ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2009/12/02  (水) 

新宿のイルミネーション

今年もサザンテラスのイルミネーションが始まりました。といっても、始まったことをまったく知らずに夕暮れの新宿を徘徊。サザンテラスに行ってみると、あれ、イルミネーションがないじゃない? 「今年はやらないのかなぁ?」「不況だしねぇ」などと連れと話しながら、広い横断歩道を渡って、帰りかけました。「さよなら」と別れる前に、ちょっと後を振り返った連れが、「わっ、灯った!」 
        

振り返ると、昨年よりは明るくなったようなイルミネーションが輝いていました。そう、ジャスト5時。私たちは、4時59分ぐらいに、「なーんだ、やってないんだ〜」などと言って帰りかけたのです(笑) 点灯時間ぐらい把握してなければいけませんねぇ、見に行くなら(-_-;) 
 
今年のイルミネーションは、昨年と同じくらいの規模ですが、ちょっと電球の数が増えたかもしれません。JRビルの前に立つスイカのペンギンは今年も元気。光の列車も可愛いです。そろそろあちこちでイルミネーションが見られる季節になりました。今年は、原宿が復活したとか。近いうちにそっちにも行ってみたいなぁと思っています。

 


 



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サンかえるサンかえる ¥780
旅から無事「かえる」に加えて、金運を招く財「かえる」、健康を取り戻す甦「かえる」の揃い踏みです。コンパクトで可愛らしいので、形態のストラップ、バッグの飾りなどに咲いていて。金運とともに旅から帰ってこられるかも。
2009/12/01  (火) 

屋台風の小路

御殿山の黄葉を眺めて、JR品川の駅まで無事到着。線路沿いに歩いていくと、線路の下っていう感じのところに、屋台のようなお店が連なっていました。丼物屋さんとラーメン屋さんの集合体? 思わず階段を降りて、見に行ってしまいました。いろいろな種類の丼や各地のご当地ラーメンがこんなところに集まっていたなんて、まったく知りませんでした。
 
ところが残念。お昼に食べたどーしよーもない天丼が胸につかえていて、気持ちは食べたくても、まったく何も食べられない状態(笑) 今度は、ここでラーメンを食べることを目的に品川へ行ってみようかと思います。誰か、食べた人はいますでしょうか? 有名なのかな?
 



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金運七福神金運七福神 ¥780
それぞれの表情もなかなか味のある七福神が集合。七柱の神様たちがそれそれの運を運んできてくれます。とりわけ大黒様の金運は強力。恵比寿様は商売繁盛の神様です。カラフルでアクセサリーとしても楽しめます。
2009/11/30  (月) 

品川宿

品川寺を後に露天の連なる参道を歩いていくと、広い道に出て、縁日気分もここで終わり。さて、青物横丁駅は品川から京浜急行で3つ目ですが、私鉄は駅と駅の間が短いことが多いので、ひょっとしたら品川駅まで歩いて帰れるのではないかと思い、交通整理をしていたおじさんに聞いてみました。すると、「40分ぐらいかかるよ。青物横丁の駅はそこだから!」と。よっぽど歩けなさそうに見えたんでしょうねぇ、私たち(笑) そんなおじさんの制止?を振り切って、旧東海道品川宿を歩くことにしました。

 
商店街になっている旧東海道を歩いていると、ちょっと奥まったところに小さな神社を発見。子ども連れの狛犬と龍が巻きついたような珍しい石灯籠がありました。解説版はなかったのですが、白い板があったので、準備中かな?

       
次に見つけたのは、天妙国寺という大きなお寺です。立派な門にいわれがあるようです。門の前に立つ石柱には「妙国寺」とありますが、1285(弘安8)年の開基で、江戸時代まではその名であったとか。徳川家康が江戸に入ったとき、ここに宿泊したといわれています。本堂の裏のお墓所には剣豪伊藤一刀斎などのお墓もあるそうです。当日は何かの会合が行われていて、ちょっと入りにくい雰囲気だったので、墓地には立ち入りませんでした(^_^;) 新しくできたような感じでしたが、こじんまりとしたなかなか素敵なお庭を拝見することができました。
 

レンガの小屋に入っているお地蔵様とか、本気で朽ちかけているようなお寺とか(^_^;) とくに観光客を意識していないユニークな建物にもしばしば遭遇。品川宿もなかなかおもしろいところです。そして、真っ赤な橋の欄干の先にあったのは荏原神社。品川区の鎮守さまなのだそうです。赤ちゃんを連れて、お宮参りに来ているご一家と遭遇しました。交代で写真を取り合っていたので、おせっかいな私は、「撮りましょうか?」とおじいちゃんからカメラを奪い、パチリと(笑) あ、いまどきのデジカメはパチリというイメージではないですけどね。
 
とはいえ、「○○跡」という石碑のようなものが多く、いくつかのお寺以外は、あまり古を忍ばせるようなものは残っていません。品川宿は、お江戸第一の宿場で、その後も東京の中心地のひとつでありつづけたのだから、そりゃあ、古い建物なんか残ってないよねぇ、という感じ。古いものを残しておこうなんて、衣食足りてはじめて思うこと。凍えそうになれば世界遺産だって、焼いて暖をとり、ひもじければ、国宝だって売って飢えをしのぐのですから。古いものを残しておきたいなんて思うのは、つまりは余裕なんでしょうね。現代人がまがりになりにも衣食足りてるから(笑) これからはわからないですけどねぇ。
       

        



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みんなでかえるみんなでかえる ¥780
七福神に模した7匹の楽しげな「かえる」たち。楽器も持ってなかなかにぎやかです。無事「帰る」祈りが込められていますが、もちろん「福」も持ち帰ります。
2009/11/29  (日) 

品川寺

海雲寺の隣に品川寺というお寺があります。品川宿の、ひいては品川区のおおもとなのでしょうか? 「ほんせんじ」と読むそうです。知らなきゃ読めませんね。がんばっても「ひんせんじ」まででしょう(笑) まあ、地名や人名などはいずれそんなものではあるのですが。おおきな寒村様があり、盛大にお線香が手向けられていました。「品川観音」と呼ばれる、江戸三十三ヵ所観音霊場の第31番だそうです。
 
青物横丁駅の前は、ジュネーブ通りといいます。なんでここにスイス? と思ったら、このお寺が関係していたのです。品川寺には、1657(明暦3)年の銘があり、徳川幕府第4代将軍徳川家綱の寄進とされる梵鐘がありますが、この鐘は幕末に海外へ流出し、その後、行方不明となっていたそうです。パリ万博(1867年)やウィーン万博(1871年)に展示されたという話があり、大正時代中期の住職が、鐘がジュネーヴ市のアリアナ美術館に所蔵されていることを突き止めたのだそうです。
 
外務大臣をはじめ多くの人々が返還交渉をした結果、1931(昭和6)年にジュネーヴの好意によって品川寺に返還されたのだとか。それを受けて、品川寺からジュネーヴ市に新しい梵鐘が贈られ、品川区とジュネーヴ市は友好都市となったというのですが、これが1991(平成3))年のことというと……、ずいぶん反応が鈍いなぁ〜という感じですね(笑) なんと60年も経ってからです。これがジュネーブ通りがあるいわれだったのですね。
 
品川寺の境内には、見事なイチョウが黄葉していました。推定樹齢600年とのことです。かなりの高齢樹ですが、元気いっぱい。約600年前といえば、室町時代? 衰退したり、復興したりの歴史はあるようですが、ずいぶん古くからあるお寺のようです。建物や信仰は変わっても、この木はずっとここにたたずんでいたのだと思うと、ちょっと感慨深いです。
 



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身代わり瓢箪身代わり瓢箪 ¥980
生まれ年の守護神があなたの厄をすべて身代わりとなってせおってくれるという瓢箪(ひょうたん)です。上部からのぞくと、それぞれの神様のお姿が見えます。色は白、緑、橙の3色あります。ご購入の際には「連絡事項欄」に“必ず”●生まれ年●ご希望の色をお申し出ください。
2009/11/28  (土) 

海雲寺「千躰荒神祭」

今日はお天気もよかったので、品川の海雲寺へ行ってきました。京浜急行の「青物市場」という駅ではじめて下車。駅前に市場が……というイメージでしたが、普通の駅でした(笑) 海雲寺には台所の神様として知られる火と水の神、千躰荒神が祀られているお寺です。に荒神様をお祀りすれば一切の災難を除き。衣食住に不自由しないといわれていますが、あ、うちは祀ってない……。
 
小さなお寺ですが、本堂では護摩が焚かれ、多くの人々が参拝していました。九州鍋島家が島原の乱のときに、戦勝を祈願して千躰荒神を祀ったものが海雲寺に受け継がれたと説明されています。江戸時代の終わりごろからから「品川の荒神様」として人々の信仰をあつめるようになったとか。現在でもお札を受ける人、護摩祈願をする人々がたくさん集まっています。
 
でも、かつてはお正月に「荒神様へ」といって鏡餅をお供えしていました。我が家は下町文化の家なので、むかしは台所だけではなく、トイレなど家のあちらこちらに鏡餅をお供えして、いろんな神様に無病息災をお願いしていたように思います。最近は、鏡餅は、床の間に一つだけ。そういう八百万の神様を大事にする習慣もなくなりつつあります。我が家だけ?
 
品川の千躰荒神は江戸時代からかまどの神様として多くの人々から信仰されていたものだそうです。境内をはじめ、参道にもたくさんの露店が出ていました。「荒神松」という松の小枝があります。荒神様を祀る棚をお祓いするものだとか。多くの方々が買い求めていらっしゃいました。私はお榊しか知らなかったので、「へぇ〜」という感じです。
 
露店には釜の形をしたおこしを並べている店もありました。かつてはお札とともにみんな買ってかえったものだと露店の人が言っていましたが、いまではあまり人気はないのかも。近くでカルメラ焼を実演しているお店のほうが人を集めています。なんだか懐かしい感じですね、買わなかったけど(^_^;)
 



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打出の小槌(ストラップ)打出の小槌(ストラップ) ¥980
商売繁盛、福の神の恵比寿様、大黒様。サイコロはどこ転がしてもいい芽が出るサイコロ、災難を切るかえると心臓、肝臓、腎臓、すい臓、脾臓、身体に命令する脳を守るひょうたんが、縁起のいい打ち出の小槌に収まっています。縁を結ぶ祈願された5円玉も一緒に。
深大寺御開帳
オブジェ