首級、討ち取ったり!
東銀座あたりを歩いていたら、太鼓の音とエイエイオーの掛け声が……。何かお祭り? と思えば、吉良の首を取った赤穂浪士の面々が意気揚々と行進していました。今日は、義士祭だったんですね。泉岳寺に行ってみようとは思っていましたが、こんなところで浪士のみなさま方に遭遇するとは思いもよりませんでした。今日は、討ち入りの日だったんですね。パレードはどこから来たのでしょうか、ちょうど集合して、築地警察署のおまわりさんと交通安全キャンペーンの写真を撮っているところ。赤穂浪士と交通安全、どうやったらこじつけられるのか、ちょっと楽しみです(^_^;)
パレードを先導していた巡査に、「この浪士の方々は、ここから泉岳寺まで行くんですか?」と聞いたら、「警察は順にバトンタッチをしますが、パレードは第一京浜を通って泉岳寺までいきます」とのこと。では、では、ちょっとついて行ってみましょう。と、思ったのですが、みなさん、ゆっくり歩いているので、先導する形になっちゃいました(笑) どんどん先に歩いて……、気がついたら、浪士の面々ははるか後ろに……。結局、先に行って出迎えようと、スタスタと泉岳寺まで歩いてしまいました。4キロぐらいでしょうか。
泉岳寺では、屋台もいっぱい出ていて、お祭りモード最高潮。赤穂義士の墓所には、線香を手向けようという人で長蛇の列ができています。忠臣蔵が大好きな人って、本当にたくさんいるんですねぇ。いったんは並ぼうかと思ったのですが、なにせ列が長いし、大石さんたちのファンというわけでもないので、やーめたっと。でも、この日でなければ、墓所を見ることはできないのかもしれません。どっちを取るかと……さして迷いもせず、屋台へ直行(笑)
一度、食べてみたいと思っていたラーメンバーガーに挑戦。なるほど、確かにラーメンといえばラーメンの味。スープがたれに濃縮されているため、ちょっと味が濃いかなという感じです。もちろん、たこ焼きも(笑) たこ焼きの中にタコといっしょにウズラの玉子が入っているものを食べてみました。おいしかったのですが、ジャンクフード趣味の私もさすがに全部は食べきれませんでした(笑)
チョコレートが咲いてた!
カラフルなパッケージは全部、チョコレートのようです。ちょっと興味をひかれたのですが、人だかりがしているし……。つつっと通り過ぎて信号を一つ渡ってから、やっぱり考え直して、逆戻り。ちょっとした手みやげによさそうではありませんか。50種類以上あるパッケージのチョコレートは、全部、味が違うようです。「どれが人気がありますか?」と聞いたら、「和三盆」と「ストロベリー」とのこと。和三盆? 和菓子の材料ですね、おもしろそう(笑)
その「和三盆」と「ストロベリー」に加えて「メープル」をチョイス。もう一つ、基本となるのはこれでしょうという感じで、1926年の明治チョコというのを選びました。それこそ、明治時代のチョコレートの味? 目的地はnu-faceさんだったので、着くと同時にチョコレートを広げて薀蓄を披露(笑) 集った4人で味見をしてみることにしました。
それぞれのチョコレートは1枚のいわゆる板チョコ。正方形です。nu-faceのお姉さまがナイフをもってきて4つに切り分けてくれました。そのとき、ナイフを対角線上に入れたので、「ふーむ、理科系らしいな〜」と感心してしまいました(^_^;) ふつう正方形の板があったら、なんとなく縦横にナイフを入れて、小さな正方形を4つ作ろうとしてしまうものではありませんか? その形のチョコレートを見慣れているし。対角線に切れば、2等辺三角形が4つでき、確かに内容量は同じになりますね。子どもじゃあるまいし、大きい小さいでまさかケンカはしないでしょうが(^_^;)
「和三盆」味チョコレートは、マイルドですが、和三盆の味といわれてもよくわかりません。Nu-faceの社長いわく「オレ、ネスカフェの宣伝には出られないなぁ」。そう、違いがわからないのです(笑) 1926年チョコよりはマイルドでした。メープルは口に含んだだけでパッと独特の味と香りが広がります。ストロベリーは、まさに苺がいっぱいの感じ。これ、なかなかおもしろく、いろいろ試してみたくなります。話題づくりにもなり、明治製菓さん、グッジョブ!(笑) ここでしか、買えないのかしら?
観戦仲間と忘年会
去年、というかまだ今年の新年会ですが、参加してくれたメンバーに1歳児の男の子がいます。もうすぐ2歳かな。あれ、2歳になったのかな? 前回は赤ちゃんの感じだったのに、1年経ったら、すっかり少年の顔になっていました。そして、2ヵ月半の妹ができていて、もう「お兄ちゃん」です。おとなは1年ぐらいでは、そう大きな変化は感じられませんが、子どもをみると、その分、確実にトシをとっているのだなぁと……。困っちゃいますね(笑)
場所はいつも同じ中華屋さんですが、ここの餃子はキャベツや白菜のかわりにタマネギを使っているというユニークなものです。甘くておいしいと、評判はいいようです。タマネギが苦手な私としては、まあ、そんなにタマネギ臭くなくて食べられるという程度で……(^_^;) それよりお腹がすいていて、チャーハン! チャーハン!
空腹に昼間からビールなどをいただいてしまって、解散する頃には半分、眠っている感じでした。それで電車に乗ったものだから、川崎で降りる予定が気がつくと次は品川……。慌てて降りて、混んでいる山手線に乗り換えるハメになりました。まあ、南浦和まで行っちゃわなくてよかったというべきか(笑) 明るいうちに別れたのに、家に到着する頃には真っ暗になっていました。知らないうちに1年でいちばん陽の短くなる日が近づいていますね。
深大寺「だるま展」
昨今は、深大寺といえば「ゲゲゲ」みたいなところもありますが、本当は深大寺と言えば「だるま市」です(笑) だるま市は3月3日と決まっているのですが、それに先立って、かなり先立っているかもしれませんが、深大寺の「曼珠苑ギャラリー」というところで、「だるま展」を開催していました。友人の友人がかかわっているというので、ご案内をいただき、ちょっとのぞきに行って参りました。友人の友人と言ってもまったく知らない人で、それを言い出したら、きっと誰にだってアルカイダの友人の友人のそのまた友人ぐらいはいるかもしれませんけどね(笑)
日本全国、あるいはアジア方面からもさまざまな「だるま」が集められていて、中には、「これ、だるま?」というようなユニークなものもあります。関東の人間は、だるまの顔は高崎系がなじみがあるような気がしますが、関東圏だけでもいろいろな顔のだるまさんがいるので、ちょっと驚きました。可愛らしい顔もあれば、不気味なものもあり、中には笑い出しそうなものもあります。
だるまは、まず木型を取って、それにあわせて作っていくというのが主流らしく、ギャラリーの内外に「だるまの素」ともいえる木型がいくつか展示されています。木型はだるま職人の命だそうで、「木型を他人に渡すときは廃業するとき」といわれているとか。もちろん「顔も命」なのでしょうが、その前段階にも魂が込められているということになりますね。
ギャラリー内で、小さな「だるま」が手作りされています。ひとつひとつは小粒ながら、ずらっと並べられている姿はなかなか壮観。1個500円で販売されています。それぞれがいろいろな表情を持っているので、選んでいくのも楽しいのではないでしょうか。12日の日曜日には、全日本だるま研究会の方による「日本のだるま」とテーマにしたギャラリートークもあるそうです。ちょっと先約があって行かれないのは残念。
H.I.S.ってどういう会社?
電話してみて、ちょっと説明を聞いて、「行ってみようかなぁ」と言ったら、「資料を送ります」とのことでした。到着した資料には、参加申込書と申込金の請求書が入っていました。その申込金の入金締め切りが、なんと到着の2日後! 旅行出発予定日は3か月半ぐらい先の話です。しかも、申込書の締め切りは1週間後ぐらいになっています。これ、普通、順番が逆じゃないですかね? しかも3か月先の旅行で、まだ催行が決定していないというシロモノに締め切り?
そこで、電話をしてみました。「2日以内に入金と言われても両日とも銀行に行っている時間はないし、申込書より先に入金しろっておかしくないですか?」と。そうすると、「じゃあ、並行してやりますから、どっちも30日まででいいですよ」と。先月末の話です。あまりに横柄な言い方にちょっとムカッとしたこともあり、「月末はちょっと忙しくて、銀行に行っている時間がないんですけど」と言うと、「インターネットからクレジットカードを使って払ってくださいよ」と。本当にそういう言い方なのです。
「インターネットでカードは使いたくないのですが」と言ったら、「じゃあ、いつならいいんですか!」と、それもきっちり“!”のつく言い方。ここで怒ってもしょうがないかと、「12月2日か、その日に行けなければ、9日になります」というと、「いや、とにかく30日までに払ってください」と言います。かなり面倒になったので、「努力します」と言って、電話を切ったのですが、行く気はかなり失せ、気分の悪い後味が残りました。
携帯電話の番号を教えろというので教えたのですが、昼間、人と会っているときにかかってきました。急用かと思って、相手に断って出るとビザがどうとかこうとか……。「いま、ダメです」と申し上げて切りました。その後も時間帯をおかまいなしに携帯電話にかかってきます。申込書も出していないし、先方は職業も生活状況も知らないはずです。かりに一般の会社員だとしたら、仕事中に私用の電話に気軽に出られると思っているのでしょうか? 接客中もあれば、会議中もあるはず。しかも、私は月末月初は、ちょっと身体をくくられているので、銀行にも行けませんと言っている人ですよ。本当かどうかは別として(笑)
すると、留守番電話に「入金が確認できなかったので、電話しました」という伝言が入っていました。入れなかったので、そりゃそうでしょう(笑) 電話をして、「ご指定日までに入金しなかったので、自動的にキャンセルになったということですね?」と言いました。すると、「こちらからキャンセルにすることはありません」と言います。では、締め切りって何? 守らなかったときのペナルティって何?
そして、今週の日曜日の夜分、電話がかかってきたのですが、それも手が空いてなくて取れませんでした。すると、「明日の15時までに必ず入金してください」という伝言。必ず? 入れないとどうだっていうの? という感じだと思いませんか? 3か月も先の旅行で、ビザさえ取れない時期です。ビザの有効期限は3か月なのです。普通は、申込は12月いっぱいぐらいにするとして、1月いっぱいぐらいに残金を払えば十分なスケジュールじゃないでしょうかね? なんだか、悪質な闇金の取り立てにでもあっているような……。
おかしなことに、申込書を送れとはひと言もいわないのです。金払え、金払えばっかり……。どういう会社なんでしょうか? 担当はまあ若いという感じの男性ですけど。完全に行く気をなくしてしまったので、放ってあります。今度、電話がかかってきたら、「時間まで指定して入金を催促するわけですから、払わなければキャンセルになるという認識です」と言ってやろう(^_^;) 貧乏な中から搾り出して行くのだから、確かに出発日限定で格安ツアーはありがたいかもしれないけど、不愉快な思いをしてまで行かなくてもいいです……。