徳川家墓所
世田谷在住の先輩がブログをやってみたいとおっしゃるので、nu-faceさんにご案内いたしました。いろんなシステムがセットされているブログ・キット(笑)が用意されているので、やっとコピペを覚えたくらいの方でも、簡単に始められるのではないかと。実務的な話が終了したところで、せっかく東京タワーの根元まで来たのだから、芝公園と増上寺を散歩して行こうということになりました。この姉さんも東京生まれの東京育ちですが、案の定、東京タワーに昇ったこともないそうです(笑) そんなものなのですねぇ、やっぱり(^_^;)
私は東京タワーには、先日、昇りましたが、芝公園をゆっくり歩いたことはありません。芝公園って、高速のランプ?というくらいです。それもnu-faceさんに来たついでに、古墳の丘などには登ってみたりしたことがあるので、今日はご案内約ということで(^_^;) しかし、芝公園というのは、公園の中にいろいろな建物があって、公園自体は分断されているというイメージなので、この日、歩いた一角は、初めて行くところでした。都会のど真ん中、背景に東京タワーが見えるようなところにたくさんの緑とせせらぎまであって……。港区は奥が深いです(笑)
増上寺の脇を通ったら、あれ、霊廟が開いている! 増上寺には数回、来たことはあるのですが、本堂の裏手にある徳川家の霊廟は、年に4、5日しかオープンされないので、いつも重い扉に阻まれていました。いつかスケジュールを調べて、行こうと思っていたのです。そう言いつつ、スケジュールなんか調べていなかったので、なんともうれしい予想外でした。まあ、単なるでっかい墓石というか、塔というか、なんですけどね(笑) もったいぶって、めったに見せてくれないものは、見たくもなります(^_^;)
二代秀忠(1632年没)から、十四代家茂(1866年没)まで、建てられた年代は200年以上違うのに、そんなに違わないイメージです。徳川の代々の将軍は、ほとんどここか寛永寺にありますが、石だけだと素人にはほとんど似たようなものに見えます。霊廟が残っていれば、年代や威勢の違いによって、建物に顕著に違いがあったのでしょうけど。増上寺も寛永寺も、廟は太平洋戦争末期の空襲で燃えてしまったそうです。それにしても、偶然、得られたチャンスだったので、なんだかすごく満足(笑)
中秋の名月
夕方の天気予報で、東京スカイツリーからの映像が映されていましたが、台風がよどんだ空気を吹き払ったらしく、きれいな東京の夜景でした。今日は都民の日でもありますが、都民はただでスカイツリーに招待してくれるというような、惜しい話はないんでしょうかね?(笑) 都民の日と言われて、そうですかという感じですが、学校が休みになるわけでもなく……。あ、都立の学校は休みなのかしら?
スカイツリーから眺めると、お月様はより大きく見えるのかしら。煙となんとかは高いところが好きなので、行ってみたいという気持ちもあるのですが、並んでまで……と思うと億劫です。まだ、大勢の人が詰め掛けているのでしょうね。1年後ぐらいの平日なら、そろそろOKという感じでしょうか。逃げていくものではないので、そのうち行ってみたいと思います(笑)
暴風雨
夕方、ボロ負けした横浜スタジアムの試合をテレビで見ていたら、9回の裏ぐらいにすごい雨になっていました。土砂降りの中で、11点差もつけられて、ヒットなんか打つなっていうの! その分、濡れるだけでしょうが(笑) 今日の負けで最下位が決定したそうですが、いまさらねぇ。そのときは、家のほうはまだ一粒の雨も落ちていなかったのに、15分後ぐらいにダーッと降ってきました。
浜スタと我が家の間の距離は、直線にして25キロぐらいでしょうか。15分で25キロを進んでくる雨雲は、時速何キロ? ここで、慌てて計算しても、この雨を降らせている雲が同じ雲とは限らないので、無駄なことでしたね(笑) それにしても「駆け抜ける暴風雨」という感じの台風でありました。各地で被害も出ているようですが、台風一過、粛々と復元するしかないのでしょうね。
「最強のふたり」
実話なのだそうですね。全身に障害をもつ男の世話係となった青年の、破天荒な無邪気さがなんとも痛快。人の心っていうのは、深いなぁ……などと思ってしまいました。外側に現れたものと、内側に流れるものって、けっこう違っていたりすると思ってみたりもしました。言葉で表現するのは非常に難しいのですが、最近の「見てよかった映画」の一つとなりました。
最近の、って、今週はなんだか映画ウィークになってしまいました(笑) 見ないときは平気で半年、1年も映画館に足を運ばないのに、詰め込むときは詰め込みますねぇ(^_^;) でも、フランス映画というのは、ずいぶん久しぶり。予備知識なしで見たので、最初、何語かわかりませんでした(笑) というか、かろうじて何語かわかるのは、日本語と英語ぐらいなんですけどね。
「鍵泥棒のメソッド」
Aという人物からBという人物になり、Aに戻って、ときどきCにもなるような、銭湯で転んで記憶喪失になってから、突然、別の人物の生活を生きるわけですが、まったく違う環境の中でももって生まれた性格はかわらないという“感じ”がすごくイメージされて、すごくおもしろかったです。「役者」を演じる堺雅人のA、B感もあって、このふたりの組み合わせは掛け算になっていますね。
ネタばれしないようにおもしろさを表現するのは難しいので、ぜひ、見にいってください(笑) 客席が100あるのかな?というような小さな映画館の小さなスクリーンで見たのですが、派手さはなくシミジミおもしろい感じなので、そういう場所がちょうどよかったかもしれません。最後のハッピーエンドっぽいメッセージはいらなかったなぁ〜とか(^_^;)