もうすぐ開花?
暖かい日が続いて、桜の蕾はずいぶん色づいてきました。東京の開花予想は、土曜日らしいですが、31日の天気予報は雨のようです。多摩地区は、都心より、1〜2℃気温が低いので、開花は日曜日か、来週かというところでしょうか。別に心待ちにしているというほど桜に思い入れがあるわけではありませんが、やはり桜が咲くと「春になったなぁ〜」という気分になります。
満開は来週末ぐらいでしょうか。桜好きの日本のことですから、桜は街のあちこちで咲き誇る感じで、街中がピンクに染まる……そんな雰囲気は、春の暖かをより際立たせてくれるような気もします。薄いピンクという色が溢れていると、散歩をしていても気持ちが穏やかになるような。頑張って、歩きましょう(笑)
「幻蝶」
この頃はミュージカルとか、大音響系を見ることが多かったような気がするので、「幻蝶」は、芝居らしい芝居を観たなという印象です。幕間なしでノンストップ2時間20分ぐらいでしたが、まったく長くは感じませんでした。ひたすら幻の蝶を探すふたりの男と、それを取り巻く男女のお話です。情熱というのは、いっとき周囲も巻き込まれていったりしますが、最終的には逃避行動なのかな、なんて、思いました。
私生活はいつもゴタゴタしている印象もある内野聖陽は、最近はテレビや映画にもけっこう出演していますが、やっぱり舞台の人だなと思いました。「臨場」より、「幻蝶」でしょう(笑)
梅が見頃
桜の開花情報が聞こえてくるようになり、なんのかんのと言っても春は近づいてきているようです。とはいえ、まだ朝晩は寒いですが……。集金に来た新聞屋さんが、「朝刊はまだ顔が凍ります」と言っていました。お疲れさまです。我が家の近辺の桜は、やや蕾が大きくなっているかな?という気配はありますが、まだ咲きそうにはありません。
吉祥寺に行ったついでに、井の頭公園を通り抜けてみました。なんと、梅が満開! 梅のお花見の人々でにぎわっていました。あちこちに散在するベンチには、日向ぼっこ風の人々で空がありません。乗ったカップルは必ず別れるというジンクスをもつ池のボートを楽しんでいる方々もいましたが、ボート遊びはまだ寒そうです。ボートからのお花見というのもいいかもしれませんね、カップルでなければ(笑)
桜の蕾はまだ固そうですが、白モクレンの花が少しだけ開いていました。春の井の頭公園というは、そういえば行ったことはないような気がします。池に映る桜も美しいでしょうが、白モクレンも映えそうです。どこからともなく漂ってくる沈丁花の香りにも春の訪れを感じますね。今年は、井の頭公園を観察してみようかと思った次第ですが、どのくらい通えるかは……。ときどきは、行ってみようかと思います。
寒いんだか、暖かいんだか
この辺りでは、ペナントレースの開幕とともに桜も開花しそうですが、チームによってはパッと咲いて、パッと散るのでしょうねぇ(-_-;) 一度でもパッと咲けば上等でしょうか(笑) 日本人が桜が好きな理由は、パッと咲いて、パッと散る潔さだともいいますから。今年は、お花見にでも行ってみましょうかねぇ。暇なので、誰か誘ってください(笑)
「サッチャー」
映画に描かれているのは、サッチャーさんの半生。現実と絡みながら物語りは進んでいきますが、認知症の人が、実際はどう感じ、何を考えているのか、本人じゃなければわかりませんね。そして、本人には、もうそれを表現していく力は残されていないのいないのでしょう。でも、そうなんだろうなぁと感じさせられました。
ボケないように一生懸命、脳トレしたりしても、ムダなんじゃないかと思われました。サッチャーさんが、若い頃から脳を使っていなかったはずはないんだし。認知症になるかどうかは、その人の運命というか、もっぱらDNAにかかっているのではないかと(-_-;) 我が家系は、父方は認知症がひとりもいませんが(数が少ないので統計は取りにくいのですが)、母方にはチラホラそういう人が……。自分がどっちへ転ぶか、転んでみなきゃわからないので不安です(-_-;)
サッチャーさんが首相になっていた時代のイギリスは、ある意味、激動の時代。というか、いつの世も、振り返ってみれば激動の時代みたいなところはありますけどね、近現代は。政治家としてのサッチャーさんを評価するのは、まだ時期尚早いうところではないでしょうか。映画でも評価は差し控えられているように思います。いわゆる先進国では初めて女性で首相になった人ですが、それは姿形が女性だったというだけでしょう。いまの女性政治家と違って、「女性の視点」とか「女性としての意見」とかは、あまり関係がなかったように思います。それでも女性がトップに立ったというだけで、素晴らしいことだとは思いますけど。あとに続く人に勇気を与えますものね。