敬老の日
65歳というと1947年生まれということですね。いわゆる団塊の世代。そういえば「花の22年組」とか言っちゃって、けっこう、あっちこっちでいっぱい見かける世代でありますね(^_^;) みなさん現役バリバリな感じで、とても老人の仲間入りとは見えませんけど。きっと「敬老会」などというものには、絶対、行かないでしょうね(笑) というか、まだ招かれないのかしら? 今日、街で見かけた高齢者は、75歳以上、後期高齢者の感じでした。75歳を超えると、さすがに高齢者という呼び名が似合ってくる感じです。しっかし、まあ、みなさん元気!
異常な暑さで
嫌なニュースばかり
問題になっている映画は、どうもかなり趣味の悪いもののようで、イスラームの人々が怒るのも当然という内容だとか。クルアーンを焼いた牧師だったか、なんだっかもいましたけど、そういう話を聞くとアメリカ人の中には、けっこう偏狭な人がいるという感じがします。日本にも歴史の中では宗教上の争いがなかったわけではありませんが、こと宗教に関しては、日本人には理解できないことが多いような気がします。日本的感性だと、自分は信じていなくても、他の誰かが信じている神様なら、一応、敬意ははらっておきましょう……という神様に対する柔軟性があるように思います。日本には八百万の神々がいるようで、実は誰もいないようで、八百万もいるんだから、あとひとり、ふたり増えたってお構いなしだったり……(笑)
イスラームでは、クルアーンがもちろん聖書ですが、キリスト教を否定するものではなく、キリストも預言者のひとりという捕らえ方ですから、旧約聖書や新約聖書を「焼く」などという行為は行うことはないでしょう。したがってキリスト教徒は「聖書を焼かれる」という経験はないと思うのですが、もし、自分の信じているものが焼かれたらどんな気持ちがするだろうと考えてみることはないのでしょうかねぇ。9.11がイスラーム過激派の仕業だったとしても、すべてのイスラームの信者を憎むというのは、どこか違っている気がしますけど……。
で、その抗議として、アメリカの国旗を踏みつけたり、引き裂いたり、焼いたりすれば……、それはアメリカ人だっていい気持ちはしないでしょう。ましてや大使館を襲撃されて、大使まで殺されてしまったわけですから(ベンガジは、映画は口実でもう少し違った背景がありそうですけど)。日本の国旗は好きじゃない私でも、中国人に踏みにじられ、焼かれている国旗を見れば、やっぱり中国人を嫌いになるもの(^_^;) そうやって、あちこちでお互いに「嫌い感」を育てているような世界。戦争を経験したお年寄りが「戦争にならないといいんだけどねぇ」とつぶやいていました。そんなに切迫しているとは思いませんが、ホントに嫌なご時世だこと!
引き分け
1ヵ月以上ぶりに横浜スタジアムに行ってきました。今年は、あっちこっちウロウロしていたこともあり、6月から月1参戦になってしまっています。そんなことやっているうちに、もうシーズンも終わりかけているという……。Aクラスになる可能性はシーズンイン直後にもうなくなっているし、100敗して自虐的になる可能性もなくなり、なんの楽しみがあって浜スタまで出かけていくのかねぇ、という感じ(^_^;) それでも、本日の試合、平日なのに1万1,000人以上の入場者がありました。ファンというのは、ありがたいものですね(笑)
試合は、引き分け。内容は完全に負け試合でしたが、相手ピッチャーのフォアボール、デッドボールの連発で、なんとか追いつくことができたという具合。延長戦までやらかしてくれて、帰りは遅くなりましたが、見ていておもしろいゲームとはいえませんでした。記録には残らないけど、それはエラーというものの一種でしょうというような守備もあり、なんとなくダレた試合だったように思います。見ているこっちがダレてるだけかもしれないけど(笑) 私ばかりではなく、さすがの町内会の住人も出席率はイマイチ。毎日、来ていた人が、ときどき欠席になったりしているようです。ゴッドファーザーは、顔は出すけれど、8時には帰ってしまうとか(^_^;) 勝敗がもうどうでもよくなっているチームですから、そろそろベテランを下げて、ヘタでも打てなくても、若くてイキのいい選手を出してほしいなぁ、と思うのであります。今年は、まだ顔と名前が一致しない選手もけっこういるので……って、それは私の個人的な事情です(笑) 今年は雨の日が少なかったので、屋根のない横浜スタジアムでも中止になったゲームが少なく、10月3日には予定数終了。例年よりははやくシーズンが終わりそうです。
「夢売るふたり」
「夢売るふたり」という映画を見てきました。西川美和監督の映画は、前の2作品も見たのですが、「結局、最終的にはどうなったの?」と聞きたくなるような、もやもやした疑問を投げかけられたまま終わるというのか……、不条理というのでしょうか、そういうおもしろさがありました。この「夢売るふたり」という作品は、どちらかといえばわかりやすいと思いますが、人の心の動きの不思議を感じさせられます。
当て書き?と思えるほど、阿部サダヲのイメージにはぴったりですねぇ。他の人では、この役は考えられないという感じ。妻役の松たか子は、いい役者さんではあるのでしょうが、顔が美人というより、上品すぎる感じで(^_^;) なんとなく、もっと庶民的な人にやってもらいたかったかなぁ〜などと思いました。「夢売るふたり」というのは、なんとも皮肉なタイトルです。