざされていました。しかたがないので、商店街をフラフラ歩いているとお好み焼屋さん発見。ランチもあるみたいなので、「とにかく入ってみましょう」と。これが失敗でした。まずかったというわけではないのですが、関東風? つまりは粉と具が入ったボールを手渡され、自分でかき混ぜて自分で焼くというスタイルです。ランチには焼きそばもついているのですが、これも自分で焼く、と。なんか違う、なんか違う、といいながら……。
近くにはちゃんと広島風のお好み焼屋さんもあったみたいなので、ちゃんと探せばよかったとちょっと後悔。「○○風」とか書いておいてほしい〜(笑) 夜は扉の閉まっていたお店に再チャレンジしてみようということで、散歩がてらスタジアムに向かったのでありました。あわてるナントカはナントカが少ないとか申しますわねぇ(-_-;)
今日は内野で
日曜日は内野で観戦。内野も99パーセントは赤い人です(笑) とはいえ、カープファンの方々は意地悪をしたり、イヤミを投げつけてきたりする人はいないので、居心地が悪いということはありません。チケットを手配してくださった方が車椅子なので、車椅子席とその前という場所。内野1階の観戦席のいちばん後ろはすべて車椅子席という構成のようです。下肢障害者ばかりではなく、高齢者の方も目立ちます。お孫さんが車椅子を押して、親子三代で野球観戦という方もけっこういるみたいで、さすがに新しいスタジムはいろいろな配慮があるようです。
試合が終わったら、1,000円が有効な日曜日のうちに高速道路に乗ろうという計画ですが、なんと延長戦に突入。それも白熱した試合というわけではなく、なんとなくとりとめのないような試合展開で……。1回の裏に打者一巡4点も入れられちゃったことを考えれば、同点になっているということを喜ぶべきでしょうが、まったくカープもだらしがない!(笑) 延長10回で、昨日のアンチヒーローが今日はホームランを打って決着がつきました。そんなものかも、世の中は。
ジェット風船飛ばしの元祖はカープですが、この新しいスタジアムでも赤い風船が飛ばされていました。スタジアムの形がアンシンメトリーで、入場者数も多いので、けっこうな数の赤い風船がいろいろな方向から飛び、なかなか楽しい風景です。ビジタースタンドは、月曜日は仕事だからでしょうね、土曜日の1/3ぐらいしか人がいません。中には未練を残して最終新幹線で横浜に帰った人も。
横浜ベイスターズの前身、太洋ホエールズ発祥の地が下関ということで、広島での試合には下関から多くの方々が応援に駆けつけてくれるそうな。それと、関東からわざわざ出かける酔狂な人々。まあ、我々もそうですが(^_^;) ビジター席に陣取るのはそういった人がほとんどで、帰るにもそれぞれ時間がかかりますからねぇ。日曜日に人が少なくなってしまうのは当然です。が、やっぱり寂しいもんですね、ガラガラのスタンド。