そうだったのか、20世紀少年
1と2を見て3を見ないのは気持ち悪いというわばかりではなく(笑)、素直におもしろいんですよね。シリーズで10回ぐらいやってもらってもいいぐらい(^_^;) ともだちは、あの人ではないかと……思っていた人が「あたり!」で、けっこううれしかったりして(笑) エンディングの前のエンディングシーンも20世紀っぽくってよかったです。20世紀、というよりいま流行りの言い方だと、昭和の匂い……でしょうか(笑)
ゲストっていうのでしょうか、今回もあらあらという場面に、あらあらという人の顔をいろいろ発見して、これもおもしろかったです。最後はちょっとパラレルワールドを感じさせるような。世界はどうなっていたのでしょうか。
もう一つ、見たかったのが「火天の城」。これも、ちょっと足をのばせば、今月いっぱいぐらいはどこかで見られそうなので、頑張ってみようかと思います(^_^;)
ただいま〜
しかし、今回の旅はどうやら壊し屋のオーラを背負っていたらしく、フラットの急須とお茶碗を割っただけではあきたらず、自分の爪を見事に割り、友人宅のシーツにボールペンの大きなシミを作り、極めつきは空港まで送ってくれた友人のクルマを壊したらしいです(-_-;) 前のクルマが何かを跳ね飛ばし、友人のクルマの左前方で何かが当たる嫌な音がしたのですよ。ライト一式その他周辺、完全に取り替えなければならない大けがになっちゃったようです。なんだか申し訳ない……。
飛行機は大丈夫か? という感じですが、クアラルンプールから成田までのマレーシア航空088便のキャプテンは、すごく運転が上手でした。とくに、ランディングはほんとにふわっと鳥が降りるように優しいタッチの日本の陸地に着きました。これで、ひとまず私の負のオーラも消えたのではないかと思います(笑)
明け方、「左側のお席のお客さまは、富士山がきれいにご覧になれます」という不思議な日本語の案内で、左窓際に座っていた私も窓の外を見ると、雲海の上に顔をだした富士山の山頂部分がとてもくっきりご覧になれました(笑) 他の部分はすべて雲の下ですから、やっぱり富士山は高いのですねぇ。
日本に帰って一番感じるのは、水の豊富さです。量も質も。同じようにペットボトルに入って売っている水でさえ、日本のはマイルド。水道水もマイルドだから、ご飯の味や味噌汁をはじめとするスープ類の味が違います。硬い水のほうがおいしい料理もありますが、やっぱり和食は柔らかい水で作ったものがおいしいように感じます。
そして、お風呂。ゆったり浸かって、中で居眠りまでしてしまいそうです。湿度が少ない地域ではシャワーだけでまったく苦にはならないのですが、帰ってくるとやっぱりバスタブにお湯を満たして、の〜んびり浸かるとリラックスできる気がします。お風呂の文化を世界に輸出しましょう!(笑)
インド洋
今日は、用もないのにフリーマントルの街へ行ってきました。港の突端にあるマリン・ミュージアムをのぞきに。この博物館には、むかしイギリス人が入植したころの船からアメリカズ・カップを戦ったオーストラリアチームのヨットなど、さまざまな船が展示されています。この辺りで行われていた漁業の方法や何を獲っていたのかもわかります。
中を案内してくれるガイドツアーがあると言われたのですが、ガイドツアーがあると言われていることを理解することさえ大変なんだから、たぶんガイドされてもわからない……(笑) で、ひとりぐるっと見物してきました。
この辺りから見える海は、ザ・インド洋! という感じ。海も空も真っ青です。海の深さのせいでしょうか、微妙に緑や群青も入り混じって、ときおり白い波が風に押されて顔を出し、本当に美しい風景です。写真に撮っても、この美しさはなかなか伝わらないのではないかと思います。フレームで切り取ってきれいな海もありますが、ここは切り取らないほうがきれいかも。
崖の上にしばしたたずんだあとは、少し陸地へ進んで、フリーマントルのもうひとつの名所? 刑務所跡を見に行ってきました。なかなか立派な建物で、いまでも鉄条網などが残っています。昔の刑務所は、拷問なども行われていて、けっこう過酷ですね。こんなのどかな港町にも、いろいろなできごとがあったに違いないと思わせる歴史の遺物でした。
失礼ね!(笑)
管理人さんは日本へ行っちゃったし、さて、困ったと思いましたが、「要するに似たようなものを探して、代わりに置いていけばいいのよね」と。キッチン用品のお店やら、何を売ってるのかわからないお店(笑)やらをふらふら歩いて、似たようなものを見つけて買ってきました。
買った急須(らしきもの)の箱をマイバッグに入れて、そうそうきゅうりを1本買っていきましょうとスーパーマーケットに入りました。きゅうり1本と言っても、こちらのは大きくて、すりこ木くらいはありますが。
この1本を持って、レジに並び、私の番が来たときに、レジ係に「Show me your bag」と言われ、マイバッグを無理やり広げられました。「please」でもなければ「excuse」でもありません。「へっ?」と思ったら、どうも万引きだと思われたらしいのです。
万引きだったら、もっとうまくやると思うんだけど。きゅうり1本もってレジに並びますか、普通(笑) そして、私のバッグを探って何も盗ってないことを確認すると、「1ドル」と言って、さっさときゅうりをカウントします。ごめんなさいでもなんでもないんですから。
そりゃ、人相も悪くて貧乏くさいオバサンかもしれないけど、そりゃ〜ないでしょう〜。中国系のお姉さんです。Woolworthというでっかいスーパーマーケットのモーリー店ですけど、二度とお宅じゃ買い物しないよ! って、たぶん、モーリーで生活するのも今日が最後なんだけど(笑)
ろくに言葉が通じない場所ですから、いろいろなことがありますが、ドロボーだと思われたのは初めて。スーパーでは、大量に買い物をしないと怪しまれるようです(-_-;
キングスパーク植物園
キングスパークには、そぞろ散歩に何回か行ってはいたのですが、奥の植物園のほうまではなかなか足をのばせませんでした。お天気もいいので(って、毎日、お天気はいいのです(笑))、ランチボックスを持って、今日は植物園に行ってみることにしました。
見事に春の花がいっぱい。植物園なので、それぞれ名前の書いてあるプレートがついていますが、とにかく色とりどりの花がこれでもかっ!というくらい咲いていますから、そんなにいっぺんに覚えられるものではありません(^_^;
その中では、絶対にすぐ見分けがつくのがカンガルーポーです。キングスパークでは、まあ、どっちを向いてもカンガルーポーの花盛り。「あっ、カンガルーポーだ!」と騒いでいるのは、たぶん、昨日か今日にパースに来た人。
3日目ぐらいからはカンガルーポーやボトルブラシには騒がなくなるはず(笑) ブラックカンガルーポーなら、ちょっとは注目してもらえるかもしれません。
植物を見て歩くと、西オーストラリアってやはり砂地っぽいところなんだなぁと思います。荒れた土地に這うように広がっていく植物が多いように思われます。いまが盛りの花は、何気なく咲いているようで、実は係員の方々が懸命に世話をしているようですよ。
公園の真ん中で、植物ではないカンガルーの赤ちゃんを抱いている植物園のスタッフらしき人に遭遇。確かに赤ちゃんカンガルーの手は、カンガルーポーそっくりです。逆ですか(笑) 子どもたちが集まってきて、さわらせてもらったり、名前を聞いたりしているのは微笑ましい風景でありました。
キングスパークだけではなく、ワイルドフラワーは種類も多く、ユニークな花もいっぱい。ワイルドフラワーツアーにも連れて行ってもらいましたが、多すぎてまだ写真の整理もできない状態です。少しずつ整理して、近いうちにアルバムでも作ろうかと思っています。