汐留のイルミネーション
汐留のイルミネーションがきれいだと聞いて、出かけてみました。再開発ですごく変ったという話は聞いていましたが、なんだかすごくシティって感じになっています。と、言っても、実は汐留に降りたつのは初めてで、変ったといわれても前を知りません(^_^;)
まだ薄明るく、点灯にはまだ時間があったので、ちょっとフラフラと見物して歩きました。なんだか広くて、さっぱり地理がわかりません。標識に従って行っても、どこをどう歩いているのか……。とりあえず、汽笛一声新橋の♪ゼロマイル標識と、鉄道が敷かれた当時の線路を見て来ました。ビルの谷間にちょっとだけ線路……。なんか、おもしろい風景です。夜になるとここにも汽車のイルミネーションが輝きます。
そろそろかなと思って、そこはなんという名前なのかな、シオサイト? のイルミネーションを見物にもどると、あらあら、大勢の人が取り囲んでいまか、いまかと待っています。中に入るために並んでいる人もずらり。ちょっと高くなっていて、一望できるところは人がぎっしりで……。そうだったのかぁ〜、うろうろせずに待っていなくてはいけなかったのか〜(笑)
それでは、上のブリッジへ上がってみましょう。ちょっと迫力には欠けますが、全体を見渡すことができます。灯がともった瞬間は、とてもきれいでした。イルミネーションもそうですが、ビルのガラスの壁に映っているのが、幻想的な雰囲気をかもしだして、なかなか素晴らしいです。
波除神社
築地といえば、波除神社。名前だけでも、ああ、かつてこの辺りまで海だったんだなぁと、お江戸に思いを馳せることができます。何度も前を通りながら、実はちゃんとお参りをしたのは今回が初めて(^_^;) 両脇に大きな鬼の面が鎮座していることを知りませんでした。かなりの迫力ですね!
厄除けの茅の輪が作られている時期ですから、せっかくなので3度くぐって、厄除けもし、お参りもきっちりしてきました(笑) 神社の脇には玉子塚、魚塚、海老塚、すし塚、鮟鱇塚などが並んでいます。いかにも築地が海産物とともに発展してきたことを思わされます。玉子は海のものではありませんが、玉子焼きが築地名物になったのは、いつ頃からなのかしら?
海鮮フライ定食
どんなに並ぶのが嫌いでも、お昼どきに場内では、並ばないと何も食べられないという感じなので、とにかく並びます。後に並んだおじさんが、小声で「はやく食え〜」とな何度もつぶやいていましたが、そう、自分はゆっくり味わいたいけど、前に入った人には急いで食べていただきたい(笑) わずか12、13人しか座れないカウンターだけの店ですから、ひとり出てきたら、ひとり入ると……。私たちは3人組でしたが、ひとりずつバラバラに呼ばれました(^_^;)
私は座ったのはちょうど少し前に入った友人の隣。友人は、海老、ホタテ、穴子の定食を頼んでいました。穴子は天ぷらではおなじみですが、フライはかなり珍しいですよね。大変、おいしかったそうです。私は、海老、ホタテ、牡蠣、なんか、友人のよりホタテが小ぶりじゃないですか〜?(^_^;) といっても、十分、食べではありました。
先に入った友人が食べ終わり、そこに待っていた人が呼ばれました。カップルで、ふたり一緒でなければ……と、ちょっとごねているようです。お店の人が「すぐにあきますから!」と何度も叫んでいます。すぐにあくって、私? 私はまだフライがひとかけとご飯が三口ぐらいとお味噌汁が半分は残っているんですけど……(-_-;)
しぶしぶ入ってきた女性が隣に座り、何度もチラチラと顔を見られました。えー、わたし〜? あわててご飯を口いっぱいに放り込み、お味噌汁をがぶ飲みし、フライを食べて、野菜をちょっと残してあせって席を立ちました。でもねぇ、ふたりで顔を見ながら仲よくおいしいものをたべよねっていうことなら、こういう店は選ばないほうが……。まあ、私があせって席を譲る筋合いもないといえば、ないんだけど(笑)
築地ツアー
恒例の年末築地ツアーに行ってきました。昨年よりちょっと早かったせいでしょうか、そんなに混雑している印象はありませんでした。景気が悪いってことと関係があるのかな? 売っているものの値段に関しては、あまり安いとも思えません。家の近くに市場があって、だいたい似たような値段で売っているからかも。安いという意味ではアメ横のほうが安いかもしれませんね。
って、もっとギリギリ年末になったら、買い物客も増え、値段もやすくなるのかな。近所に市場があるといっても、売っているもの種類や品数は、もちろん、築地にかなうものではありません。本当にまぁ、いろいろなものが所狭しと並べられています。見て歩いているだけで、けっこうお腹いっぱいという感じ(笑) 今年は昆布と数の子を少しばかり買ってきました。
我が家はお正月の支度といっても毎年、テキトーなものなので、築地やアメ横に買い出しに行く習慣はありません。この時期、築地に行くのは3年目ですけど、買い物というよりは、遊びに行く感じです。観光といえば、年を追って、外国人の姿が増えていますね。大江戸線の「築地市場」駅の駅員さんは、英語がしゃべれます!(笑)
待ち合わせにちょっと早目に着いたので、改札近くでフラフラしていたら、駅員さんが外国人を呼び止めて話をしていました。道を聞かれたりもするのでしょうねぇ。築地とか浅草とか、そういう駅には、英語の話せる人が配属されるのかしら?
エスカレータ
どうやるのだろうと見ていると、係員が止ったエスカレータのどこかをポンと押すと、ステップが2段1組で平らなまま動き出します。そのうえ、ちゃんとクルマ止めまで立ち上がってくるのですよ。いや〜、最近のエレベータはよくできているものだなぁ〜と感心してしまいました。なかなか優れものです。
車椅子の方の乗降が終わるまでエレベータは貸し切り状態になりますが、開放されるのを待っていたのは、ごく高齢のご婦人ひとりだけでした。いつもぎっしり鈴なりのエスカレータですが、なーんだ、みんなやろうと思えば階段が使えるんじゃない(笑) メタボとか運動不足とかぼやいている方々、やればできるのだから、日頃から階段を使いましょう!
自宅のある駅でスーパーマーケットに立ち寄りました。最近、趣味になっているような(^_^;) そこで下りのエスカレータに乗って(自分も階段使えって!)地階に行こうとすると、こっちは上りのエスカレータが止ってました。こっちは事故! 老婦人がカートを押したままエスカレータに乗って、ひっくり返った模様です。
エスカレータのステップはけっこう高さがあるので、動くにつれて前輪が持ち上がり、乗せてあったカゴの中の買い物の重さも加わって、堪えられなくなったのではないでしょうか。しかも、下に向って仰向けに転び、カゴの中の物が散乱して上にふりかかりといった状態。腰や頭を打つパターンです。係員の方がすでに救助に駆けつけていたので、お手伝いはしませんでしたが……。
ぐるっと一回りしてレジに到着すると、すでにエスカレータはなにごともなかったように動いていましたし、救急車が来た形跡もないので、たぶん大丈夫だったのだろうと思います。よかったですね。でも、これ、一つ間違うと命取りって感じです。この店は、地階と1階はぐるぐる巡り歩いてレジは一緒でいいというスタイルです。階ごとにレジに並ばなくていい分、便利です。しかし、カートは……。エスカレータに乗るときは、カゴを手にもって、その階のカートに乗り換えたほうがよさそうです。