ヘンな物たち
またまた妙なオブジェが増えています(笑) この謎のお館は、行くたびにいろいろとびっくりな物や新しい物にお目にかかることができます。直接、画面に落書きができる感じのPCとか(^_^;) 業界の人は特に珍しくもないのかもしれませんが、PCシロウトには不思議な新しいソフトウェアが開発されているんだぁとおもしろがらせてもらえます。
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今日は、PCとは関係なく、浮き上がって回っている箱。たぶん磁石と電気の組み合わせなんじゃないかと想像するのですが、物が支えなく浮き上がっているという風景は、なかなか奇妙な感覚になりますね。理屈はともかく、近くで人が仕事をしていようと、電気が消えて無人になっていようと、箱が空中で静かに回っている……なんだか、不思議です。もしかしたら、物理学ってすごくおもしろい学問なのかもなどと思ってしまいました。いや、物理学かぁ?
そんなお館に私が持って行った差し入れは、単なるクラッカー。スペインから輸入されたものらしいのですが、容器がなんとなく気に入りました。妙に子どもっぽい感じがして。この奇妙な館の住人たちにもみょ〜に子どもっぽいところがあるので、けっこう似合うかな、とか(笑) はやく中身を食べてしまって、この容器に何かヘンなものを入れてみたいなぁと思ったのですが、どうでしょう?
シャーロック・ホームズ
文庫本という安価な本があることを知ってからは、自分の小遣いで少しは本も買えるようになり、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーンなどを読み倒したという感じ。日本にも探偵小説、推理小説という分野のあることに気がついていなくて、不思議に江戸川乱歩などはあまり読んでいませんでした。長じてはまったのはディック・フランシス。今年、亡くなったんですよね。もう、フランシスの新作が読めないのかと思うと残念でしかたがありません。
さて、映画の話。おもしろいことはおもしろいのですが、私のホームズはあんなに肉体派じゃないなぁ〜、私のワトソンはもっとずんぐりしていて癒し系だなぁ〜、彼はちょっとクレバーすぎるでしょ、と思ってみていました(笑)。謎解きはもっとイヤミっぽくしてほしい、とか(^_^;) 登場人物がみんな幼なじみみたいで、レストレイド警部は太ったの? モリアーティ教授、なんだか懐かしいなぁ〜(笑) 英国の時代劇という趣があって、そういう部分でも楽しめました。音楽がちょっとうるさいって感じがありますね。
春、進行中
昨日、植木屋さんに来てもらって、しばらくぶりに自分の家の庭を眺めました。いろんな花が咲いていることにやっと気がついたというか(^_^;) 梅が終わって、アンズが花をつけていました。蕾がいっぱいの枝を、植木屋さんはあれよ、あれよという間に伐採。そりゃ〜、野放図にのびてしまった枝ですからしかたがないのですが、あらら、花をつける前にお願いすればよかった……(-_-;)
切り取った枝にはたくさんの蕾がついているので、もったいないとあちこちに配りました。それでもバケツの中にはかなりの枝が残り、こんどは花瓶や水盤を総動員。その蕾が、今日はバケツの中でいっせいに花になっていました。やっぱり暖かいとはやいですね。昨日は開きかけの感じだった白もくれんも満開!
そういう意味では、私の代名詞ともいえる「ボケ」は、ずいぶん前から花開いていたような気がします。花もちがいいというのか、長い間、楽しませてくれます。ボケにはボケのよさがあるのですよ(笑) ラッパ水仙も咲いているのですが、なぜか写真にとるとピンボケ。ボケの隣りにあるからでしょうか(^_^;) ヒヤシンスは、球根を鉢の上に乗せておいたらいつの間にか花になってしまって、狭いところで寄り添って咲いていました。移してあげなきゃ!
八方食堂消滅
ここに化石ともいえるような「八方食堂」という建物があります。八方というと、八方尾根を思い浮かべるのが普通でしょうが、ここの八方は「八方睨み」の意です。この食堂が今シーズンを最後に取り壊されることが決定。毎年、そんな話は浮遊していたのですが、ついに決定ということになったそうです。そりゃ〜ねぇ〜、2階は落下の危険があるので立ち入り禁止……みたいなところですから(^_^;) 屋根もそろそろ危ない……。
しかし、慣れ親しんだ者にとっては、古き良き……良きかどうかはわかりませんが、素朴な村のスキー場のイメージが残る最後の砦が壊されるような(笑) この食堂の一角を仕切ってあった、囲炉裏(実際はストーブですが)を囲んで、スキー談義をしているような、和気藹々としたスキー学校の小さな部屋も同時消滅。壊された後は、いまのところトイレと無料休憩所になる予定だそうです。スキー学校も新しい建物に入ることになりますが、近代的な受付をもつおしゃれなスキースクールになっちゃうんじゃないかとちょっと心配です(^_^;)
食堂で一緒にご飯を食べ、「ねぇ、ねぇ、腰の位置はさぁ〜」なんて、通りすがりに聞いちゃって、「それはね……」と、テーブルを支えにして実演をしてくれちゃうようなインストラクターのみなさんと生徒の関係がなくなっちゃったら寂しいなと思ったりもします。それだけではなく、いろいろな事情で「食堂」を残してくれという要望書は出しているそうですが、かなり情勢は厳しいとか。来年は、どうな風になっているのでしょうね。いよいよ、時代に取り残されていたようなゲレンデにも近代化の波が押し寄せているのでありました(^_^;)
新しいリフト
土曜日の夕方から雪になりましたが、屋根に着陸するとすぐ融けるという水っぽい雪。それでも夜半は氷点下になり、ゲレンデは雪だか、氷だか(笑) 今年、戸隠スキー場中社ゲレンデは、長年の懸案だったリフトが架けかえられ、いままで通路みたいでほとんど圧雪もされなかったコースが、整備されて、リニューアルされたコースに生まれ変わりました。
雪の固いうちなら転倒する確率が低いと思われるので、「絶対、無茶はさせない」と監視する姉さまの保護下ではありますが、朝の早い時間、雪の固いうちに新しいリフトに乗って、ちょこっと滑りに行ってきました。以前は瑪瑙山に上がるリフトに乗るためには一度、滑り降りて別のリフトに乗り換えなければならなかったのですが、新設リフトはちょっと上に伸びたので直接、瑪瑙山頂行きのリフトに乗れるようになりました。
この新しいリフトに乗るには、中社ゲレンデからリフトに乗って中腹まで行き、トラバースして乗り継ぐというスタイルなのですが、上のほうにある中社ゲレンデ駐車場が新リフト乗り場の目の前だというので、クルマでそちらに向ってみました。が……。表通りから駐車場へ向う路地はまったく除雪されておらず、「行けるの?」という感じ。それでも、四駆なら大丈夫だろうと進んで行きましたが、けっこうビクビクもの。
到着した駐車場は、10台分ぐらいしか雪かきしていないだけではなく、10メートルぐらい先にあるリフト乗り場へ行く道がない? 軽トラが何台か止っているだけで、スキーのお客さんのクルマはなさそうだし。それもそのはず、ここにはリフト券売場がない! ここで板をはくと、平みたいはところをこいで中社ゲレンデに出て、結局、下のリフト券売場まで行かなくてはならないんですね。はぁ〜。どうも整備ぶりが中途半端でいけません。退散!(笑) 結局、下にある中社ゲレンデ駐車場に戻りました。
天気がよければ、瑪瑙山に上がって景色を眺めてこようと思ったのですが、ガスがとれず。視界不良で、危険なだけだと断念。そそくさと降りて、スキーウェアを脱ぎました。スキー学校の先生に、「何しに来たんだ?」と笑われながらも、「みなさんのご機嫌をうかがいに。へへっ」という感じです。まあ、言ってみれば、新しいリフトとリニューアルしたバーンの視察ですかね(笑) すっかり着替えて、お茶態勢に入ったら、いいお天気になってきましたよ(-_-;) しかし、そうなると今度は雪が柔らかくなりすぎて、故障持ちには不向きになってしまうのでした。