ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2009/08/23  (日) 

処暑

今日で夏は終り、涼しくなっていく日。暦の上では、といいますが、世の中そんなに甘くないって感じですね(笑) 今日も東京は30℃を超えたようです。とはいえ、湿度が低かったので、それほど暑くは感じませんでした。そのうえ、ほんの5分ばかり外に出たときに限って、小雨がパラパラ……。これはよほどついてないのか、行いが悪いのか(-_-;)
 
暦の上というときの暦は、旧暦でだいたいいまのカレンダーより1ヵ月はやくやってくると思えばいいでしょうか。まあ、9月下旬であれば、どんなに残暑で汗だくになっていても、「そろそろ秋ですよ〜」という言葉に納得できます。
 
8月ではまだまだ暑い……と言いながらも、テレビを切って耳を澄ませば、虫の声が聞こえてくるようになりました。うるさいと感じるほどだったセミの声、終わっちゃったかな? 日照が少なくて野菜が育たないとか、値段がむちゃくちゃ高くなってるとか、そういうのは困りますが、身体にとっては涼しくなるのは歓迎。
 
それでも今年は涼しい夏でした。「エアコンつけなきゃ寝られない!」というほどの熱帯夜はほとんどなかったのではないでしょうか。そろそろ学校の夏休みもカウントダウンですよね。街で見かけるうるさいガキども(笑)の姿が少なくなったような気がします。家でおとなしく宿題やってるのかな?
 



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2009/08/22  (土) 

MDプレーヤー

どうしても聞いておかなければならないMDメディアを渡されたのですが、さあ、困りました。私はMDの聞ける装置を一つも持っていません。「まだ、あったんだMDって!」という感じです。
 
これほど寿命の短かったメディアも少ないのではないでしょうか。MDウォークマンは、すぐにiPodなどに取って代わったみたいで、いまではあまり見かけません。レンタルでCDを借りてMDにダビングして使っていた人たちは、もう一度ダビングをしなおさなければならないので、他の再生装置に替えるのも面倒で……といっていました。
 
「短かった」なんて、過去形を使ってしまいましたが、ちゃんと今でも新品は売っています。でも、ほんのちょっとだけ使いたいのに、3万以上出して新品を買うというのもねぇ……。いま、誰か貸してくれる人がいないか捜索中(^_^;) やはりオークションのようなもので中古品を手に入れるしかないでしょうか。
 
そういえば、最近はカセットテープレコーダなんていうのも見かけない道具になっています。私のラジカセは、「カセ」の部分が壊れて久しいのですが、「ラジ」の部分とCDが使えるので、不自由はなく、買い換える予定もありません。カセットテープなんていうものも、そのうち「再生機が見つからない!」なんて騒ぐことになるのかしら?
 
そして、世の中、すでにブルーレイでしょうか? まったく道具の変化についていくのは大変です(^_^;)
 



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2009/08/21  (金) 

世界陸上

なかなかライブは見られないのですが、織田裕二はやっぱり「キターッ!」って言っているんでしょうか?(笑) ボルト選手はすごすぎますね。結果を見るとぶっちぎりでゴールを駆け抜けているシーンばかりです。陸上競技に限らず、世界記録が少しずつでも必ず塗り替えられていく……というのは、人類は進化しているってことなのでしょうか?
 
たまたま「一瞬の風になれ」という本をモモタロウから貸してもらって読んでいました。高校の陸上部のお話なのですが、事前の調整も、心身のバランスも、すべて完璧に行えて、0・01秒を縮められるというストイックなスプリンターのドラマです。同じ人が同じ条件で走っても同じ記録がでるわけでもなさそうです。
 
なるほどぉ〜と思いながら、青春ドラマを楽しんでいたのに、ボルト選手はいとも簡単にホイ、ホイ、という感じで世界記録を更新し、大きな試合で緊張しているという風情もありません。やはり別格なのでしょう。まだまだ記録は伸びそうですね。もう、今世紀はボルト選手の記録を抜く人は現れないに違いない! って、鬼が悶絶しそうです、あと90年以上あるし(笑)
 
かけっこは、シューズの性能なども多少はあるでしょうが、ほとんど道具は関係なくて、身体能力だけの勝負ですよね。どこの筋肉を重点的に鍛えるかとか、スタートのバランス感覚とか、いろいろな要素があるにしても、トレーニング技術が進んだことが記録を伸ばすことに寄与しているのか……。それで世界新がでるのか……。江戸時代の飛脚がマラソンか何かにエントリーしたら、勝てるってことはないのかしら?
 
10メートルも走れば息切れで死にそうになる人間が、100メートルを数秒で走る人たちのことを想像しても、わかるわけがありません(笑) 素直に「すごいなぁ〜」と驚いていることにしましょう。すごいなぁ〜。
 



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2009/08/20  (木) 

生キャラメル

銀座四丁目の角から見えるあたりに、なんだか派手なピンクのショップができていました。そういえば、銀座なんかずいぶん久しぶり。なんのお店だろうと近づいてみたら「花畑牧場カフェ」とありました。あぁ、あの一世を風靡した感のある北海道のキャラメル屋さんですね。名前は知っていましたが、まだ本物を食べたことがありません。北海道のおみやげとして人気なのだとばかり思っていたら、けっこうあちこちで手に入るようになっているみたいですね。
 
話のタネに一つ買って帰ろうかという相談がまとまり、店をのぞいてみるとけっこうな混雑です。歌舞伎が終わってからでも閉店までに30分ぐらいあるようなので、「帰りに寄ってみよう」とひとまず退散。夜10時近くなって再び足を向けたら、さすがに空いていました。といっても、この時間でまだ数人のお客さんはいるのですから、たいしたものです。
 
なんて言っていたら、20人ぐらいの団体さんが来た! 「買うなら急げ!」とばかりレジに向ったのですが、レジは2階にあります。そして、レジのとなりで3種類の生キャラメルを作っていって、「アイスクリームのせはいかがですか?」とおねえさんに勧められます。なかなか商売がうまいですねぇ(笑)
 
私は2階に上がった瞬間に、キャラメルの甘〜い、甘〜い匂いにノックアウトされて、頭がクラクラ。早く帰ろうモードにスイッチが入ったのですが、連れがマンゴー生キャラメルアイスクリームを食べると言い出し、私もご相伴させていただきました(-_-;) 匂いほどは甘くなくて、マンゴーの味がほのかに感じられました。アイスクリームもおいしかったです。
 
家に持ち帰って食べた生キャラメルは、確かにとろっと口の中でとろけ、優しい食感です。作る手順を見ていると、あれだけ手間隙かけて作るのだから、1粒70円以上というのも納得ですが、たぶん、私はもう買うことはないでしょうね(笑) 
 



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2009/08/19  (水) 

「怪談乳房榎」

寺子屋時代の友だちに「歌舞伎のチケットが手に入ったよ〜」と誘ってもらい、「八月納涼大歌舞伎」に行って参りました。少し前に私が「八月は観たいなぁ……」とつぶやいたのを聞いていて、手配してくれたもの。プレオーダーでうっかり申し込み忘れたので、もう観られないと思っていました。持つべきものはお友だち、ですね。
 
最初の出し物は「お国と五平」という一幕物で、三津五郎が妙にハマっていて、短い物ながら楽しめました。勘太郎も存在感がでてきましたね。って、もう結婚しようってトシですものねぇ、じゃなきゃ困りますね(笑)
 
メインの「怪談乳房榎」は、福助と橋之助がたくさん見られて、それだけでも幸せですって感じの配役ですが、やっぱり勘三郎はすごいですねぇ。なんといっても圧巻は変身っ! です。ひとりで3役、厳密に言えば4役、やっているのですが、柱の陰に入って、出てくるときには別の人を演じている……というような。
 
花道ですれ違いざま入れ代わるというのもありました。あいにく花道がちょっとしか見えない席だったので、入れ代わったのはわかったのですが、どう入れ代わったかは見えませんでした。残念! そして、それぞれの役を見事に演じ分けているのですからねぇ。こんがらがらないのかしら(笑) ときどき花道の下をドドドッと走る足音を聞かせたり、「こっから抜けてますよ〜」という感じに引っ込み方を見せたりで、そういう楽しませ方もしています。サービス精神旺盛ですね。
 
いっぱい着物を着た人から、単衣に替わるなら、下に着ていて脱げばいいのかなと思ったのですが、単衣からたくさん着てる人に替わるには? たぶん、引っ込んだとたんに数人の人がわっと取り付いて脱がし、さらに数人がわっと取り付いて着せるというようなことをやっているのでしょう。演じている勘三郎もそうとう大変ですが、これは裏方さんも並大抵の大変さではないでしょうねぇ。
 
歌舞伎はかなりおもしろくて、通っていいというなら毎週ぐらい行ってもいいくらいなのですが、実際は年に1回、多くて2回というところ。うちに立ち寄る諭吉さんは逃げ足が速くて、ほとんど留まってくれませんからねぇ。それで、昼の部は一幕見しようと相談していました。ところが夏休みで外国人観光客も多く、一幕見のチケットを買うためには1時間以上行列だとか。この暑いのに? 「涼しくなったらにしようか〜」とあっさりと挫折。「いつかは……」。観たのは怪談ですが、「お化け」と「いつか」は出たためしがないとかいいますから、果たして実現しますかどうか。
 
今年に入ってから、毎月「さよなら公演」です。歌舞伎座解体まであと255日……って、まだ8ヵ月以上あるんですよね、さよなら公演(笑) ずいぶん長きにわたって別れを惜しむものです。確かに老朽化している歌舞伎座ながら、なくなると思えばやはり残念な気がします。
 



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