「三人姉妹」
チェーホフの名作「三人姉妹」、です。大先輩にお誘いいただき、下北沢の東京ノーヴィ・レパートリー・シアターというところへ行ってきました。客席が、なんと26だけとか。2列になっている席の、前列で観賞させていただきました。役者さんとの距離は1、2メートルというところ。なんだか、見ているのが恥ずかしくなってしまうような距離なんですが……、役者さんは普通に演じてました(笑)
「芝居」とはどういうもなのか、ひとつのテーゼを投げかけているのだろうと思いますが、難しすぎてよくわからない(^_^;) 日常生活を切り取ったような芝居を、声を張ったり、大げさな動作をせずに淡々と演じていく。それを観客は窓の外から覗いているような……というスタイルですね。
普通の声で話すので、大先輩は「聞こえない!」と嘆いて(怒って?)いました。セリフが聞こえなくても、心理を聴けばいいのだそうですが。チェーホフは、わかりにくくはない芝居だと思いますが、好みから言えば、1回でいいや(笑) なんか演じる側が哲学やってる感じで、私には重ったるい感じがいたしまして(^_^;)
幕間にはお菓子とお茶をサービスしてくれます。そして、終了後には、役者さんたちと、もちろん裏方さんたちもでしょうが、「一緒にお話をしていきませんか?」というお誘いを受けます。時間が遅かったこともあり遠慮させていただきましたが、このような集いって、哲学しちゃうんだろうなぁ〜と(^_^;) かなり趣味性が高いというか、やるにしても見るにしても、芝居というモノと正面から向き合いたい方々向けのものかなと感じました。
しばらくお休みしていたのは、エアーズロック(オーストラリア)に行っていたからです。通信環境があまり整備されていなくて、ブログアップできませんでした。うまく撮れたわけではありませんが、日の出、日の入りなどきれいな写真もありますので、後日、エアーズロック体験をアップします。
虫が!
ほうれん草はそろそろ終わりですね。私は野菜の中でほうれん草が一番好き。ほとんど毎日、ほうれん草を食べて暮らしていました。子どもの頃に大貧血を患って、医者からほうれん草を食べろと言われたからかもしれません。でも、鉄分を吸収するには柑橘系の果物と一緒に食べるように言われたのに、柑橘系はあまり好きではないのですから、身体が欲しているというようなものでもなさそうです。
もう最後かなというほうれん草を買って、さっそく茹でることに。葉の部分は湯通しする程度でいいと聞いたので、お湯を沸かし、ほうれん草を洗って、茎のほうから入浴! と、塩をしてあった魚の切り身にぽろっと何か……。きゃー、虫だぁ〜! よく洗ったつもりなのに、まだ虫がついていたようです。虫がつくくらいおいしいのだから……といわれますが……。ぞくぞくぞくぞくっとしました(笑) ミリ単位の虫なのにねぇ。
動揺してお鍋に入れそびれたたほうれん草を無理やり押し込み、茹ですぎちゃいけないので、とりあえず、ざるにあけ……。料理をするようになってまだ数年なので年季が足りないのでしょうが、雑菌に騒ぐなというまえに、目で見える物体に騒ぐな、と(笑) 料理には度胸も必要なのでありますねぇ。割り箸で虫を取って、捨てて、切り身を思い切り洗いました(^_^;) 焼いちゃうんだから、いいようなものかもしれないけど。ちょっと前の私だったら、この切り身、捨ててたかも(笑)
時の記念日
わざわざこんなことを呼びかけるなんて、大正時代になっても、まだまだアバウト癖が抜けなかったのでしょうかね? それが3分刻みに電車が正確に走るような国に成長しちゃうなんて、誰が考えたことでしょう!(笑) ちなみに6月10日に決められたのは、日本初の時計が鐘を打った日だからだとか。
別にどおってことない記念日なのですが、私にとってはけっこう印象的なのです。というのは、この日が誕生日の友人・知人が3人もいるから。他に誕生日のかぶっている人はひとりもいないので、3人が同じ日というのは、けっこうインパクトが強いです(^_^;)
そのうちひたりは、生まれ年も同じ、生まれた場所も日本地図規模で考えれば、ほとんど重なっています。が、運命はといえば、まったく散らかってますから、どうも占星術というのも……(^_^;) ふたりとも学業は非常に優秀であったにもかかわらず、いわゆるエリートコースに乗らないで、散らかっちゃったという部分だけは似てるかな(笑)
除菌、除菌!
こんなコマーシャルが人々を菌に対して神経質にさせてるんじゃないかと思うのですが、家中から雑菌という雑菌をなくすなんて、もともと無理な話です。そんな向き音状態の中で生活してたら、一歩外に出たとたんに死んじゃう!(笑)
と思いつつも、コマーシャルに出てくる菌とか、その類のものがあまりに気持ち悪いので、家の台所で調理したものを食べたりしたら、毒にでもあたるんじゃないかとさえ思えます。そして、それが身体中にへばりついているような気がして、かゆい、かゆい! あちこちにミミズバレのような引っかき傷を作って、しばらくたつとかゆみは治まるのですが……。身体が、とにかく、いっぺん、部屋を大掃除せよ!と訴えているのかもしれません(笑)
はーい。とにかく、いっぺん、大掃除をしまーす。というか、プロの掃除業者さんでも呼ぶかしら?
週刊ムック
1回が数百円なので、そんなに高い買い物をしている感じはしないのですが、毎週、毎週ですから、結局、最終刊まで買い続けたら数万円になってしまったと嘆いていた知り合いがいます。私もいま、そのアリ地獄にはまりつつ……(^_^;)
このタイプのムックを買ったのは初めてなのですが、もう20巻を数えます。軽く1万円超え(-_-;) いったい何巻まで続くのか、ちょっとビクビクしはじめました(笑) それなら、途中でやめてしまえばいいようなものですが、それがなかなか……。興味のある分野ということもありますが、ひょっとしたら慣性であったり、やや完全主義的なものにとらわれていたり?
「金なんかな、もってるだけじゃ何も生まない。うまく使ってやらなきゃ、金もかわいそうだ。自分のやりたいことのために使え!」と先輩に言われた言葉を念仏のように唱え、ここで得た知識がきっと役に立つ……わけはない分野であっても、きっとどこかでプラスになると信じて、毎週、軽い財布からさらに数百円分を軽くしているのでありました。
あれ、うまいテーマを発掘すれば、すごくいい商売ですね(^_^;)