
BE AMBITIOUS!

地下鉄の福住駅から札幌ドームまでは、歩いて10分足らずというところでしょうか? いざ、応援!という気持ちが入ってれば、7、8分で行けそうな気がします。札幌ドームは広大な羊ヶ丘緑地帯の一角にあります。展望台までは、地図で見ると歩いて20〜30分で行けそうというわけで、ドームの前を通過して、歩き始めました。
これは判断を誤まったとしか言いようがありません(-_-;) 行けども行けども……。しかもやや上り坂だったりします。途中で、足が上がらないのではないかという状態に陥りましたが、バスも来ないし、タクシーも通りかかりません。行くか戻るかといえば、せっかくここまで来たのだから、もう少し歩けば……と、思ったところで、展望台まであと500メートルの標識がありました。

ヘロヘロになって到着した展望台からの風景は、広々とした緑が眼下に広がり、苦労した甲斐があったというもの。クラーク博士の有名な像の前に立てば、頭の中をTOKIOが駆け巡る……。なんかちょっと、いやだいぶ違う気もしますが、BE AMBITIOUS♪(笑)



北海道大学
札幌には何度か行っているのだけれど、北海道大学だけはこれまで訪れる機会がありませんでした。行きたい、行きたいと思っていたのに、タイミングってあるんですよね。今回、やっと構内をそぞろ歩くことができました。クラーク博士の銅像にも初めて対面。いろいろな建物があり、博物館なども公開されていて、何時間でもいられる感じです。
総合博物館は、小規模ではありますが、ほんとうにいろいろなものがあって、おもしろい展示です。ナウマン象から宇宙まで、興味のある分野もまったく知らない世界も、それぞれに楽しめます。アイヌ語の音声が興味深かったです。意味はまったくわからないけど(^_^;)
テレビで何度もみたポプラ並木にも行ってみました。思ったよりこじんまりしているなぁと思ったのは、台風で多くが倒れてしまったせいでしょう。半分以上のポプラがやられてしまったようです。台風から6年ですか? いまは再生の努力がおこなわれているようですが、何十年もかかって育ってきた樹木が、そう簡単にはもとにもどることはできないでのしょうね。
ポプラ並木の近くには、黒百合がたくさん咲いていました。まだ、やっと蕾が開いてきたという感じですが、野に咲いているのを見るのは初めてでした。だいたい高山に咲く花ですから、高いところへ登ることのない人間には縁遠い……(笑) 北海道では低地でも咲いているそうですが、いまは少なくなり、この群生地は復元されているものだそうです。
興味のつきない北海道大学。こんな広くて美しいキャンパスで勉強できるなんてうらやましい限りです。もう一度、高校生ぐらいに戻れたら、ちゃんと勉強してここに来るのになぁ〜。なんて、戻れないのを承知しているからこそ、言える!(笑)

ラーメン!
札幌といえば、やはりラーメンを食べないわけにはいきません! 以前に「らーめん横丁」にも行ったことはあるのですが、なんとなくイマイチ。勧められて関東にも出店いるようなチェーン店にも行ったことがありますが、う〜ん。ラーメンは好みがあるので、「うまい!」「まずい!」は簡単には言えないような気がしますが、口に合わないラーメンを食べたときのがっかり感は、何にも増して打ちのめされるのであります(笑)
北都交通バスのドライバーさんに聞いたお店はちょっと街の中心部から離れているので、札幌に到着した日は、「とりあえず、目についたところへ」的選択をいたしまして、「一国堂」というお店で。あとで聞いたら、けっこう人気のお店のようですね。チェーン店で、街のあちらこちらで見かけました。コクのあるスープで、最初の一口は「うまっ!」という感じだったのですが、コクがありすぎるっていうかなんというか、半分ぐらいで食べ疲れました(笑)
次に食べたのは、ナイトゲーム帰りに「北一」というお店。ビールを飲んでわーわー騒ぎ、夜食にラーメンなんて、デブ一直線!という感じではありますが……。「特選みそラーメン」、とてもおいしゅうございました。ちょっとピリ辛で、スープの味は濃い目なのですが、塩辛いというのとは違います。こういうのが「サッポロ味噌ラーメン!」という味なのかなと思われるような。
バスのドライバーさんから紹介を受けた「福来軒」という店も、探し求めて発見しました。「南17条の、西7か8ぐらいだったと思う」というかなりアバウトなご紹介で、碁盤の目のようなわかりやすい区画の街とはいえ、あみだくじのように歩き回るはめに(笑) 「この角を曲がった道になかったら、もう帰る!」と思った道にありました。
「きったない店だけど」と何度も言われました。確かに美しいとは言いがたい店構え(笑) そう広くもない店内は席も空いていて、「大丈夫か?」という感じだったのですが……、注文したラーメンが出てくるまでの間になんと席待ちの列ができました。私はすごくラッキーな隙間に行ったみたいです。迷ったカイがあった(^_^;) お客さんはほとんど地元の方々で、常連さんといえるような会話も聞こえてきました。とはいえ、店主ならびに店員さんはほとんど無口、まあ、無愛想の一歩手前ぐらい(笑)
「福来軒」のみそラーメンは、味の傾向は「北一」と似ているかもしれません。コクのある味噌味ですが、「北一」より若干さっぱり目という感じでしょうか。薄いのではなく、さっぱり。この辺、なかなか言葉では説明しかねますね。最後の一滴まですくいとりたいと思わせるスープです。実際、かなり頑張ってすくいました(^_^;)
私は普段はさっぱり系しょうゆ味ラーメンが好みなのですが、札幌に来たらやはりみそを食べなければ! ですね。ありがたいことにこの3軒とも野菜はもやしで、タマネギが入っていません。札幌ではラーメンにタマネギを入れないのが普通なのでしょうか。だとしたら、卓見だと思います! つまり、私はタマネギが嫌いなだけです(笑)

私は何国人?
これといって目的ももたずに歩いていたら、二条市場が見えました。そうそう、市場があったっけ。函館に行ったときは取るものもとりあえず市場に向ったものですが、札幌は海がそばにはないので、海鮮市場の存在を失念していました。カニがいっぱい並んでいましたが、函館に比べれば規模も小さく、そう盛況ともいえないような。通路が狭いので、呼び込みの人との距離が近すぎ、素見しだけではちょっと居心地が悪い感じ(笑)
市場が途切れる辺りに、海鮮を売りながら奥で食堂もやっている店がありました。せっかくだから少々値がはってもカニも食べて帰りたいなぁ〜、でもひとりで食堂に入るのはちょっと苦手で……。でも、このときを逃したら、食べるチャンスを逸するだろうなぁ〜と目が空をさまよっていたとき、お店のい板さんらしき人から「ワン?」と声をかけられました。

「へっ?」。それまで言葉を発しなかった私が悪いと言えば悪いのですが、私を何国人と心得る? という印籠は見せずに、おもしろくなって黙って「イカ」を指差しました。料理が出てきたきたとき、イクラは醤油漬けなので「ノーソース」、ほかのものは「ソイソース、プリーズ」です。こうなれば、無言でうなづくのみ!(笑)
食べ終わって、2,310円伝票をもってレジに行き5,000円札を出すと、今度はおじさんに「10円?」と聞かれ、財布を見たらあいにく10円がなかったので、350円を出しました。すると、電卓で5,350−2310=3,040と叩き、電卓の数字を示されておつりを手渡されました。お〜、まるで外国で買い物をしたようだ!(大笑) かなりおもしろくなっていたので、ついに最後まで日本語を話しませんでした。本当は話せるんですよ、私(^_^;)
なぜに外国人と間違われたのでしょうか? この店は外国人専用だったのでしょうか? それにしても韓国人なのか、中国人なのか。すごーく昔、真っ黒に日焼けしていたとき、伊勢丹の店員さんに英語でベトナム人かと聞かれたことはあったけど(笑) 私の前にお店にいた家族が韓国語を話していたので、お店の人の頭が切り替わっていなかっただけかも。それにしても稀有な経験を致しました〜。自国で3人もの方々に外国人に間違われるとは!(笑) これはきっと、短さだけなら蓮舫議員も裸足で逃げ出すってくらいの短髪のせいではないかと思うのですが(-_-;) さっき鏡を見たら、我ながらクリス松村ヘアみたいと……。あの美容師、絞め殺してやる!(笑)

歴史的建造物散歩
古いビール工場を再生させた建物は、サッポロビール園のほかに、サッポロビールファクトリーというのがありました。こちらは飲食店などがたくさん入っている、いわゆるテナントビルのようなもの。横浜の赤レンガ倉庫みたいなものですね。古い設備なども若干残されていますから、まあ、建物を楽しむという要素はあります。煙突の高さが印象的。ポケットカメラではおさまりきらないようなサイズです。どーしても倒れかけているようになっちゃうし(笑) 本物は、まっすぐ天に起立しています。
ファクトリーを後にビール園に向う道に「旧永山邸」というのがありました。永山武四郎さん、誰?(笑) 第2代北海道庁長官だそうです。やっぱり薩摩人だ! そりゃ、そうですよね(笑) 1872( 明治5)年9月から開拓使、西南戦争の後に屯田兵大佐となり1888(明治21)年6月から北海道庁長官になったそうです。北海道を愛し、北海道に身を捧げた薩摩人だったとか。
外見はアーリーアメリカンみたいな建物で、中は広い和室が何部屋もありました。入場無料で誰にでも見せてくれます。ただ保存されているというのではなく、お茶会などが開かれているような。現代的な暖房器具などが設置されていました。表と裏がちょっと違ったイメージの邸宅で、なかなかおもしろかったです。
札幌観光には欠かせない!という位置づけではないようなので、ふらふらと街を歩いてみればこそ、訪ねることができた場所だったかもしれません。とてもわかりやすい街の構造なので、地図が1枚あれば、ふらふら歩いていても迷うこともなく気楽です。