2011/06/29 (水)
「星守る犬」
「絶対、泣かされそうだから、見るのはやめておこう……」と、モモタロウとは言い合ったのですが、本日、あまりの蒸し暑さに涼を求めて映画館に行き、ついに見てしまいました(^_^;) それほど「泣かされる!」という作品ではありませんでしたが、なんとも「考えさせられる」と部分がたくさんありました。横のほうで、グジュグジュしてた人もいて、そのシーンから考えるにかなり犬好き? そう、人によっては号泣するかもしれませんけど、私はまあ、大丈夫でした。
やっぱり西田敏行は西田敏行だなぁ……。あの人でなければ出せない味のようなものが、この映画の底流を流れているように思いました。次の演技賞は、「ハッピー」ですね! どうやって、この犬の演技力を引き出したのだろうと(^_^;) 大きくて、いっちゃーなんだけどどちらかというと可愛くない秋田犬だからこそ、かもしだす雰囲気というのがありました。秋田犬、ですよね? まったく犬には無知で……(-_-;)
「星守る犬」というのは、そういう意味なのかと初めて知りました。一般的な言葉なのかしら? 作者の創作なのかな? おもしろい表現ですね。のんべんだらりと生きていることについては私はかなりの自信をもっていますが、やっぱり限られた人生だもの「星守る犬」的に生きていくべきだよなぁ〜なんて、ちょっと殊勝な気持ちになったのでありました(笑)
ロードムービーということになるのでしょうが、幾筋かの道が交錯し、錯綜していくのがなかなかおもしろかったです。映画のストーリーとは関係ありませんが、関東から北海道まで北上していく道筋、東北の美しい海が見られます。地震の前に撮影したものですね。あの海が、あの浜辺がいま……と思い、ハッとする場面がありました。エンドロールにもそのようなことが書かれていましたが、あの海と浜が早く戻ってきてほしいと感じます。
やっぱり西田敏行は西田敏行だなぁ……。あの人でなければ出せない味のようなものが、この映画の底流を流れているように思いました。次の演技賞は、「ハッピー」ですね! どうやって、この犬の演技力を引き出したのだろうと(^_^;) 大きくて、いっちゃーなんだけどどちらかというと可愛くない秋田犬だからこそ、かもしだす雰囲気というのがありました。秋田犬、ですよね? まったく犬には無知で……(-_-;)
「星守る犬」というのは、そういう意味なのかと初めて知りました。一般的な言葉なのかしら? 作者の創作なのかな? おもしろい表現ですね。のんべんだらりと生きていることについては私はかなりの自信をもっていますが、やっぱり限られた人生だもの「星守る犬」的に生きていくべきだよなぁ〜なんて、ちょっと殊勝な気持ちになったのでありました(笑)
ロードムービーということになるのでしょうが、幾筋かの道が交錯し、錯綜していくのがなかなかおもしろかったです。映画のストーリーとは関係ありませんが、関東から北海道まで北上していく道筋、東北の美しい海が見られます。地震の前に撮影したものですね。あの海が、あの浜辺がいま……と思い、ハッとする場面がありました。エンドロールにもそのようなことが書かれていましたが、あの海と浜が早く戻ってきてほしいと感じます。
2011/06/28 (火)
洟垂れ小僧
今夜も熱帯夜の気配。蒸し暑くて、ジッとしていても不快ですね。昼間はカンカン照りで、道路を歩くと紫外線に射殺されるのではないかと思うくらいでした。節電もしなくちゃならないし(-_-;)、こんな日は出歩くに限ります。エアコンツアーと呼んでいる人もいましたが、図書館や映画館、カフェなど、多少設定温度は高くても、人の集まるところではエアコンがつけられていますし、自分ひとりのために使っているわけではないので、罪悪感も感じなくてすむでしょう(笑) もっとも「エアコンツアー」の命名者は、貧乏でエアコンがないのだそうですけど(^_^;)
というわけでツアーに出かけ、バスに乗りました。とってもエアコンが効いていて、乗ったとたんに「あぁ〜、涼しい〜!」。ところが、渋滞にはまりこんで30分以上乗車するハメになり、「わぁ〜、寒い〜」に。そして、バスから降りれば灼熱の街。午後2時ごろという最悪の時間帯でもありました。帰りは夕方に近くなってはいましたが、同じような感じです。
結果として、汗をかいたり、汗を冷やしたり。ふと気がつくと、鼻水がツー……(笑) くしゃみが連続、ちょっと喉も痛いような。やられた! 夏の風邪はバカがひくと申しますが、本当だったのです。バカを証明することになったようです。たいしたバカではなさそうで、医者に行くほどではなく、早めのパブロン……。しかし、こんな蒸し暑い日が続くと長引きそうで嫌な感じです。
というわけでツアーに出かけ、バスに乗りました。とってもエアコンが効いていて、乗ったとたんに「あぁ〜、涼しい〜!」。ところが、渋滞にはまりこんで30分以上乗車するハメになり、「わぁ〜、寒い〜」に。そして、バスから降りれば灼熱の街。午後2時ごろという最悪の時間帯でもありました。帰りは夕方に近くなってはいましたが、同じような感じです。
結果として、汗をかいたり、汗を冷やしたり。ふと気がつくと、鼻水がツー……(笑) くしゃみが連続、ちょっと喉も痛いような。やられた! 夏の風邪はバカがひくと申しますが、本当だったのです。バカを証明することになったようです。たいしたバカではなさそうで、医者に行くほどではなく、早めのパブロン……。しかし、こんな蒸し暑い日が続くと長引きそうで嫌な感じです。
2011/06/26 (日)
デジカメ修理完了
デジカメが壊れて、修理に出していました。もう4年以上前に買ったもので、修理代は新品を買うのといくらも違わないし、この際、買い換えようかなとも思ったのですが、旅行保険で修理費が認められたので、修理してしまいました。
飼い主があわてもののため、このデジカメはなかなかご難が多く、3度目の落下でついに故障を生じたものです。3度の実績は石、コンクリート、石、ですから、考えてみればけっこう丈夫なものでしたね(^_^;) ちなみに、土の上は数知れず……(-_-;)
1度目の石は派手な音がして、その後、シャッターの開閉に軋みが生じるようになりました。ときどき、指で叩いて開けたりして。旅行中でしたが、このときは旅行保険に入っていませんでした。保険にはほとんど、入ったことがなかったのです。
2度目のコンクリートは、見事に液晶にヒビが入りました。家の近所で。それでも画像には支障がなかったので、ときおり買い換えようかなぁと思いつつも、そのままになっていました。3度目が今回の旅行中で、目的地が不穏だったので、珍しく保険に入っていたのです。それが功を奏し?(笑)
修理代より保険代のほうが高いということはあれ、まあ、初めて保険を使わせていただきました。本当に携行品でも払ってくれるのね(笑) 保険って、入るのは簡単ですが、なかなか支払ってはもらえないものだという先入観がありまして。旅行会社の人が証明書を書いてくれたので、請求をしてみたというところです。
逆に買い換えるチャンスを失ったとも思われます。最近のデジカメはよりコンパクトに、より高性能になっているので、新しくしたほうがよかったかなぁ〜とか。でもねぇ、予備まで含めてバッテリーも無駄になるし……。まあ、せっかく修理してもらったのだから、しばらくは旧型でがまんすることにしましょう。
飼い主があわてもののため、このデジカメはなかなかご難が多く、3度目の落下でついに故障を生じたものです。3度の実績は石、コンクリート、石、ですから、考えてみればけっこう丈夫なものでしたね(^_^;) ちなみに、土の上は数知れず……(-_-;)
1度目の石は派手な音がして、その後、シャッターの開閉に軋みが生じるようになりました。ときどき、指で叩いて開けたりして。旅行中でしたが、このときは旅行保険に入っていませんでした。保険にはほとんど、入ったことがなかったのです。
2度目のコンクリートは、見事に液晶にヒビが入りました。家の近所で。それでも画像には支障がなかったので、ときおり買い換えようかなぁと思いつつも、そのままになっていました。3度目が今回の旅行中で、目的地が不穏だったので、珍しく保険に入っていたのです。それが功を奏し?(笑)
修理代より保険代のほうが高いということはあれ、まあ、初めて保険を使わせていただきました。本当に携行品でも払ってくれるのね(笑) 保険って、入るのは簡単ですが、なかなか支払ってはもらえないものだという先入観がありまして。旅行会社の人が証明書を書いてくれたので、請求をしてみたというところです。
逆に買い換えるチャンスを失ったとも思われます。最近のデジカメはよりコンパクトに、より高性能になっているので、新しくしたほうがよかったかなぁ〜とか。でもねぇ、予備まで含めてバッテリーも無駄になるし……。まあ、せっかく修理してもらったのだから、しばらくは旧型でがまんすることにしましょう。
2011/06/25 (土)
節電の夏
今日は夜になって涼しい風も吹き、しのぎやすくなりました。昨日、一昨日は、夜になっても蒸し暑くて、「ああ、これからこんな夜をいくつ数えればいいのだろう……」と気の滅入るような日でしたねぇ。それなのに、私が夜分に外出から帰ったら、うちのオババは雨戸という雨戸と閉めまくり、出窓のガラス窓も閉めまくり……。そして、「節電しなくちゃならないから」とエアコンもつけず、風呂上りだというのに汗だくで寝る支度にかかっていました(-_-;)
私が雨戸を片端から網戸にして歩きますと、「無用心だから……」と、のたまいます。そういえば、友人のところのおばあちゃまも、最近、やたら「怖い、怖い」と言うとか。玄関の鍵や門扉も早い時間から鍵をかけまくるという症状も同じ。これも高齢者特有の症状なのでしょうか。確かに、世の中で一番怖いのは人間かもしれませんけど。熱帯夜にこれはまずいでしょう……。
「熱中症で死んだなんてテレビで報道されるより、泥棒に入られたほうがマシだからね!」と思わず叫んでしまいました(笑) 野中の一軒家じゃあるまいし、夜中の2時、3時になっても明かりのついている家は多いし、なにより我が家の2階がかなり遅くまで電気がついてます(^_^;) そんなに危険地帯じゃありません。
節電は必要でしょうが、年寄りはどうも加減がねぇ。テレビでも「とくに高齢者は適度にエアコンは使え」と言っていますが、そんなの聞いちゃーいないし、聞いてもすぐ忘れます。そして、「節電」だけが刷り込まれていくようで……。かと思えば、「ここでウチが節電したって、どれほどの効果がある?」といい、「私は暑がりだから」を理由に、一晩中、22℃設定でエアコンをつけ続けていたという60歳代の人にも会いました。これはこれで、いかがなもの?(笑)
我が家は近くに川があり、川風が流れてくるので、例年、窓全開でエアコンはほとんど使わないという暮らしです。毎年節電なのだから(笑)、せめて熱帯夜の寝るまでの数時間ぐらいエアコンを使わせてもらってもバチは当たらないと思うのですよ、オババさま(^_^;)
私が雨戸を片端から網戸にして歩きますと、「無用心だから……」と、のたまいます。そういえば、友人のところのおばあちゃまも、最近、やたら「怖い、怖い」と言うとか。玄関の鍵や門扉も早い時間から鍵をかけまくるという症状も同じ。これも高齢者特有の症状なのでしょうか。確かに、世の中で一番怖いのは人間かもしれませんけど。熱帯夜にこれはまずいでしょう……。
「熱中症で死んだなんてテレビで報道されるより、泥棒に入られたほうがマシだからね!」と思わず叫んでしまいました(笑) 野中の一軒家じゃあるまいし、夜中の2時、3時になっても明かりのついている家は多いし、なにより我が家の2階がかなり遅くまで電気がついてます(^_^;) そんなに危険地帯じゃありません。
節電は必要でしょうが、年寄りはどうも加減がねぇ。テレビでも「とくに高齢者は適度にエアコンは使え」と言っていますが、そんなの聞いちゃーいないし、聞いてもすぐ忘れます。そして、「節電」だけが刷り込まれていくようで……。かと思えば、「ここでウチが節電したって、どれほどの効果がある?」といい、「私は暑がりだから」を理由に、一晩中、22℃設定でエアコンをつけ続けていたという60歳代の人にも会いました。これはこれで、いかがなもの?(笑)
我が家は近くに川があり、川風が流れてくるので、例年、窓全開でエアコンはほとんど使わないという暮らしです。毎年節電なのだから(笑)、せめて熱帯夜の寝るまでの数時間ぐらいエアコンを使わせてもらってもバチは当たらないと思うのですよ、オババさま(^_^;)
2011/06/23 (木)
「さや侍」
インターネットの評価サイトによりますと、「いい!」という評価と「つまらない!」という評価に二分されているそうですね。今日は、モモタロウと「それでは私たちも評価してみましょう(笑)」と松本人志監督「さや侍」を見にいってきました。主人公の野見隆明というお方、最初は松本人志その人かと思ってました。似てますよね?(笑)
この映画は、観客を笑わすために作られたのでしょうか? それとも、違うのかな? 平日の昼間なので観客の数も少なかったのですが、笑っている人はほとんどいなかったような……。「さや侍」が演じるのは「リンカーン」の罰ゲームの羅列みたいな感じで、自分の肉体を痛めつけることで笑わせようとするのは、……私は笑えない……かなぁ〜。それとも「笑いを作るってこんなに大変なことなんだぞ」って、言いたい映画だったのかなぁ。それはそうかも……と思いましたが。
ストーリーの底辺に流れているのは、父と娘、もう一つの父と息子っていう感じでしたが、説明的過ぎて、どうも……。松本人志監督の映画というのははじめて見ましたが、どうも「……」が多い感じで、これはまっちゃんのセンスが、私に合わないということかもしれませんね。評価が分かれるということ自体、そのセンスに合う人と合わない人がいるということでしょう。私は合わなかった(笑)
この映画は、観客を笑わすために作られたのでしょうか? それとも、違うのかな? 平日の昼間なので観客の数も少なかったのですが、笑っている人はほとんどいなかったような……。「さや侍」が演じるのは「リンカーン」の罰ゲームの羅列みたいな感じで、自分の肉体を痛めつけることで笑わせようとするのは、……私は笑えない……かなぁ〜。それとも「笑いを作るってこんなに大変なことなんだぞ」って、言いたい映画だったのかなぁ。それはそうかも……と思いましたが。
ストーリーの底辺に流れているのは、父と娘、もう一つの父と息子っていう感じでしたが、説明的過ぎて、どうも……。松本人志監督の映画というのははじめて見ましたが、どうも「……」が多い感じで、これはまっちゃんのセンスが、私に合わないということかもしれませんね。評価が分かれるということ自体、そのセンスに合う人と合わない人がいるということでしょう。私は合わなかった(笑)