2011/03/25 (金)
夜間停電
今日は、初めて夜にかかる停電を経験しました。午後、外出していたので、帰宅したのが17時40分頃。18時20分からの予定だったので、大急ぎで解氷してあったカレーにレンジでチンした野菜を放り込み、スープを作って、食事にしました。サラダまでは手が届かなかった(-_-;) 「とにかく早く食べて!」というわけで、18時20分ギリギリに食事を終了。洗い物は後回しにして、スタンバっていました。オババをベッドに入れ、枕元に懐中電灯を置き、通電したときに点かないように電気を消し、自分はローソクをもって自室へ。
停電したのは18時30分でした。窓の外を見ると、川べりの街灯は点いているので、ケーブルが違うようです。真っ暗にはならないものですねぇ。予定では22時まででしたが、通電したのは、20時45分頃だったようです。私は、通電しても灯りがつくようなものを身辺に置いていなかったので、21時になって、「もしかして」と思ってスタンドを点けると、点きました。いち早く通電を知ったらしいオババは、すでにお風呂をわかして、入ってました(笑)
毎日、停電時間が変わるのは不便と言っていましたが、毎日、夜間に実施されるようなグループになっちゃったら、こっちのほうが不便ですね、きっと。夕方から夜にかけては、なるべく節電はするにしても、やはり食事の支度などにどうしても電気がほしいところ。友人が「オール電化が素晴らしい」なんて言ってたんだから笑っちゃうよね〜と言っていました。「オール電化」しちゃった人は、いま一番不自由していることでしょう。オール電化ではなくても、なんと電気に頼っている生活をしていることか! 実感します。
停電したのは18時30分でした。窓の外を見ると、川べりの街灯は点いているので、ケーブルが違うようです。真っ暗にはならないものですねぇ。予定では22時まででしたが、通電したのは、20時45分頃だったようです。私は、通電しても灯りがつくようなものを身辺に置いていなかったので、21時になって、「もしかして」と思ってスタンドを点けると、点きました。いち早く通電を知ったらしいオババは、すでにお風呂をわかして、入ってました(笑)
毎日、停電時間が変わるのは不便と言っていましたが、毎日、夜間に実施されるようなグループになっちゃったら、こっちのほうが不便ですね、きっと。夕方から夜にかけては、なるべく節電はするにしても、やはり食事の支度などにどうしても電気がほしいところ。友人が「オール電化が素晴らしい」なんて言ってたんだから笑っちゃうよね〜と言っていました。「オール電化」しちゃった人は、いま一番不自由していることでしょう。オール電化ではなくても、なんと電気に頼っている生活をしていることか! 実感します。
2011/03/24 (木)
「国民の映画」
ずいぶん前からチケットを手に入れていたパルコ劇場の「国民の映画」。震災後、上演中止の日が数日ありましたが、すでに再開しているというので、それならばと、帰宅難民友だちと一緒に見てきました。この友人は本当にストレスフルで、なんと2キロ以上、痩せてしまったというのですから。実は、内容をほとんど知らなくて……。三谷作品ということで、いろいろ含蓄はあるものの、笑わせてもらえるのだろうと思っていました。
小林隆、段田安則など、好きな役者さんたちが出演しているからという軽い気持ちでチケットを予約したわけですが、小日向文世はじめ役者さんたちは素晴らしかったです。もちろん声をあげて笑ってしまうシーンもたくさんありましたが、大震災直後だけに、人間の生死とはなんなんだろう、娯楽ってなんなんだろうなど、考えてしまう要素のほうが大きかったように思います。舞台は1940年代ですが、最後の登場人物の没年を聞くと、ほんの少し前まで生きていた人もいて、戦争って、そんなに昔の話じゃないんだなぁという感想も。そして、ちょっとだけ重い気持ちで帰途につきました。
デイゲーム、じゃない、マチネで見たのですが、渋谷の街は平常どおり。電車も普通に走ってました。けれど、あの有名なスクランブル交差点を渡る人波は、だいぶと少なかったような。煌々と灯りをつけてのナイターは自粛してしかりですが、みんなが少しずつ家から出ないと、日本経済沈没の危機もあるかもしれませんね。
小林隆、段田安則など、好きな役者さんたちが出演しているからという軽い気持ちでチケットを予約したわけですが、小日向文世はじめ役者さんたちは素晴らしかったです。もちろん声をあげて笑ってしまうシーンもたくさんありましたが、大震災直後だけに、人間の生死とはなんなんだろう、娯楽ってなんなんだろうなど、考えてしまう要素のほうが大きかったように思います。舞台は1940年代ですが、最後の登場人物の没年を聞くと、ほんの少し前まで生きていた人もいて、戦争って、そんなに昔の話じゃないんだなぁという感想も。そして、ちょっとだけ重い気持ちで帰途につきました。
デイゲーム、じゃない、マチネで見たのですが、渋谷の街は平常どおり。電車も普通に走ってました。けれど、あの有名なスクランブル交差点を渡る人波は、だいぶと少なかったような。煌々と灯りをつけてのナイターは自粛してしかりですが、みんなが少しずつ家から出ないと、日本経済沈没の危機もあるかもしれませんね。
2011/03/23 (水)
ほうれん草が好き
そろそろ、そういう話が出てくるのかなと思っていた矢先です。茨城で農業をやっている友人からの便り。断水や停電が復旧し、新鮮な野菜が必要になると思って、散乱している部屋をそのままにほうれん草を収穫。出荷しようと思ったとたんに、出荷停止の措置がとられ、がっくりしてやる気がおきなくなったと言っていました。捨てちゃうなんて、もったいない……。ほうれん草を生で食べる人はほとんどいないでしょうし、洗って、茹でるのだから、そこまでする必要があるのかなぁ、なんて思いました。
私はポパイの親戚筋かと思われるくらい、ほうれん草が大好きです。それでも毎日、食べているわけではありません。廃棄されるほうれん草があるなら、私が食べるよ!と言いたい感じ。乳幼児はもちろん、子どもは気をつけてあげたいけれど、影響がでる「かもしれない」頃には高齢になって、放射性物質の影響だか、自分の老化だかわけがわからくなっているんじゃないでしょうかね? 何年も、何十年も先に何%かの影響がある「かもしれない」というレベルで、廃棄処分はどんなもんでしょう。なんか過剰防衛な感じもしますけど……。
私はポパイの親戚筋かと思われるくらい、ほうれん草が大好きです。それでも毎日、食べているわけではありません。廃棄されるほうれん草があるなら、私が食べるよ!と言いたい感じ。乳幼児はもちろん、子どもは気をつけてあげたいけれど、影響がでる「かもしれない」頃には高齢になって、放射性物質の影響だか、自分の老化だかわけがわからくなっているんじゃないでしょうかね? 何年も、何十年も先に何%かの影響がある「かもしれない」というレベルで、廃棄処分はどんなもんでしょう。なんか過剰防衛な感じもしますけど……。
2011/03/22 (火)
人の声を聞くだけで
昨日、ずいぶん先輩の姉さんから、電話がありました。内容は恋愛相談で、夜中の2時頃まで、1時間41分の長電話。こんなときに……とお思いでしょうが、深夜電力だから、勘弁してください。もう、70歳目前という年齢の方なのですが、10代の乙女のように、悩んで悩んで、ある意味、パニック状態。私のような浅学の若輩者に相談しても……、その上、私はこの方面はまったくうといのですから(^_^;)
そして、結論のでるような話でもありません。それでも、話をして、吐き出すものを吐き出し、「頑張れ!」という声を聞くだけで、ずいぶん、人は楽になれるのではないかと思います。そう、思いまして、オロオロしながら、電話にお付き合いしていました。切る頃には、かかってきたときより、だいぶと落ち着いて考えられるようになったみたい。恋の話に正解はないので、アドバイスなんて口幅ったいものはできませんが、話しているうちに自分で「こうしよう」という方向性が見えてくるみたいです。
同時に、「東電攻撃派」と「東電擁護派」に分かれて、すごい論戦になっているという話を聞きました。「どっちに組していいか困っているんだけど、あなた、どう思う?」と。別の友人からも「東電の隠蔽体質を暴露し、正しい情報を伝えるHP」を開設しているから、ぜひ見てくださいというメールもきました。それはねぇ、東電にだって、政府にだって、原発政策を進めてきた自民党にだって、言いたいことはありますよ、誰でも。でも、「いま?」という感じです。
そんな議論を長々としている方々は、聞けば、みんな都内にお住まいで、停電も体験していないみたい。頭の大きな方々は、どうしても対立軸をつくって議論をしないと気がすまないのでしょうか。私は頭のキャパが狭いこともあって、いまは「情緒派」です。ハイパーレスキュー、すごいなぁ! 東電工業、頑張れ! 消防庁の方のご家族が、出動にあたって、「日本の救世主になってください」というメールを送信したという報道もありました。なんか、ご家族の方の「覚悟」もすごいなぁ。
ときおり友人から、「どうしてる?」という声をかけてもらうだけで、なんだかうれしいです。「情緒派」というより、「情けない派」ですね(笑) そんなに怖がりなほうではないと思いますが、それでも「揺れる」ということに慣れません。停電中に上空をヘリが通る音を聞いては、なんだか不安感を持ち、風で窓ガラスがガタガタするだけで、「また、地震?」と思ってしまいます。盛岡に息子夫婦のいる人は、息子が死ぬ夢を見て飛び起き、それから眠るのが怖いと言っていました。趣味は睡眠と言ってた人がです。ほとんどこれまでの生活に戻っているような地域の人がこうなのですから、被災地の方々はどれほどかと思います。避難所の笑顔が痛いです。
そして、結論のでるような話でもありません。それでも、話をして、吐き出すものを吐き出し、「頑張れ!」という声を聞くだけで、ずいぶん、人は楽になれるのではないかと思います。そう、思いまして、オロオロしながら、電話にお付き合いしていました。切る頃には、かかってきたときより、だいぶと落ち着いて考えられるようになったみたい。恋の話に正解はないので、アドバイスなんて口幅ったいものはできませんが、話しているうちに自分で「こうしよう」という方向性が見えてくるみたいです。
同時に、「東電攻撃派」と「東電擁護派」に分かれて、すごい論戦になっているという話を聞きました。「どっちに組していいか困っているんだけど、あなた、どう思う?」と。別の友人からも「東電の隠蔽体質を暴露し、正しい情報を伝えるHP」を開設しているから、ぜひ見てくださいというメールもきました。それはねぇ、東電にだって、政府にだって、原発政策を進めてきた自民党にだって、言いたいことはありますよ、誰でも。でも、「いま?」という感じです。
そんな議論を長々としている方々は、聞けば、みんな都内にお住まいで、停電も体験していないみたい。頭の大きな方々は、どうしても対立軸をつくって議論をしないと気がすまないのでしょうか。私は頭のキャパが狭いこともあって、いまは「情緒派」です。ハイパーレスキュー、すごいなぁ! 東電工業、頑張れ! 消防庁の方のご家族が、出動にあたって、「日本の救世主になってください」というメールを送信したという報道もありました。なんか、ご家族の方の「覚悟」もすごいなぁ。
ときおり友人から、「どうしてる?」という声をかけてもらうだけで、なんだかうれしいです。「情緒派」というより、「情けない派」ですね(笑) そんなに怖がりなほうではないと思いますが、それでも「揺れる」ということに慣れません。停電中に上空をヘリが通る音を聞いては、なんだか不安感を持ち、風で窓ガラスがガタガタするだけで、「また、地震?」と思ってしまいます。盛岡に息子夫婦のいる人は、息子が死ぬ夢を見て飛び起き、それから眠るのが怖いと言っていました。趣味は睡眠と言ってた人がです。ほとんどこれまでの生活に戻っているような地域の人がこうなのですから、被災地の方々はどれほどかと思います。避難所の笑顔が痛いです。
2011/03/21 (月) 春分の日
新しい生命
横浜のほうで、人工透析を受けている知り合いがいるので、元気かなと思い、連絡してみました。透析のほうは、順調なのですが、病院へ行く電車がなかなか来なかったり、来ても混雑しすぎで乗れなかったりで、ちょっと苦労をしているとか。それよりなにより、お孫さんが生まれちゃったって! 地震のショックで陣痛が始まっちゃったと聞きました。予定日はまだちょっと先だったので、少しばかり小さく生まれちゃったそうですですが、母乳で元気に育っているとのこと。
毎朝、目が覚めるとまずテレビをつけて原発の様子を確認し、本日の停電の予定を確認するのが日課になってます。計画停電に指定されている地域の住人は、みんな同じようなパターンかなと思います。今日は、ついにトイレットペーパーが残り1ロールになってしまい、知り合いから2ロール分けてもらいました。誰か、買いだめしている人はいませんか? 分けてください(笑) 今週中にはきっとどこかで手に入るでしょうけど。いっくらなんでも、1週間で3ロールは使いませんから(^_^;)
こんなときに大変だけれど、こんなときだからこそ、新しい生命が誕生した知らせはは、うれしさを感じます。ベビー自身にとっては生きにくい時代に生まれちゃったなというところかもしれませんが。被災地でも新たな生命の誕生があったことが報道されていました。生まれたばかりの赤ちゃんに希望を託すなんて、託されたほうは背負わされちゃうって感じかもしれませんが、何はともあれ、めでたい、めでたい\(^o^)/
毎朝、目が覚めるとまずテレビをつけて原発の様子を確認し、本日の停電の予定を確認するのが日課になってます。計画停電に指定されている地域の住人は、みんな同じようなパターンかなと思います。今日は、ついにトイレットペーパーが残り1ロールになってしまい、知り合いから2ロール分けてもらいました。誰か、買いだめしている人はいませんか? 分けてください(笑) 今週中にはきっとどこかで手に入るでしょうけど。いっくらなんでも、1週間で3ロールは使いませんから(^_^;)
こんなときに大変だけれど、こんなときだからこそ、新しい生命が誕生した知らせはは、うれしさを感じます。ベビー自身にとっては生きにくい時代に生まれちゃったなというところかもしれませんが。被災地でも新たな生命の誕生があったことが報道されていました。生まれたばかりの赤ちゃんに希望を託すなんて、託されたほうは背負わされちゃうって感じかもしれませんが、何はともあれ、めでたい、めでたい\(^o^)/