風呂敷
スーパーでレジ袋を辞退し、エコバックを持ち歩くという習慣はかなり定着してきたようで、レジで並んでいる半分以上の人が「レジ袋いりませんカード」をカゴに放り込んでいるような。私もエコバックは持ち歩いていますが、紙袋に入れてくれるお店では、そのまま受け取っていました。風呂敷に包むのは、エコというより、礼儀という範疇に入ると思いますが、エコという意味でも活用すべきかなぁと。
どんな形の物でも包める風呂敷に注目している人々はちゃんといて、可愛い柄があったり、結び方が工夫されていたりすることは、テレビ番組でみたことがあります。けれど、なんとなく、着物の女性がお歳暮を包んで格子戸を開けるというCMぐらいしか思い浮かべることができません。上品な奥様だけの世界のような……(^_^;) だから、フツーのおじさんが風呂敷に包んだお菓子は、すごく新鮮に感じたのでしょうね。
風呂敷といえば、長野県の北部では、いわゆる結納のときに男性から女性に風呂敷を贈る習慣があるそうです。だから、婚約することを「風呂敷を入れる」と表現するとか。「この風呂敷に包めるだけの荷物をもって来てください」ということで、「身一つで来てください」という意味ですよね。いまでは形式だけになっているようですが、風習としては残っているそうです。なんだか、素敵!(笑)
1キロ増量
有名店で並んで……といいましたが、はたして行列はできていたのでしょうか。昨日は土曜日で、ちょっと前なら、混雑で歩けなかったほどなのです。以前、みなとみらい線が開通した頃、中華街駅で降りて浜スタに行こうとして、なかなか前に進まず、プレーボールに大遅刻したという記憶があります。それに引き換え、昨日はなんだか平日の午前中ぐらいしか人がいなかったような。日頃、あまり目に見えて気づくことは少ないのですが、不景気ってこういうことなんだと実感しました。
少ないお客さんを獲得する狙いなのでしょう、こんなに中華街に食べ放題が乱立し始めたのは。本当に、「えっ」というくらいあちこちに「食べ放題」の看板が掲げられています。ちょっと前までは、確か2軒ぐらいしかなかったはず……。お店の前に出て呼び込みをしている人の姿も多く見かけるようになったと思います。
それに甘栗売り……。剥いた甘栗を「試食」と言って手渡され、「見るだけ、見るだけ」と言われ屋台の前に連れて行かれ、まあまあ達者な日本語で「1袋1000円、2袋で1000円でいい。もっと中身を入れて800円!」とすごい勢いで売りつけられました。私にはしっかりもののモモタロウがついていてくれたので買わないで逃げることができましたが、私ひとりだったら大袋3つぐらい買わされていたかも……(^_^;) 甘栗は嫌いではありませんが、北京で遭遇した商法がここにも来てるか〜という感じでした。それからは、周囲に気を配って歩くようにしたものです(笑)
中国に行くときは、絶対に覚えていきたい中国語は「不要(ブーヤオ)」だと、先日、アメリカ人の青年が言っていましたが、中華街でも役に立つかもしれませんよ。私も昨年、たった3日間の北京滞在で、これだけはしっかり覚えて帰ってきました(^_^;)
シーズン終了
今日は、今季最後の浜スタ詣で。最終戦は来週もう1つ残っているのですが、ちょっと用事があるのとナイトゲームで寒そうなので、本日を最終観戦といたしました。今年は本当に数えるほどしか参加できませんでしたねぇ。今日はスワローズ戦で、先方は負けられない一戦になるのでしょうが、こちとら、あと負けが1つ増えようが増えまいが大勢に影響はないので、「今日は負けてやれ〜」モードです(笑)
すごく久しぶりにスワローズファンのモモタロウが一緒に行ってくれたので、モモちゃんのためにも、「頑張れスワローズ!」(^_^;) とはいえ、スワローズも首の皮1枚という感じで、優勝はかなり厳しい、はっきりいえば絶望的ですね。まあ、2着は大丈夫だと思いますが、ここのところにきて故障者続出もあり、もはやヨロヨロという感じです。が、金持ち常勝チームだけにAクラスを独占されるのではなく、上位に留まってくれているので、なんとか頑張ってほしいと……。
今日は最後の昼ゲーム、薄暮ゲームかな、ということもあり、いつものメンバーに加えて、久しぶりの登場の方々もあり、けっこう賑やかに観戦しました。私たちのまわりはけっこう人が集まっていましたが、このカードは、どの試合もいつもガラガラ。とはいえ、さすがに勝負がかかっている終盤戦だけに、スワローズファンは、いつもより多くて、まあ、レフトスタンドは85%ぐらいの入りでしょうかね(^_^;) 内野は相変わらずのガラガラで(笑)
セリーグ、パリーグ、そしてベイスターズリーグなどと揶揄されますが、本当にどうしてこんなに弱いんでしょう。誰のせい? 補強? 練習の方法? 監督やコーチ? 精神論まで行きますかね? 全部かもしれません。親会社のやる気のなさもあるかも(笑) まあ、これは身売り決定ですから、しかたがないかもしれません。来季は戦略的に考え直してほしいものですよ。横浜からのお引越しは来季はなさそうなので、せめてビリはビリでも、別リーグにはならないでほしいですねぇ(-_-;)
タイがベニスに?
アユタヤは、行ってみたい街の一つだったので、早く水が引かないかしらと、祈っています。祈るぐらいしか、できませんものねぇ。寝ている仏さまが、半分以上チャプチャプになっているのですから、かなりの水深。乾いた地面が現れるまでには、まだ長い時間が必要だとか。経済の打撃もそうでしょうが、まず生活が……。
タイの人々は本当にお気の毒ですが、案外、みなさんの顔が穏やかな気がします。洪水の真っ只中で、高い所にちょこんと座り、「お〜、お〜」というような顔で水を眺めている人々の姿があちこちの場所で映し出されていました。それは、仏教国でそもそも穏やかな国民性のせいでしょうか。避難する舟の中から、みんな、水に漬かった仏さまに手を合わせていました。「騒いだって始まらないよ」と達観しているような。まあ、日本人もそんなところがありますね(^_^;)
風土病?
夕方、臨床検査技師をやっている友人から電話があり、職業柄、「あーじゃないか、こーじゃないか」とうるさい(笑) 「イランでヘンナ虫にかまれてきた可能性もあるんじゃないの?」と言うのですが……、虫にかまれたなら、4ヵ月も5ヵ月も経ってから発症しますかね? ずいぶん前にネパールで虫に入り込まれ、皮膚に浮いてくる虫を1匹ずつ取り除くという治療を受けた人は知っていますが……。風土病に一種だそうです。その虫は身体の中で生きているそうで、皮膚に浮き上がってくるのを待って、順番に取るので何か月もかかったとか。何十匹もいたそうです。気持ちわる〜(^_^;)
しかしながら、4月のイランは涼しくて、虫など飛び回っていなかったし、森や山には行っていないので、かまれた記憶はありません。第一、虫が関係していれば、虫の特定はできなくても、生検で一発判明になるのではないでしょうか。しかし、時間が経ってから発症する……という言葉が本当なら、ひとつだけ思い当たることがありました。ちょうど1年前、チュニジアでよろけて「さわっちゃいけない!」と言われたサボテンにつっかかってしまったのです。そのとき、サボテンのトゲが刺さって、現地の係員のおじさんや添乗員さんを大騒ぎさせた部位が、そう、肩のうしろ……、ちょうどその位置でした。
サボテンのトゲはできるだけはたいて取ってもらって、しばらくはチクチクしてはいたものの腫れたり、痒くなったりはしませんでしたが。そのとき着ていたジャケットは、旅に間は着ないで、そのままクリーニング屋さんに出しました。ひょっとしたら、あのときのトゲが、1年後に暑さとともに悪さをしていた? 痒みが始まったのが7月末で、9月初旬まで続いたので、暑さとの関係は疑うことができますね。
いまは痒みはほとんどなくなったのですが、ブツブツは残り、いかにも汚い肩裏になってます(-_-;) 明日、ドクターに電話してみようかな……。