ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2012/10/08  (月) 体育の日

ホーム最終戦

やれやれ、今年も野球シーズンが終わりました。ペナントレースは、明日、甲子園の阪神・横浜戦がもう一つ残ってはいるのですが、ホーム最終戦を迎えると、やはり「やれやれ、終わった」という感じになります。今年は、観戦数は少なかったのですが、横浜ベイスターズはいつものように弱かったですね。今日も、ホーム最終戦をカープにボロ負けという結果で終わりました(-_-;) 相手は前田健太で、こちらはファンでも「誰?」というような若手ですから。それでも駄目押しの満塁ホームランはないよねぇ(笑)
 
この期に及んで、今シーズンで一番、観戦者数が多い試合だったのではないでしょうか? 27,000人以上、入ったようです。定員が29,000ぐらいのはずなので、外野はもちろん内野もぎっしり。石井琢朗の引退試合ということだからでしょう。引退後はカープのコーチが決まったとかで、横浜に帰ってきてくれるわけではないのですが、横浜のファンからもっとも愛された選手のひとり。スタメンで5打席バッターボックスに立ちました。残念ながらヒットはなかったのですが、応援が前方向ですごかったです。横浜のピッチャーはどういう気持ちになるのでしょうか。投げにくそうで四球などを出していましたが(笑) 投げにくいわけではなく、実力かもしれないけど(^_^;)
 
終った後に、石井選手はグラウンドを一周して、双方のファンに挨拶。感無量の様子でした。横浜のほうも新沼慎二捕手の引退セレモニーがあったのですが、監督から「たいした選手じゃありません」なんて言われて……。家族も来てるのに、それはないよねぇ。ジョークであっても、引退する日にそんなことを言うのは……、いい気持ちはしないと思いますけど。選手もファンも揃って、今シーズンの経過を大型ビジョンで見たわけですが、笑うしかないという状態で。こちらはけっこう自虐的なシーンとコメントも多く、本当に笑えました(笑) 
 
町内会の住人たちは、それでもなお、また来年のシーズンシートを買う話やファン感謝デーに行く話をしていました。コアなファンって、ありがたいものですよね。私はもう、降りかかってますけど(^_^;) しかも、今年からファン感謝デーという名前を取り止め(何というのか忘れましたが)、入場料を取るとか。入場料を取れるチームかどうか、もう一度、考えたほうがいいんじゃないでしょうかねぇ(笑)
 



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2012/10/06  (土) 

さっぱり

今日は、友だちの植木屋さんが着てくれて、我が家の庭をきれいにしてくれました。猫の額ほどの庭でも、まったく手入れをしないで夏を越すと、ほぼジャングル状態(笑) 一緒に仕事している息子さんが、「下草がすご過ぎる……」と笑っていました。笑っているけど、内心、「ひでぇ〜」と思っているのでしょうね(^_^;) 草をきれいに刈ってもらい、木の枝も下ろすと、ホントにすっきりします。
 
朝方、ちょっと庭に出て話をしたときにはさっそく蚊に刺されたのですが、夕方、帰りに立ち話をしたときには蚊にも刺されず。ありがたや、ありがたや、です。角のほうの木には毛虫もいたそうで……。知らぬが仏というところでした(笑) 植木屋さんは10月中旬から年末まで、むちゃくちゃ忙しくなるそうです。庭もすっきりさせてお正月を迎えたいという人が多いようです。我が家は、忙しくなる前に片付けていただきました。さあ、いつでも来い、お正月!(笑) なんて、バカなことを言っているうちに、本当にすぐに年末に雪崩れ込みそうです。時間の経つ速度は同じなのに、なぜか秋から冬は加速されるような気がします(-_-;)
 



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2012/10/05  (金) 

薀蓄系

ずいぶん久しぶりにカイロプラクティックに行ってきました。いいという人がいるので、まあ、試しにとはじめたものですが、気がついたら、右股関節痛はほとんどなくなっている……。これがカイロ効果なのかどうか。今シーズン、1日もスキーを履かなかったのがよかったのではないかという人もいます。そうかも(笑) スキーをやると、どうしても股関節をひねりますし、私の場合、内側に入ってしまうひねり癖があったりしますから。
 
私が行っているカイロプラクティックの施療士さんは、40代後半ぐらいか、50歳に手が届くか……という男性ですが、健康オタクといいますが、身体オタクといいますか(笑) もちろん、仕事柄、人間の身体を一生懸命に研究してるのはありがたいことなのですが、突き詰め方の領域がどうしてもオタクっぽくて……、かなりおもしろいのです。身体の老化や、心理傾向が身体に与える影響など、いろいろ仮説を立てて薀蓄を傾けるのですね。ノッてくると、手が止まってしまうので、けっこう時間のかかる施療になったりします(^_^;)
 
ここの施療院に先輩をひとり紹介して、この人ももう1年以上通っているのですが、こちらもまた理屈っぽい方で……。このコンビの施療時間は、約束は1時間なのですが、普通で2時間、最高2時間半に及んだりします。よく、終わったら飲もうかという話になるのですが、待っているほうの身にもなって〜という感じ(笑) まあ、私は別のことをやっていたりするのでいいのですが。まあ、変人の部類に入るかもしれません。
 
ほんと、最近、変人と言われるような方々とのお付き合いがけっこうあって……(笑) 変人というのにもいろいろありますが、ただ頑固なだけとか、思い込みが激しいだけとか、天邪鬼なだけとかいうのとは違って、薀蓄系変人は話をしていておもしろいこともたくさんあります。マニアックな新ネタが満載だったりしますから(^_^;) しかしながら、疲れるってこともありますね(笑)
 



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2012/10/03  (水) 

降雨コールド

予定では、今日がホーム最終戦になるはずだったので、横浜スタジアムのチケットが手元にありました。天気予報は曇りと言っていたのに、出かける頃には傘が必要なくらいの雨が……。今年は、「雨の日は行かない」というくらい町内会の行事はサボりまくっていたので、今シーズン、初のカッパ観戦になりました。薄っぺらな紙でできている人間なもので、雨に濡れるととけるのよねぇ(-_-;)
 
CS出場がもう決まっているスワローズととっくに最下位が決まっているベイスターズの試合で、しかも雨でとなれば、お客さんは数えるほど?と思っていたら、けっこう入っていました。もうすぐ終わると思うと、やっぱり見ておこうと思う人がいるのかも(笑) 今日は、「おとうさんに感謝」で、ビール390円だったことも関係あります? サンキューの語呂合わせといっても、おつりを用意する売り子さんたち、けっこう面倒そうでしたよ(^_^;)
 
小雨が降ったり止んだり。5回終了時に、なぜか不思議の勝ちあり的にかっていたので、「もうコールドでいいぞ〜」と(笑) ずいぶん久しぶりに昔、外野の(たぶん)応援リーダーをやっていた兄さんが現れ、町内会の座長とともに外野的な応援リードをして遊んでくれて、これがすごくおもしろかったです。ホームの外野に行かなくなって、もう何年も経ちますからねぇ。外野もおもしろいのだけれど、最近は外野のエネルギーについていかれなくて(^_^;)結局、7回でザーと降りだし、コールドになりました。急に秋になって、もう、ナイトゲームは「寒い!」という感じです。試合が?


 



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2012/10/02  (火) 

徳川家墓所

世田谷在住の先輩がブログをやってみたいとおっしゃるので、nu-faceさんにご案内いたしました。いろんなシステムがセットされているブログ・キット(笑)が用意されているので、やっとコピペを覚えたくらいの方でも、簡単に始められるのではないかと。実務的な話が終了したところで、せっかく東京タワーの根元まで来たのだから、芝公園と増上寺を散歩して行こうということになりました。この姉さんも東京生まれの東京育ちですが、案の定、東京タワーに昇ったこともないそうです(笑) そんなものなのですねぇ、やっぱり(^_^;)
 
私は東京タワーには、先日、昇りましたが、芝公園をゆっくり歩いたことはありません。芝公園って、高速のランプ?というくらいです。それもnu-faceさんに来たついでに、古墳の丘などには登ってみたりしたことがあるので、今日はご案内約ということで(^_^;) しかし、芝公園というのは、公園の中にいろいろな建物があって、公園自体は分断されているというイメージなので、この日、歩いた一角は、初めて行くところでした。都会のど真ん中、背景に東京タワーが見えるようなところにたくさんの緑とせせらぎまであって……。港区は奥が深いです(笑)
 
増上寺の脇を通ったら、あれ、霊廟が開いている! 増上寺には数回、来たことはあるのですが、本堂の裏手にある徳川家の霊廟は、年に4、5日しかオープンされないので、いつも重い扉に阻まれていました。いつかスケジュールを調べて、行こうと思っていたのです。そう言いつつ、スケジュールなんか調べていなかったので、なんともうれしい予想外でした。まあ、単なるでっかい墓石というか、塔というか、なんですけどね(笑) もったいぶって、めったに見せてくれないものは、見たくもなります(^_^;)
   

二代秀忠(1632年没)から、十四代家茂(1866年没)まで、建てられた年代は200年以上違うのに、そんなに違わないイメージです。徳川の代々の将軍は、ほとんどここか寛永寺にありますが、石だけだと素人にはほとんど似たようなものに見えます。霊廟が残っていれば、年代や威勢の違いによって、建物に顕著に違いがあったのでしょうけど。増上寺も寛永寺も、廟は太平洋戦争末期の空襲で燃えてしまったそうです。それにしても、偶然、得られたチャンスだったので、なんだかすごく満足(笑)


 



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中秋の名月
夕焼け