天災続きで
台風に加えて地震、最近は自然にいいようにあしらわれているという感じです。東京も、その前に震度4という地震がありました。棚の上の物が落ちるほどではなかったものの、かなり長く揺れていて、ちょっと構える感じでした。
東名は13日に仮復旧とか言っていましたが、大丈夫なんでしょうか? あんなに壊れちゃっているのに3、4日で直してしまうなんて、すご過ぎます。とはいえ、やはり東海道は日本経済の大動脈なのでしょうから、「あーぁ」とか言って何日も放っておくことはできないのでしょうね。日本の土木工事の技術ってすごいんだなぁと改めて感心している次第です。
お腹にアセモが
われらが番長、三浦投手と握手させていただいたのですが、指が長くて、本当にきれいな手でした。そういえば、ずいぶん前にテレビ番組でピッチャーの座談会か何かを見ていて、引退した川村投手の指が本当にきれいだなぁと感動した覚えがあります。マリーンズの小宮山投手の手もきれいでした。よいピッチャーは、みんな指が長くてきれいな手なのかも……と勝手に納得したのでした(笑)
それはさておき、次に行った試合も、鬼門のドラゴンズ戦にも関わらず観戦勝利。観戦3連勝は、チームの成績をみれば奇跡的なことなのではないかと……。しかしながら、大いに盛り上がってというわけにも行かず、組んだ足の上に頬杖をついたようなスタイルで観戦していることが多く……、気がついたらジーンズで締め上げていたせいでしょうか、お腹にアセモが!
かゆい、かゆい! と言っても、人前でボリボリ掻くわけにもいきません(-_-;) ン段腹になっているのがいけないのでしょう、ここに汗が溜まるのですよ〜。浜スタは、凪になるとピタッと風が止まって、とても蒸し暑くなる時間帯があります。そのときにアセモが発生したような……。家でクーラーつけてゴロゴロとナイトゲームを見るオヤジスタイルが、いちばん健康にいいかも(笑)
長野の桃
今年は気候不順で、野菜や果物はずいぶん影響を受けているようです。その中で、これだけの桃を収穫しているのですから、天晴れなのですが、やはり一番おいしかった年と比較してしまったりして、すみません(笑)
米や麦も大変なことになっているようですね。江戸時代だったら「飢饉」になっていたのではないかと思うくらい壊滅的な地域もあるとか。この際、一揆でも起こすしかないのでは、と。筵旗を掲げて、農水省を襲って……も、まあ、なんの解決にもなりませんわね(-_-;)
川の流れる街
桜並木だけではなく、川沿いは散策路として整備されているところが多いようです。夏の盛りには、緑が陰を落として涼しげ。川には「雁木」というものらしいのですが、舟をつけるような場所があります。階段の下が浅瀬のようになっているとこともあって、貝を採ったりするのだとか。
ついに一度も舟をつけているところにも、貝を採っているところにも遭遇しませんでしたが、昔は水上交通も大いに利用されていたのでしょう。ただ、この川で多くの方が亡くなったと思うと、なかなか水遊びする心境にはなれないのですが、それはそれで考えすぎなのでしょうか。
前回、広島に行ったときに泊まったホテルの近くに「白神社」という名前の神社がありました。小さな神社なのですが、由緒は正しいようです。ここに岩があって、「この岩礁は、広島城築城当時(1591年)海岸線であったこの附近に露出していたもので……」と解説されていました。「え、ここまで海だったの?」。けっこう市内の中心部に近いところだと思いますが。
広島も、お江戸もそうですが、昔からけっこう海を侵食して街づくりをしていたようですね。
広島現代美術館
ホテルからスタジアムに向かう道、ちょっと遠回りをすると「広島現代美術館」のある丘を通ります。モダンアートなんて、まったくわからない無粋な者ですが、濃い緑に誘われて散歩がてら丘を登っていくことにしました。うーん、夏に来るところじゃないかもしれませんねぇ。ときどき犬の散歩をしている人とすれ違います。元気ですねぇ。滝のように流れる汗に、少しばかり「来るんじゃなかった……」と(^_^;)
それでも登りきってしまえば、静かな心地よい空間が開けています。メタリックな造形や、石で作られた塔、「ムーアの広場」と書かれたところには、う〜ん、ちょっと不思議なアーチが置かれています。特別展として「透明ランナーは走りつづける」というタイトルの展示があるようですが、あまり時間がないので今回は中に入るのはやめました。
中庭のようなところに、常設らしき屋外の造形がいくつか展示されています。一番奥にあった「ヒロシマ-鎮まりしものたち」というブロンズ像にはっと息をのみました。何も言わなくても「ヒロシマ」が伝わってくるような……。さすがの芸術オンチの私も立ちすくみました。マグダレーナ・アバカノビヴィッチという人の作品です。どこの国の人なのでしょう。1930年生まれと書いてありましたから80歳近い方ですね。この作品を造ったのは92-93年だそうですから、60歳を過ぎたころ。この作者はすごいエネルギーがある方のように感じられます。
この現代美術館のすぐ近くに「まんが図書館」もあります。「どんなかな?」とのぞいてみたら、要するに書籍のかわりにマンガを閲覧したり、借り出したりできる、普通に図書館でした(笑) 夏休みとあって、子どもたちがたくさん来ています。おばさんたち、場違い……という感じで、そそくさと出てきました。おじゃましました〜という感じです。
ここは丘の上に立つと、目指すマツダスタジアムも見えます。広島市街地はわりに平たい感じで、そういえば建物以外でこんなに見晴らしのいいところは他にはないのではないかしら?