ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2010/06/24  (木) 

選挙ですね

投票用紙が送られてきました。自宅の近くの狭い道で、選挙カーにすれ違いました。大音量で……。すれ違いざまに「もう少しボリュームをさげてください」と言ったら、「ご声援、ありがとうございます」と言われてしまいました。ご声援してないし……(-_-;)
 
投票をしないで文句は言えないと思うので、不在者投票を含めていままで投票を休んだことはありませんが、誰に投票するかは選挙カーの広報を参考にしたことはありません。誰でもそうですよね。大音量で通り過ぎていくだけで、何を主張しているのかもわかりませんし……。党派がわかるだけという感じ。
 
この大音量の選挙カーの使用は、日本の選挙の風物詩? 世界的にも選挙にはつきもののことなのでしょうか? 夜勤で昼間は寝ている人もいるし、病人もいるし、赤ちゃんもいるし、こんな選挙運動は少し見直されてもいいのではないかと思うのですが……。
 
我が家は路地の突き当たりにあり、通過車両が入ってくることはないので、比較的、安泰。しかし、公道沿いにある家はたまったものではないという気がします。しかも幹線道路ではなく、狭めの生活道路を狙って宣伝カーはやってくるのですから。ブツブツ言っても中止になるわけでもなく、しばらく辛抱ですかね(-_-;)
 



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2010/06/23  (水) 

オレンジ色のトマト

まだ畑がチラホラと残っている私の家の近所では、農家が小屋がけで朝取りの野菜を並べて売っている直売所がいくつかあります。値段は、スーパーマーケットとさほど変らないのですが、新鮮! 曲がったキュウリなどはかなり格安で出ていることもあります。イボイボがしっかりしていて、いかにもさっきまで地面とつながっていました! という感じです。
 
家に一番近いそんな直売所は、無人。小さな筒が立てかけてあり、「お金を入れて」と書いてあります。お金を入れないで野菜だけをもっていってしまう人もいるんじゃないかしら……と要らぬ心配をしている私は、性悪説なんでしょうか? 農家の方は、完全に他人を信頼している感じです。
 
そこで、見つけたのがオレンジ色のトマト。トマトといえば赤いものと思い込んでいたので、「え、トマト?」という感じです。最初はパプリカを売っているのかと思いました。食べてみると、赤いほうが甘みはありますが、オレンジ色はなんとなくさっぱり感があります。味というばかりではなく、サラダに盛りつけたときに赤とオレンジがあると華やかな感じで食欲をそそります。
 



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2010/06/22  (火) 

縁起物の賞味期限

むし暑い日が続いていますね。関東も梅雨入りしたようですが、雨は降るふりをして、肩透かし。そのわりにじっとりとした空気だけを運んできているようです。この時期になると、縁起物の需要は少なくなってくるようです(笑) お天気と関係があるわけではなくて、やっぱり縁起物といえば暮れからお正月というイメージを持っている方が多い制でしょう。そして、受験の季節が終わると、合格祈願のお守りもパッタリ途絶えます。
 
縁起堂本舗に「壊れてしまったお守りをどうすればいいでしょう」というご質問が入るのもなぜか、この時期のようです。縁起物やお守りの賞味期限と言いますか、有効期限といいますか(笑)、それは普通は1年といわれています。年末年始にお守りや縁起物をお求めになる方が多いのは、1年間、身につけていたものを寺社にお納めして、新しいものを購入なさる方が多いからでしょう。この時期は、寺社でも「お納め箱」をご用意なさっているところがあるので、「ここにお納めして、新しいものを」というのがわかりやすくなっているようです。
 
ところが、買い替え時期ではないと申しましょうか、暑くなる頃には、この「お納め箱」が姿を消してしまったりするので、「壊れたものや古いものをどうすればいいですか?」というご質問を縁起堂本舗などにもいただくことになるようです。いただいたところでなくても大丈夫ですから、ご近所の寺社にお持ちになって、納めていただけばよろしいかと思います。
 
壊れてしまったということを気になさる方もいらっしゃいますが、自分自身に代わって傷を負ってくれたということですから、お守りの責任を果したということです。ポイと捨てたりなさらずに、寺社にお納めくださいね。

 



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2010/06/21  (月) 

夏至

今日は、1年でもっとも日の出が早く、日の入りが遅い日といわれる夏至です。太陽黄経が90度のときだそうですね。ところが、実際の日の出の時刻がもっとも早い日は夏至の1週間ぐらい前で、日の入りの時刻がもっとも遅い日は夏至の1週間後ぐらいだとか。“暦の上の”と但し書きがつくくらいですから、実際とは異なるといわれても驚きませんが、あ〜、これからますます暑くなるなぁというのが実感です。
 
ちょっと前までちょっとだけ南半球にいたのですが、南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、もっとも日の出が遅く、日の入りが早い時期だったわけです。エアーズロックでは、サンライズツアー、サンセットツアーと、日の出・日の入りを楽しむツアーが実施されていました。日の出が7時半頃なので、6時にホテルにお迎えに行きますと言われ、そんな早起き……と思ったのです。ところが12月だったら、4時半にお迎えだそうで……、夏至近辺でよかったと(^_^;) その代わり、サンライズ時間は、気温は0℃近くまで下がります(-_-;) 
 
つまり、北半球の冬至に近かったのですね。寒いのに夏至ではイメージがわかないという人は多いようで、南半球では天文学的な夏至とは別に、慣習的に1年で一番昼が長く夜が短い日のことを夏至と呼ぶことがあるそうです。まあ、どっちでもいいですけど、これからムシムシする日が多くなるのはいやですね。高温でも乾燥していればしのぎやすのですが、多湿というのがどうもねぇ(-_-;)
 



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2010/06/20  (日) 

「三人姉妹」

チェーホフの名作「三人姉妹」、です。大先輩にお誘いいただき、下北沢の東京ノーヴィ・レパートリー・シアターというところへ行ってきました。客席が、なんと26だけとか。2列になっている席の、前列で観賞させていただきました。役者さんとの距離は1、2メートルというところ。なんだか、見ているのが恥ずかしくなってしまうような距離なんですが……、役者さんは普通に演じてました(笑)
 
「芝居」とはどういうもなのか、ひとつのテーゼを投げかけているのだろうと思いますが、難しすぎてよくわからない(^_^;) 日常生活を切り取ったような芝居を、声を張ったり、大げさな動作をせずに淡々と演じていく。それを観客は窓の外から覗いているような……というスタイルですね。
 
普通の声で話すので、大先輩は「聞こえない!」と嘆いて(怒って?)いました。セリフが聞こえなくても、心理を聴けばいいのだそうですが。チェーホフは、わかりにくくはない芝居だと思いますが、好みから言えば、1回でいいや(笑) なんか演じる側が哲学やってる感じで、私には重ったるい感じがいたしまして(^_^;)
 
幕間にはお菓子とお茶をサービスしてくれます。そして、終了後には、役者さんたちと、もちろん裏方さんたちもでしょうが、「一緒にお話をしていきませんか?」というお誘いを受けます。時間が遅かったこともあり遠慮させていただきましたが、このような集いって、哲学しちゃうんだろうなぁ〜と(^_^;) かなり趣味性が高いというか、やるにしても見るにしても、芝居というモノと正面から向き合いたい方々向けのものかなと感じました。
 

しばらくお休みしていたのは、エアーズロック(オーストラリア)に行っていたからです。通信環境があまり整備されていなくて、ブログアップできませんでした。うまく撮れたわけではありませんが、日の出、日の入りなどきれいな写真もありますので、後日、エアーズロック体験をアップします。



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虫が!
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