「土方歳三資料館」
昨日は、土方歳三の祥月命日。1869(明治2)年没ですから、没後143年ということになります。いまの暦だと、6月20日没ということになるそうですが。新選組関連の場所はずいぶん歩き回りましたが、この「土方歳三資料館」は未踏の地でした。というのも、開館しているのが隔週の日曜日の午後だけとか、なかなかタイミングが見つからなかったのです。今日は、祥月命日の近辺で、この時期はふだんは見せてくれない遺品の「和泉守兼定」も展示されているということなので、ちょっと拝見に伺うことにいたしました。
天気もよかったので、ある意味、散歩がてら。京王線の高幡不動の駅からふらふらと歩いてみました。初夏の浅川もなかなかいい風景です。橋の上で風に吹かれると、本日、強風のため、吹き飛ばされそうになりました(笑) 帽子を押えて渡ったの、かなり遠回りの高幡橋。ひとつ下流の新井橋を渡ったほうが近いのですが、帰りにそちらを通ろうと思って遠回りをしてみました。本当は、モノレールに乗れば下車2分というところらしいですけど、それでは散歩になりませんから(^_^;)
資料館は、子孫という方のご自宅を改造して作ったらしい小さなもので、土方歳三関連の書や鎖帷子などが展示されています。「和泉守兼定」、レプリカの刀は何度も見ていたのですが、さすがに使い込んである感じで厳然としていました。これで、何人を切ったのでしょうか……。写真撮影禁止です。資料館の外に歳三が使っていたという木刀のレプリカもあり、ちょっと振らせてもらったのですが、かなり重量感があります。体力もあったのですねぇ、きっと。
庭には「手植えの矢竹」という竹が植えられています。幾つのときに植えたのかはわかりませんが、少なくとも150年以上は経っているんですよね、本当なら。まあ、伝説ということもあるので真偽のほどは不明ですが、なかなか立派な竹に育っています。
いま日野市では「ひの新選組まつり」とやらを実施していて、この資料館を含め、新選組ゆかりの場所を何か所かまわると何かもらえるというスタンプラリーをやっていました。そのせいか、若いカップルなどがけっこう多くて、「こんどういさむって友だちなの?」とか「北海道に行ってたんだぁ。行ってみたいね」などという会話が聞こえてきて……、おもしろかった(笑) こんどういさむカップルとは石田寺でも会い、そのあと私はドトールで休憩してから行ったのに高幡不動尊でも会ってしまいました(^_^;) わたしは「いさむ」がごもっともで印象的だったので覚えていましたが、先方は気づいていないでしょうね(笑)
歯医者へ走る!
歯の表面ではなく、根っこのところに炎症が起きているということで、麻酔をかけられザックリ……。麻酔が効きやすい体質らしく、1回目の表面麻酔で痛みがなくなり、もう帰りたいと言ったところで、そうはさせてもらえません(^_^;) 2回目の奥へ入れる麻酔をされ、あとは何が行われているのかはさっぱりわかりませんが、まあ、ザックリですよねぇ。でも、この処置のお陰で痛みはなくなり、食欲も増進(笑)
「麻酔が切れたら痛むかもしれないので」ということで、痛み止めの薬をもらいました。しかし、むか〜し、歯医者さんからもらった痛み止めで全身にかゆ〜いプチプチができて苦しんだことがあり、飲む気がしな〜い。幸いなことに麻酔が切れても、痛みというほどの痛みがないので、薬はお守り代わりということにしています。私が痛みに対して鈍感なのかもしれないということは、つねづね感じていることではありますが(^_^;)
深大寺そば
ここに「そば豆腐」というものがあり、おもしろそうなので、1皿だけ頼んでみました。そばの風味がある豆腐。蕎麦粉が混ぜられているようです。わさびとそばつゆであっさりいただくもののようです。ちょっと固めかなぁ〜。まあ、珍しい品なので「そんなものか……」という感じです。
友人の料亭にクルマを停めさせてもらい、クルマ屋さんが帰ったあとにちょっとおしゃべり。私は徒歩だったのですが、話をしているほんの少しの間に一転にわかにかき曇り……という感じで、天地が裂けるような雷鳴が轟きが響き渡りはじめました。「あっちゃ〜!」。大粒の雨もポツポツ降り始め、急に大荒れの様相を呈してきました。友人からクルマで送ってくれると言いますが、これから仕事の人に申し訳ないので、走って退散。
とは言っても、マラソンランナーではない私には、家まではずっと走りきれる距離ではありません。雨は大粒ながら、まだ激しく降っているというほどではなかったので、大濡れはしなかったのですが、頭上の雷と稲妻に脅かされながら、一生懸命に帰ってきたという感じです(^_^;) 天気が変わりやすいという予告はされていましたが、まったく昨今、変わり方が極端です。夕方になったら、今度は日が差して、夕焼けまで見えていたのですから。
「テルマエ・ロマエ」
銭湯や温泉というお風呂文化のお話もおもしろかったし、時間旅行という側面も楽しめました。かつてはローマにも公衆浴場という文化があったわけですが、いま公衆浴場という文化を持つのは日本だけ? これも銭湯という意味では失われつつありますが。それでも温泉というのは、かなり世界中にあるのではないでしょうかね。水着を着て入るというのが一般的で、「裸のつきあい」っていうのは、日本だけかもしれませんが(^_^;)
登場してくるローマ人役の日本人俳優陣は、確かにみんなローマ人顔(笑) 上戸彩は、確かに女優さんの中では「平たい顔族」かも、とか。阿部寛は、二枚目なんだけど、なんだか三のセンのほうが似合っているような。真面目な顔をしていても、なんだかとてもおかしさがあります。なんて言ったら失礼なのかな(笑) 最後の「すべての道はローマに続いている」というくだりでは、みんなシンとしていたけれど、そこ、笑うところでしょう(笑)