「縁結神社」
長野から、スキーインストラクターをやっている友人が仕事で東京に来て、午前中で仕事が終わるから昼飯を付き合えと呼び出されました(笑) 観光協会の仕事をしているので、たまに東京へもお出ましになりますが、今回はけっこう久しぶりでした。昨年はスキー場関係の仕事をしていたのですが、今年は「木祖村」というところへ、単身赴任で出向だとか。村の観光資源をどう売り出すかということに苦心しているようです。
木祖村は、奈良井宿の近くで、長野県といっても四捨五入すれば岐阜県みたいな(^_^;) 県境が四捨五入できるかどうかは知りませんが、文化圏としては中京ゾーンに属するようです。写真を見せてもらっただけですが、自然がたっぷり、清流があり、紅葉も美しいところのようです。それはもう、「木曽路はすべて山の中である……」ですから(笑) 島崎藤村の時代に比べれば、ずいぶん開けちゃったとは思いますが。
ここに「縁結神社」という神社があります。日本にあまたある神社の中でも「縁結」をストレートに命名しているところはここだけとか。さまざまなご縁が結べるというパワースポットとして、知る人ぞ知る!という場所になりつつあるのだそうです。さっそく訪ねてみたい……とはいえ、関東からはやはり遠い……。行くにはちょっと気合が必要ですね(^_^;)
「これ、やるから大事にしろ」と手渡されたのが、宮司さんが祝詞をあげてくれたというご縁のお守り。五円です(^_^;) 「大きなお世話じゃ〜!」といいながらも、シンプルで可愛いので、お財布の中にしまっておくことにします。なんかのご縁があるといいですねぇ(笑) 本当に景色の美しいところのようで、本当に何かのご縁があれば、行ってみたいものです。
また人身事故で
基本的に急ぐ旅をしているわけではないので、足止めをくらってイライラするというよりは、ああ、またひとり、生きていけなくなっちゃった人がいるのだなぁと身につまされます。年間の自殺者が何万人というこの国の状況ですから、電車に飛び込んじゃった人に遭遇する確率だって、上がろうというものです。実際に自分の乗っていた車両がかかわった事故は1回だけですが……。毎日、電車に乗ってもいない人間が1回でも遭遇するということ自体、やはり頻度の高い証しかなぁとも思います。
ここのところ、顔を知っているという人々がふたり、やはり自分から命を絶ちました。中高年の自殺者が多いのではないでしょうか。高齢者はますます長生きになって、その子ども世代が50、60代。今日、50代半ばの知り合いから電話がかかってきて、「介護はのしかかってくるし、この先の生活の展望は立たないし、何か新しいことを始めるには体力も気力もなく……。死にたくなる人の気持ちはよくわかる」と言っていました。生きにくい世の中なんですよねぇ。なんとかならないものでしょうか?
赤信号ひとりで渡れば?
私が毎日のように通る道に、幹線道路を渡る信号があります。下り車線には3色信号のほかに右折信号がついています。しかし、上り車線には右折信号がありません。右折して入る道路が細いのでめったにクルマも通らないのです。ところが、この下り車線の右折信号が点ったとき、右折信号のない側の歩行者信号は赤のまま。車両が信号を守っていれば、どう考えても、このときこの横断歩道を通過するクルマはないという構造になっているはず。
で、私は右折信号が点れば、上り車線のクルマが停止したのを見極めると、さっさと渡ってしまいます。さっさと渡る人は、私を含めて、いつもひとりか、ふたり。あとの方々は、つられて渡りそうになっても信号を見て、引き返したりします。クルマや、昨今は自転車でも、車両と言われるものは止まってもらわなければ困ります。もし、人と接触したら、ダメージが大きすぎるから。それにおまわりさんに見られたら罰金も待っていますしね(笑) しかしながら、人は?
左右を見渡して、見渡す限り1台のクルマも見えないのに、それでも赤信号で立ち止まっていなければいけないものでしょうかねぇ。赤信号は、危険を防止するためにあると思うのですが、危険のないような場合でも守らなければならないルールなのかどうか、とっても疑問です(^_^;) お上の命令には絶対服従?
蚊が……
季節外れも甚だしい! なにを血迷って出てきたのだ! と、思っていたら、今夜もまたやられました(^_^;) ブーンという羽音に、大暴れして振り切ったのですが、次の瞬間、今度は額にぷっくりと赤い腫れ。痒い! 痒い! その後、どこへ飛んだのか……。しまってあった蚊取り線香を取り出して、火をつけました。夜になるとさすがに肌寒さを感じるので、まさかその辺に生息しているとも思われないのですが(-_-;)
都会は暖かくなって、冬でも蚊などが活躍するという話は聞かないでもありませんが、我が家があるのは東京といっても郊外。家のあばら家ですから、見事に風通しもよく、マンションなどとは違って冬はしっかり冷えます。そんな中でも冬に蚊が生息できる気温になってしまったということ? 地球温暖化が進行しているのはその通りでしょうが、蚊まで長生きしないでほしいと心から願います(笑)
野川公園の秋
暖かな日曜日でした。暖かなというより、むしろ暑いくらいで。お天気もいいし、どこかに紅葉でも見に行こうかなぁと思いつつ……。約束でもあれば出かけていくのですが、誰も遊んでくれる人のいない身なので、つい出かけるのが面倒になってしまいます。家でゴロゴロしていると、テレビを見たり、本を読んだりしながら、お煎餅などをつまみ、これでは豚にまっしぐら。これではいけないと、久しぶりに野川公園まで散歩に行ってきました。
秋は確かに始まっている感じはするのですが、暖かすぎることもあり、なんだか中途半端な季節感です。まだ元気に川遊びしている子どもたちまでいるのですから(笑) 木々は色づいていて、足元にはさくさくの落ち葉もあるというのに、額には汗……。ちょっと出かけてくる時間が早かったでしょうか。
河原や河原沿いの家々の花壇には、秋の花が顔をのぞかせています。春の花と違って、地味な色合いの花や実が多く、青い花やむらさきの花が好きな私の好みではあります。名も知らぬ花……って、けっこう、有名な花かもしれませんが、インドア派の私は植物に対する造詣がゼロに近いので、すべて名も知らぬ花、です(^_^;) 名前はわからなくても、きれいだなとか、健気だな、とか(笑)
野川公園の中には、柵で仕切ってある「自然観察園」があります。扉があって、隔離はされていますが、入るのはフリー。扉の閂を開けて、中に入ることができます。ここには手付かず……というわけにはいきませんが、ほとんど自然のままの雑木林や湧き水の池が保存されています。国分寺崖線「はけ」の面影が残る場所。そんなに広いスペースではありませんが、日曜日の午後でもひと気が少なく、静かな散歩が楽しめます。向かいにある「自然保護センター」には、武蔵野の自然の解説や展示もありました。
すぐ横には東八道路などという広い幹線が走っていて、交通量も多いのですが、木立に囲まれた中を歩いていると不思議に自動車の音も聞こえない……。