ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2012/09/30  (日) 

暴風雨

雨もすごかったですが、風が凄まじく、雨戸を閉めていても我がボロ家は、ギシギシ。家ごと吹き飛ばされるのではないかと、本気で心配しました(-_-;) 雨が終わっても、いっこうに風が収まる気配がありません。大地震から始まって、原発、洪水、竜巻……、この夏の長引いた酷暑に中国に台風、平穏な日々は来ないのでしょうか、という感じです。
 
夕方、ボロ負けした横浜スタジアムの試合をテレビで見ていたら、9回の裏ぐらいにすごい雨になっていました。土砂降りの中で、11点差もつけられて、ヒットなんか打つなっていうの! その分、濡れるだけでしょうが(笑) 今日の負けで最下位が決定したそうですが、いまさらねぇ。そのときは、家のほうはまだ一粒の雨も落ちていなかったのに、15分後ぐらいにダーッと降ってきました。
 
浜スタと我が家の間の距離は、直線にして25キロぐらいでしょうか。15分で25キロを進んでくる雨雲は、時速何キロ? ここで、慌てて計算しても、この雨を降らせている雲が同じ雲とは限らないので、無駄なことでしたね(笑) それにしても「駆け抜ける暴風雨」という感じの台風でありました。各地で被害も出ているようですが、台風一過、粛々と復元するしかないのでしょうね。
 



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2012/09/29  (土) 

「最強のふたり」

モモタロウに誘われて、「最強のふたり」を見にいってきました。障害者を扱っている映画ということで、よくよく映画紹介も見ないで、「なんか、泣かされちゃうような映画だと嫌だなぁ〜」と敬遠していたのですが、モモタロウが「そういうのじゃないらしい」というので、出かけていきました。「そういうの」じゃ、ありませんでした(^_^;) どういう風に感想を言っていいのかわからないのですが、すごくいい映画でした。おもしろいというのともちょっと違う……見てよかった映画です。誘われなかったら見なかった可能性が高いので、誘ってくれたモモタロウに感謝。
 
実話なのだそうですね。全身に障害をもつ男の世話係となった青年の、破天荒な無邪気さがなんとも痛快。人の心っていうのは、深いなぁ……などと思ってしまいました。外側に現れたものと、内側に流れるものって、けっこう違っていたりすると思ってみたりもしました。言葉で表現するのは非常に難しいのですが、最近の「見てよかった映画」の一つとなりました。
 
最近の、って、今週はなんだか映画ウィークになってしまいました(笑) 見ないときは平気で半年、1年も映画館に足を運ばないのに、詰め込むときは詰め込みますねぇ(^_^;) でも、フランス映画というのは、ずいぶん久しぶり。予備知識なしで見たので、最初、何語かわかりませんでした(笑) というか、かろうじて何語かわかるのは、日本語と英語ぐらいなんですけどね。
 



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2012/09/28  (金) 

「鍵泥棒のメソッド」

上映館があまり多くはない「鍵泥棒のメソッド」。バスに乗って、見に行ってきました。ストーリーは荒唐無稽といえば言えますが、笑わせる演技があるわけではなく、笑わせるセリフがあるわけもありませんが、思わずおなかの中でニヤリとしてしまうようなコメディでした。香川照之って、すごい! 歌舞伎役者になるのはやめて、ずっと映画をやっていてほしいくらいです(笑) 
 
Aという人物からBという人物になり、Aに戻って、ときどきCにもなるような、銭湯で転んで記憶喪失になってから、突然、別の人物の生活を生きるわけですが、まったく違う環境の中でももって生まれた性格はかわらないという“感じ”がすごくイメージされて、すごくおもしろかったです。「役者」を演じる堺雅人のA、B感もあって、このふたりの組み合わせは掛け算になっていますね。
 
ネタばれしないようにおもしろさを表現するのは難しいので、ぜひ、見にいってください(笑) 客席が100あるのかな?というような小さな映画館の小さなスクリーンで見たのですが、派手さはなくシミジミおもしろい感じなので、そういう場所がちょうどよかったかもしれません。最後のハッピーエンドっぽいメッセージはいらなかったなぁ〜とか(^_^;)
 



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2012/09/27  (木) 

コピペは任せて!

今日も先輩宅へパソコンセッティングの続きに行ってきました。セッティングといっても、今日はプリンターのケーブルを繋いで、USBで古いPCから新しいPCへデータを移しただけ。私のできることは、例えばSEの方々がやることが100万ぐらいだとしたら、2ぐらいです。でも、その先輩が1なら、私は倍もできるということに(笑) なにせ、コピー&ペーストを教えてきたというくらいですから、私は超優秀です(^_^;)
 
「これはどうする? これは?」と聞かれ、やって見せるのですが、見ただけでは覚えないものですよね。私自身がパソコンを設定しなければならないときは、すべてnu-faceさんにお任せで、横で見ていて「ふむ、ふむ」とわかった気になっていて、結局、覚えていないのと同じことだなぁと思いました。人は皆、自分で、失敗しながらやってみないと覚えられないようです。先輩に説明しながら、自分が本当に何も覚えていないことに気づきました。教えられたのはコピペだけ?(笑)
 
ちゃんと覚えなきゃと思っても、身近にすぐ尋ねられたり、助けてくれる人がいるとつい頼ります。しかしながら、私の持論としては、「自分でできることを増やすより、なにごともその道のプロとお友だちになれ!」ですから。困ったことがあるときに、お願いできる人がいるって大きな財産です(笑) そう言って、世の中に甘ったれながら生きていくのは、たいへん楽であります(^_^;)
 



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2012/09/26  (水) 

「天地明察」

江戸時代の、暦作りに奔走する人々の物語ですが、なかなかおもしろかったです。暦作りというのは、言ってみれば天文学で、昔の人たちも宇宙への限りない好奇心をもっていたのだろうなぁと納得できました。江戸時代には算術が流行していたらしいことは聞いたことがありましたが、算木や算盤を使って、すごく難しい数理を解いていたのですねぇ。私のわずかばかりの脳ミソでは、すでにパンクです(笑) “京”を呼んでくるまでもなく、電卓がひとつあれば、ずいぶん楽だっただろうに(^_^;) 
 
計算機の出現で、計算そのものは飛躍的に楽になったのでしょうが、コンピュータの出現をもってしても、宇宙に関しての人類の知識は実は50歩、51歩ぐらいなのではないかなぁと思います。月へ行き、火星へ行き、宇宙空間に住んでも、宇宙の謎は、ほとんど未解明といっていいのではないでしょうか。映画では「星に手を伸ばす」という表現でしたが、だからこそ、いまでも星に手を伸ばしつつけている人がたくさんいるのでしょう。
 
数学とか天文学とかが嫌いではないので、おもしろく見ていたのですが、隣の隣の席から、けっこうなイビキが……(笑) それも、始まってすぐぐらいから。この分野に興味のない人には眠くなる映画だったのでしょうかね? けっこうクスリと笑える部分もあって、楽しめると思うのですが。隣は空席だったので、ドンとそっちにバッグを置いたり、なんとか起きてもらおうとしたのですが、半分以上は寝入っていらしたかも。観賞料金だって安くないのに、なんか、もったいない(^_^;)
 



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再び、ぎゃ〜!
さっぱり