インカ帝国展
「マチュピチュ発見100年記念」だそうですが、本格的なインカ帝国展が行われるのは日本で初めて、しかも、いまやマチュピチュは人気の遺跡観光地でもありますから、老若男女、ぞくそくと押しかけています(^_^;) 食器や織物、建築様式などをじっくり見ると、本当に進んだ文化があったのだぁと思います。これを滅ぼすなんて、スペインもえらいことをやってくれちゃったものです(-_-;)
とくに織物は、精巧で美しく、いまでも身につけられそうなものがたくさんありました。建築のスケールは、これまでも何度もテレビなどではみていますが、やっぱり「すごい!」のひと言。今回は、15分ほどの短編で全貌を3D画像でみせています。上空から誰もいない遺跡をまるごと映しているのは、かなりの迫力。3Dで、空からグーッと地面に近寄り……などという映像には頭がクラクラしました。画面に近いということもあるかもしれませんが、自分の三半規管がそうとうヤワなのではないかと疑っています(笑)
農作物や料理など、食べ物にふれた展示物が案内が少なかったのがちょっと残念。けっこうユニークなトウモロコシや世界のじゃがいものルーツなどが、確かあったと思うので、そういう情報も知りたかったかなと思います。
しかしまあ、平日の上野って、修学旅行生がいっぱい! 今日の私のお衣装は、半袖の白のポロシャツに黒のコットンパンツ、おまけに白のスニーカーだったので、すっかり男子中学生に同化していました(-_-;) 列の後にくっついて、ついでにパンダでも見ようかと思ったくらいです(笑)
最近の銀行
とりあえずATMに並び、下ろした現金を再び口座に投入。違う口座でしたけど(笑) そして、キャッシュカードを握りしめて、恐る恐る小部屋に入りました。そして、何をしたいかスイッチを押すと、テレビにセンターの係員の方が映り、それからはテレビ電話のお指図で画面を押したり、スキャナーに紙を入れたり……。で、最後に受取証が出てきて、用件は完了。「へぇ〜〜〜」でした(笑) 世の中、進みすぎ! というか、私が遅れすぎ?(-_-;)
そういえば、1月に銀行に米ドルを買いに行ったときも、ドルは自動販売機で買うことが判明し、「へぇ〜〜〜」だったのでした(^_^;) いまは海外でも、直接、円から現地通貨に交換できることが多いので、わざわざ両替をすることは少ないですね。空港で少額を両替したり。1月のときは、円が途方もなく高かったので、「いまのうちに」というセコイ根性から、近所の銀行で両替できるところを探して行ったのですが、そもそも近所の銀行で探すというところから遅れが目立ちます(笑) 両替できる銀行って、別に特別な銀行ではなかったというか……。
いつも行っている銀行に行って、「米ドルに……」と言った瞬間、自動販売機を示されたというわけです(笑) 100、200、300、500ドルだったかなぁ、すべてパッケージになっていて、その日のレートで価格が出されています。欲しいドルパックのボタンを押して、円を投入すると、パックとおつりがあればおつりも出てきます。この機械の前は何度も通っていたはずなのですが、人には必要がないものは見えない(笑) ではなく、見てなかったのは私だけかもしれませんけど(^_^;) 世の中、進んどる! なんだか、いっぺんにおばあちゃんになった気がしました(^_^;)
個展のお知らせが
童話作家のやまがたあけみさんから、個展のお知らせをいただきました。5月21日(月)から、28日(土)という短い期間ですが、曙橋の「ゑいじう」というギャラリーで「動物だもの」というタイトルの個展を開くとのこと。お知らせのハガキがとても可愛らしいので、机の前に貼ってあります。
あけみさんの作品は、どれもとても手が込んでいて、それがまたとても丁寧に作られています。そして、なんともいえない温かさが伝わってくるのは、お人柄かもしれません。私は、ずーと前にデザイン・製作されたゴリラのぬいぐるみをいまも相棒としていて、いつもクルマの助手席に座らせています。他に座ってくれる人がいないから……、かもしれませんけど(笑) でも、すごく可愛くて、心強い相棒なのですよ。
絵本もかわいらしいのですが、なまの作品をぜひぜひ見にいってみてください。あけみワールドにきっと癒されるはず。こんなご時世に、「癒される!」と実感できるのは貴重な体験ですよ〜。
石田寺
土方姓は、全国的には珍しい姓になるのかもしれませんが、ここらへんでは石を投げれば当たる状態です(笑) 街には「土方商店」的なものもいっぱい。石田寺にも「土方家の墓」がたくさんあり、「土方歳三の墓」として建てられたものは、比較的、新しく……10年余前。大河ドラマで新選組人気が爆発的に高まったあたりと前後しているのではないかと思います。NHK恐るべし、です(笑)
以前に来たときは、どの土方家の墓が歳三の家かとキョロキョロしてしまいましたが、いまはきちんとわかりやすくご案内があります。祥月命日ということからでしょうか、お花もたくさん供えられていて、焼香台も設けられていました。函館の「土方歳三最後の地」も、いつ行っても線香が手向けられていますが、ここもいまや巡礼地になっているのかもしれません。
今日は、新選組パレードや函館でやっているような「土方歳三コンテスト」みたいなものも実施されていたような。こういうのは、ちょっと悪ふざけみたいな感じがして、あまり見に行く気にはなれないのですが……。土方さんも草葉の陰で苦笑い、いや、苦虫を噛み潰しているかもしれませんよ(笑)
「土方歳三資料館」
昨日は、土方歳三の祥月命日。1869(明治2)年没ですから、没後143年ということになります。いまの暦だと、6月20日没ということになるそうですが。新選組関連の場所はずいぶん歩き回りましたが、この「土方歳三資料館」は未踏の地でした。というのも、開館しているのが隔週の日曜日の午後だけとか、なかなかタイミングが見つからなかったのです。今日は、祥月命日の近辺で、この時期はふだんは見せてくれない遺品の「和泉守兼定」も展示されているということなので、ちょっと拝見に伺うことにいたしました。
天気もよかったので、ある意味、散歩がてら。京王線の高幡不動の駅からふらふらと歩いてみました。初夏の浅川もなかなかいい風景です。橋の上で風に吹かれると、本日、強風のため、吹き飛ばされそうになりました(笑) 帽子を押えて渡ったの、かなり遠回りの高幡橋。ひとつ下流の新井橋を渡ったほうが近いのですが、帰りにそちらを通ろうと思って遠回りをしてみました。本当は、モノレールに乗れば下車2分というところらしいですけど、それでは散歩になりませんから(^_^;)
資料館は、子孫という方のご自宅を改造して作ったらしい小さなもので、土方歳三関連の書や鎖帷子などが展示されています。「和泉守兼定」、レプリカの刀は何度も見ていたのですが、さすがに使い込んである感じで厳然としていました。これで、何人を切ったのでしょうか……。写真撮影禁止です。資料館の外に歳三が使っていたという木刀のレプリカもあり、ちょっと振らせてもらったのですが、かなり重量感があります。体力もあったのですねぇ、きっと。
庭には「手植えの矢竹」という竹が植えられています。幾つのときに植えたのかはわかりませんが、少なくとも150年以上は経っているんですよね、本当なら。まあ、伝説ということもあるので真偽のほどは不明ですが、なかなか立派な竹に育っています。
いま日野市では「ひの新選組まつり」とやらを実施していて、この資料館を含め、新選組ゆかりの場所を何か所かまわると何かもらえるというスタンプラリーをやっていました。そのせいか、若いカップルなどがけっこう多くて、「こんどういさむって友だちなの?」とか「北海道に行ってたんだぁ。行ってみたいね」などという会話が聞こえてきて……、おもしろかった(笑) こんどういさむカップルとは石田寺でも会い、そのあと私はドトールで休憩してから行ったのに高幡不動尊でも会ってしまいました(^_^;) わたしは「いさむ」がごもっともで印象的だったので覚えていましたが、先方は気づいていないでしょうね(笑)