寒桜
写真を撮っていたら、見ず知らずの方に「撮影ですか、ご苦労さまです」と言われてしまいました。いや、ご苦労さまって……。ポケットサイズのデジカメで、しかも片手で持ってシャッターを押してただけなんですけど(^_^;)
何か必要があってでもなく、仕事でもなく、資料としてでもなく、ただ写真を撮ってご苦労さまと言われてしまい、なんだか笑っちゃいたくなりました。何でも動作をしている人を見ると、「ご苦労さま」と声をかけたくなっちゃうタイプなのでしょう。年配の女性でしたが、むかしは、こういう、一見、無用の声かけが、実は地域の防犯を支えていたのかもと、ちょっと思いました。最近は、たとえ近所で出会っても、知らない人に声をかけたり、会釈したりすることはありませんものねぇ。
トボトボ
しかしながら、今日は冷たい雨が降っています。しかも重い荷物をもっていかなくてはなりません。さんざん悩んだあげく、やっぱり重い荷物を旅行バッグに入れて、ゴロゴロ引っ張りながら歩きました。しょぼ降る雨に濡れながら、まったくトボトボを絵に描いたようなありさまです。
春は三寒四温などといいますが、ここのところ寒暖の差が激しすぎますね。あちらこちらで風邪をひいている人が。と思えば、花粉症ですか? 雨が降れば寒さに体調を崩し、晴れれば花粉にやられでは、たまりませんね。私は、幸いまだ花粉症デビューはしていません。絶対、花粉症にだけはなるものかと心に決めています! 心に決めればならないのかといえば……(笑)
明日もまた、寒そうです。そして、そんなときに限って、また、トボトボと出かけて行かなければならない用事があります(-_-;) 数日は寒い日が続くようで、投げ出してあった厚手のコートとニットの帽子、マフラーを掘り出して、風邪をひかないように頑張りましょう。
啓蟄
今日は、暦の上では啓蟄。虫が動き出す季節というのは……、どちかといえば虫嫌いな私にとっては、背中がゾクゾクっと(笑) ハエですか、蚊ですか、ゴキブリですか、と思ってしまうのは、無粋でございますねぇ。
大寒の日はたいそう暖かく、半袖の人も登場、立春は逆に寒く、今日もまた、どんよりとした肌寒い一日でした。どうも天気は、暦ってものに意地を張って、反対の気候をもってくるようでもあります。……そんなわけ、ないか(笑)
肌寒いといっても、春は確実に歩んでいて、我が家の近所でもあちこちでまっさかりの梅の花などが見られます。先日、夜中にコンビニに歩いていったら、早く咲くので有名なサクラの花も、もう開いていました。こっそり、忍び足でコンビニへ行ったので、カメラをもっておらず、写真は撮れませんでしたが。もっていても、夜中じゃ映らないかもしれませんね。
昨年、お庭のしだれ梅をライトアップしているお宅を発見したので、拝見に行こうと思いつつ、お天気が悪いので足踏みしています。はやく見に行かないと、枯れちゃいますね。
ケーキ
お天気がいいので、ちょっとヨドバシカメラに行こう(まったく、意味不明ですね)と、電車に乗ったとたんに古い友人からメールがあり「お茶しない?」と。「グチ言いた〜い」というモードだったので、「いいよ!」とばかり、急遽、待ち合わせということになりました。私はもう、限りなく新宿に近づいていたので、小田急線沿線住民の友人の便宜もあり、成城で待ち合わせ。何年間もまったく足を踏み入れなかった成城に、毎週?という感じになりました。こういうのをご縁というのでしょうか(^_^;)
「むか〜し、この辺においしいケーキ屋があったはず……」と、「いやいや、この辺にもあったと思う」とふたりで徘徊しましたが、駅が、街が、変ってしまったこともあり、ふたりとも心覚えの店には到達できず。「まあ、いいか」ということで、「アルプス」という洋菓子屋の喫茶室に入りました。たぶん、成城では老舗なのではないかと。子どもの頃にもあったような気がします(^_^;)
店内は、90%が髪の白くなったご婦人ばかり。このあたりのお屋敷の奥様なのでしょうか。急に決まった私たちの会合は、サンダル履きとは言わないまでも、近所へ買い物に行くようなスタイルで(-_-;) 「この辺のご近所に住んでいるフリをすればいいんじゃない?」と大笑いをしました。成城は、田園調布並みではないのでしょうが、かなりの高級住宅地のイメージがあります。が、いまや駅前はマック、ケンタ、ドトール、スタバ……という感じなのですけど。
ゆとりがあって、隣の席の人に話が聞こえないところという意味では、いい店を選択したかもしれません。めったにケーキなど食べない私も、ここはお付き合いでモンブランを。相手もモンブランを選び、2種類のモンブランが並びました。丸い器に入っているのが和栗、背の高いほうは……なんだっけ? あまり甘くなくて、おいしゅうございました。甘いものを好まないなどといいつつ、ここのところ和洋、食べすぎです!
だるま市
3月3日は深大寺のだるま市です。お正月に高崎からはじまって、関東では最後のだるま市となります。姉やんが遊びにきてくれたので、だるま市の偵察に行ってきました。平日だというのに、けっこうな人出です。だるまの「開眼所」には長い列ができていました。今週では唯一の晴れを予報された日だったからかもしれません。参道の露店にも多くの人々が群がり、なんかいろいろと買い食いをしていましたよ。私も負けずにジャンクフードに手をだしてしまいます(笑)
最近は赤ばかりではなく、さまざまな色のだるまが登場していますが、色ばかりではなく、「ヘンな顔〜!」というだるまも売られています。いや、だるまとは呼ばないでしょうね(笑) ご時世を反映してでしょうか、今年は招き猫の姿を多く見かけたような気がします。
明日、4日はかつては「植木市」と呼ばれていたようで、植木の売買もさかんです。深大寺の近くには、けっこう造園業が多いのですね。大昔は、この辺で植木を育てて、お江戸に売りに行ったりしていたのかもしれません。すぐ裏に神代植物園があるというばかりではなく、周囲には緑がたくさん残っている地域です。
深大寺といえば、「そば」でしょう。いつもは「いづみや」さんなのですが、ちょっと混雑しているように見えたので、浮気をして(笑)、別のおそば屋さんに入ってみました。大失敗! これは「そば」でしょうか? のびたそうめんとうどんの混合種のようなもので、味も香りもありゃしない。私はグルメではありませんが、はっきりいって、こんな超マズのそば(らしきもの)を食べたのは初めてでした。そばは別腹の私が残した……。
そのうえ、テーブルの上にはポットが置いてあり、普通、お茶かなと思うでしょう。それが、なんと、「そば湯」でした。しかも、それが「そば湯」だと、ひと言の案内もありません。なんだこりゃと、注いでみれば、うす〜い「そば湯」だったと(-_-;) これで「いづみや」さんより値段はうんと高いのですから! あぁ〜、浮気したバチがあたった〜(^_^;)
しかしまあ、初めて深大寺に来て、「深大寺そば」とはいかなるものかと食してみれば、こんなものが出てきちゃった方々は、「深大寺そば」とはこんなものかと思い、二度と手をださないでしょうねぇ。しかもお茶も出てこないで水だったことを付記しておきたい、っていう感じ。「青×屋」という店でした(笑) イチゲンさんだけを相手にしていれば、そんなこと「どーでもいい」のかもしれませんが、こりゃ〜、「深大寺そば」そのもののイメージダウンですよ! まあ、私はそば組合でもないし、別に深大寺に恩恵を受けているわけでもないので、どうでもいいといえば、いいのですが、あまりにもあまりなものを食べさせられ、ちょっとプンプンっという感じでした(^_^;)