さくら坂
野川の桜のライトアップを棒に振って、行っていたのは赤坂でした。シバリは夜だったのですが、どうせならとお昼に出かけて行き、さくら坂の桜を見物しようと。「さくら坂」という名称から、すごく立派な桜並木を想像していたのですが、若い樹が多く、迫力としてはいま一つ(笑) TBSが改築してからそう年月が経っているわけではないので、これからというところでしょう。樹齢を重ねていけば、見事な桜並木になるのでしょう。坂道で、カーブしているので、上から見ると素晴らしい並木道になりそうです。
ここには6種類だったかな、いろいろな種類の桜が植えられているそうです。咲く時期が少しずつずれているので、長く楽しめるのだとか。ソメイヨシノだけが桜というわけではありませんから、何度も足を運んで、たくさんの花を楽しむのもいいかもしれません。とはいえ、短い坂道なので、すぐ通過しちゃいました(^_^;) そこで近くの日枝神社へ行ってみることに。
日枝神社の前の道は、たぶん何百回という単位で通り抜けたことがあるはずですが、神社に行ってみるのは初めて。道路から神社へはすご〜い階段です。あら、脇にエスカレーターがありました。当然、利用させていただきます(^_^;) ちょうどお昼時とあって、お花見を兼ねてお弁当を広げているという感じのグループでいっぱい。会社の同僚でしょうか。お天気もよくて暖かく、都会の真ん中なのに静かで、絶好のお花見所かも。この近くにお勤めの方はうらやましいですね。
日枝神社は有名人の結婚式も行われるような大きな神社で、あまり風情はありませんが立派。その片隅に「天然記念物 桂矮鶏」という鳥が飼われていて、大きなトキの声をあげていました。1941(昭和16)年に天然記念物に指定されたそうです。金網の中にはエサを盗みに?たくさんのスズメが紛れ込んでいました。小屋の下の隙間から入っていく姿を見かけましたが、また出てこられるのでしょうか? スズメって、けっこうおりこうな鳥?
日枝神社を後に、また道路を渡って、氷川神社へも行ってみました。ここにはお祭りのときに来たことがあります。立派なイチョウがありますが、桜はあまり重視されていないようです(笑) ちょうど結婚式が終わったとこだったようで、白無垢の花嫁さんが歩いて姿を発見。これがすごい速足で……、イメージが合わない!(笑) 万歩計を付けていってみたのですが、そんなこんだで、この日の走行距離は2万3000歩を超えました。歩いただけで筋肉痛……(-_-;)
★今日の桜★そろそろ道路が真っ白になってきました。
見逃した〜!
今日は、1年に1度だけ、野川の桜がライトアップされた日でした。それなのに、どうしても外せない用事が入ってしまっていたので、見ることができませんでした(-_-;) オババにデジカメで写真を撮っておいてと頼んでいったのですが、いわく「フィルムの送り方がわからなかったから撮らなかった」と。デジカメですよ〜。「あんたのもっているような小さくて軽いカメラがほしい」というので、デジカメを買い、さんざん使い方を説明し、練習もさせたのに〜(-_-;) オババなんだから、しょうがないか……。残念!
午前中にいつもの場所に行ってみると、ライトアップの準備が始まっていました。ライトアップを奉仕してくれているアークシステムさんは、照明のプロ集団なので、機材も準備もそんじょそこらのものとは違います。ちょっと前までは地域の人々の楽しみだったのですが、最近はずいぶん遠いところからも見に来ている方がいらっしゃるようです。私が耳にしただけでも川口からという方や、千葉からという方がいらっしゃいました。
ダイレクトに電線から電源をとっているようで、明るさが普通のライトアップと全然違います。昨年も旅行にいっていて見逃してしまったのですが、ライトをまわしたりする凝った演出のライティングもしはじめたとか。見たかったなぁ〜。友人が来ているはずなので、写真を見せてもらえるチャンスはありそうですが、やっぱりナマでみるのとは違いますからねぇ。せめて2日間ぐらいやってもらえないだろうかと思ったりもするのですが、一夜限りだから価値も高いのであるかもしれません。
今日は小学校の入学式だったらしく、着飾った子ども、両親、そしておばあちゃん、おじいちゃんも一緒の家族連れが桜の下で記念写真を撮っている風景にたくさん出会いました。入学式に桜……、むかしはけっこう当たり前の風景だったように思いますが、最近は卒業式に桜だったりもしていましたから、この花冷えはちょうど入学式に満開を合わせてきた寒気団のお手柄?(笑)
ライトアップの写真をもらいました!
★今日の桜★だいぶ花びらが降り注ぐようになりました。
花散らしの雨
今年は本当に春先が寒いですね。今日の東京は小雨がやまず、肌寒い一日でした。そう強く降っているわけではないのに、道には桜の花びらが……。やはり花散らしの雨になりました。ほろほろと風に舞う花びらも美しいものですが、雨だとそこここに花びらはへばりつき、なんとなく寂しい風情です。明日は、快晴が予報されていて、気温も高くなりそうなので、盛大に花びらの嵐がみられるかもしれませんね。
★今日の桜★雨濡れて、下がってしまった枝が多かったようです。
農業
最近、都会を捨てて、自然の中で農業をしようという人々が増えているようです。景気が悪くて、仕事がないから……という消去法的な理由もあるようですが。先日、50歳を過ぎて農村に飛び込んで行ったオジサンと話をする機会がありました。農を本当の意味で「業」とするために、日本の基幹産業に育てたいという夢と野望(?)をもって農の世界に飛び込み、毎日、汗水流して身体を動かし、農業後継者たちを育てるための後援も行っているそうです。
農業を始めて、最初の1年は本当に厳しかったといいますが、いい出会いもたくさんあり、3年目の昨年ぐらいから、なんとか順調に動き始めたとのこと。その中でおもしろいなぁと思ったのは、「自給自足」的発想で農業を志す人とは一緒にやりたくないということでした。自分の食べる分を作って、残ったものを換金して生活するという発想ではなく、農業を「食っていけるビジネス」として取り組んでいくべきだというのです。都会で仕事がないから「農業でもやるか」という気持ちで農業を始めた人々はだいたい失敗しているといいます。
農業というものをすごくよく勉強していて、農から日本を変えるという情熱はすごいものがあると感心しました。収穫は喜びではなく重労働で苦痛なだけ、しかし、収穫をしなければ食べていけないのだといいます。農業の祭りは、実は収穫を喜ぶものではなく、収穫が終わって、「やれやれ、ちょっと休める」という祭りなんだという話は、実感がこもってました(笑) いま、こんな世の中で、農業のあり方も考え直すべきときにきているのかもしれません。
★今日の桜★わっ、もう葉っぱがでてきていますよ。
お花見ラッシュ
上野公園には100万人もの花見客がやってくるそうですね。花見という風習は江戸時代から始まったもののようですけど、東京にも上野をはじめ、千鳥が淵だの、飛鳥山だの、何百年という歴史をもつ花見の名所がたくさんあります。友人と「明日、お花見にでも行く?」という話をしたのですが、週末は「お人見になりそうだねぇ」ということで、平日に行こうということになりました。
近所の野川もややお人見状態。ライトアップでちょっと有名になってしまったようで、まだライトアップの日程は発表されていないのですが、昼間は大宴会場と化しています。桜並木のある部分に広い河原が少ないということもあるのでしょうが、敷物を敷けるようなところにはすべて人が座っているというような状態。そして、誰も花を愛でるわけではなく、豪快に飲み食いしている、と(笑) 理由をつけて宴会をしようというのがそもそも花見の趣旨のようなものですから、大いにけっこうなんだけど(^_^;)
来週末にはきっともう花びらを落としているのだろうなぁ。諸行無常ですね。
★今日の桜★人間の映らない画は撮れませんね(笑)