波除神社
築地といえば、波除神社。名前だけでも、ああ、かつてこの辺りまで海だったんだなぁと、お江戸に思いを馳せることができます。何度も前を通りながら、実はちゃんとお参りをしたのは今回が初めて(^_^;) 両脇に大きな鬼の面が鎮座していることを知りませんでした。かなりの迫力ですね!
厄除けの茅の輪が作られている時期ですから、せっかくなので3度くぐって、厄除けもし、お参りもきっちりしてきました(笑) 神社の脇には玉子塚、魚塚、海老塚、すし塚、鮟鱇塚などが並んでいます。いかにも築地が海産物とともに発展してきたことを思わされます。玉子は海のものではありませんが、玉子焼きが築地名物になったのは、いつ頃からなのかしら?
海鮮フライ定食
どんなに並ぶのが嫌いでも、お昼どきに場内では、並ばないと何も食べられないという感じなので、とにかく並びます。後に並んだおじさんが、小声で「はやく食え〜」とな何度もつぶやいていましたが、そう、自分はゆっくり味わいたいけど、前に入った人には急いで食べていただきたい(笑) わずか12、13人しか座れないカウンターだけの店ですから、ひとり出てきたら、ひとり入ると……。私たちは3人組でしたが、ひとりずつバラバラに呼ばれました(^_^;)
私は座ったのはちょうど少し前に入った友人の隣。友人は、海老、ホタテ、穴子の定食を頼んでいました。穴子は天ぷらではおなじみですが、フライはかなり珍しいですよね。大変、おいしかったそうです。私は、海老、ホタテ、牡蠣、なんか、友人のよりホタテが小ぶりじゃないですか〜?(^_^;) といっても、十分、食べではありました。
先に入った友人が食べ終わり、そこに待っていた人が呼ばれました。カップルで、ふたり一緒でなければ……と、ちょっとごねているようです。お店の人が「すぐにあきますから!」と何度も叫んでいます。すぐにあくって、私? 私はまだフライがひとかけとご飯が三口ぐらいとお味噌汁が半分は残っているんですけど……(-_-;)
しぶしぶ入ってきた女性が隣に座り、何度もチラチラと顔を見られました。えー、わたし〜? あわててご飯を口いっぱいに放り込み、お味噌汁をがぶ飲みし、フライを食べて、野菜をちょっと残してあせって席を立ちました。でもねぇ、ふたりで顔を見ながら仲よくおいしいものをたべよねっていうことなら、こういう店は選ばないほうが……。まあ、私があせって席を譲る筋合いもないといえば、ないんだけど(笑)
築地ツアー
恒例の年末築地ツアーに行ってきました。昨年よりちょっと早かったせいでしょうか、そんなに混雑している印象はありませんでした。景気が悪いってことと関係があるのかな? 売っているものの値段に関しては、あまり安いとも思えません。家の近くに市場があって、だいたい似たような値段で売っているからかも。安いという意味ではアメ横のほうが安いかもしれませんね。
って、もっとギリギリ年末になったら、買い物客も増え、値段もやすくなるのかな。近所に市場があるといっても、売っているもの種類や品数は、もちろん、築地にかなうものではありません。本当にまぁ、いろいろなものが所狭しと並べられています。見て歩いているだけで、けっこうお腹いっぱいという感じ(笑) 今年は昆布と数の子を少しばかり買ってきました。
我が家はお正月の支度といっても毎年、テキトーなものなので、築地やアメ横に買い出しに行く習慣はありません。この時期、築地に行くのは3年目ですけど、買い物というよりは、遊びに行く感じです。観光といえば、年を追って、外国人の姿が増えていますね。大江戸線の「築地市場」駅の駅員さんは、英語がしゃべれます!(笑)
待ち合わせにちょっと早目に着いたので、改札近くでフラフラしていたら、駅員さんが外国人を呼び止めて話をしていました。道を聞かれたりもするのでしょうねぇ。築地とか浅草とか、そういう駅には、英語の話せる人が配属されるのかしら?
エスカレータ
どうやるのだろうと見ていると、係員が止ったエスカレータのどこかをポンと押すと、ステップが2段1組で平らなまま動き出します。そのうえ、ちゃんとクルマ止めまで立ち上がってくるのですよ。いや〜、最近のエレベータはよくできているものだなぁ〜と感心してしまいました。なかなか優れものです。
車椅子の方の乗降が終わるまでエレベータは貸し切り状態になりますが、開放されるのを待っていたのは、ごく高齢のご婦人ひとりだけでした。いつもぎっしり鈴なりのエスカレータですが、なーんだ、みんなやろうと思えば階段が使えるんじゃない(笑) メタボとか運動不足とかぼやいている方々、やればできるのだから、日頃から階段を使いましょう!
自宅のある駅でスーパーマーケットに立ち寄りました。最近、趣味になっているような(^_^;) そこで下りのエスカレータに乗って(自分も階段使えって!)地階に行こうとすると、こっちは上りのエスカレータが止ってました。こっちは事故! 老婦人がカートを押したままエスカレータに乗って、ひっくり返った模様です。
エスカレータのステップはけっこう高さがあるので、動くにつれて前輪が持ち上がり、乗せてあったカゴの中の買い物の重さも加わって、堪えられなくなったのではないでしょうか。しかも、下に向って仰向けに転び、カゴの中の物が散乱して上にふりかかりといった状態。腰や頭を打つパターンです。係員の方がすでに救助に駆けつけていたので、お手伝いはしませんでしたが……。
ぐるっと一回りしてレジに到着すると、すでにエスカレータはなにごともなかったように動いていましたし、救急車が来た形跡もないので、たぶん大丈夫だったのだろうと思います。よかったですね。でも、これ、一つ間違うと命取りって感じです。この店は、地階と1階はぐるぐる巡り歩いてレジは一緒でいいというスタイルです。階ごとにレジに並ばなくていい分、便利です。しかし、カートは……。エスカレータに乗るときは、カゴを手にもって、その階のカートに乗り換えたほうがよさそうです。
有機野菜
農業にはまり込んで、ついに茨城に移住し、せっせと土と仲よくなってる友人が、みなとみらいの物産展に出店するというので、出かけていきました。近隣、とくに三浦あたりからの出店が多かったのですが、青森や鹿児島など、日本中から自分で作った野菜や果物などもってきたお店でにぎわっていました。のぞいて歩いているだけでも楽しいです。ジャムや搾りたてのジュースなどもおいしそう。形の不揃いな大根や人参は、スマートなものより新鮮に見えちゃったりするからおもしろいものです(笑)
友人のブースには掘りたての芋、新米、味噌などが並んでいました。焼き芋を作っていたので、その場で1つ買って、食べたのですけれど、甘くておいしかったです。焼き芋なんて、ずいぶん久しぶり。週末だけのイベントですが、今月いっぱい、週末は神奈川方面に出店の予定らしいです。来週は川崎だったかな。そう何度も訪ねていくわけにはいきませんが。
ステージが設けられていて、それぞれの出展者が自家製品のアピールをしていました。作り手の顔が見えて、その人が「自信作です!」なんていう果物や野菜は、ついつい食べてみたくなりますね。私は、実は別の用事で来ていたので、電車だったし、おいしそうな大根やお芋はちょっともって帰れない……。いっぱい買い物をしていたのは、きっと地元の方々でしょうか。
価格は産直値段で安い!というものもありましたが、有機野菜は手がかかっている分、少し割高でしょうか。安心料というものかもしれません。お財布が軽いこともあって、この選択はびみょ〜です(笑) 売られているのは有機野菜ばかりではなく、低農薬野菜というのもありました。この表現も微妙ですね。何に比べてどのくらい「低い」のか、わかりにくいものでもあります。
場所はみなとみらい線の「新高島」だったのですが、横浜駅から歩いても7、8分なので、ぶらぶらと歩いてみました。関内にはけっこう詳しいのですが(笑)、みなとみらい地区は2、3回しか行ったことがありません。高島町のあたりは初めてで、道路標示をみながらキョロキョロ。大きなビルがたくさん並んでいます。どこからともなく潮の香が流れてくるのが横浜らしい……。開発は進んでいるのでしょうが、まだ空き地もけっこうあって、ビルの谷間にススキが揺れていたりするのが不思議な感じです。
帰りは日産のギャラリーを通って駅まで。東銀座にあったときより、広くて天井も高くて、なかなか遊べる場所になっています。家族連れなどが、けっこう楽しそうに展示されているクルマと戯れていました。これからは電気自動車ですかね? 私は路面を感じる硬派なクルマが好きなので、時代には取り残されています(笑) そういうクルマはもはや買えないので、いまは走ればいいや風のクルマに乗っています。そろそろ、クルマもいらないやになりそう(^_^;) どこかにいい自転車はありませんかね?(笑)