吐く息が白い
冬だから、当たり前かもしれませんが、電車を待つプラットホームで吐く息が白いということを改めて感じました。夜はやっぱり冷えますね。今日は、仕事の先輩とちょっと僻地で新年会。テーマは、アベノミクスをどう利用するか、どう乗り切るか、いつ見放すか(笑) いろいろなことが言われますが、本当に経済の見通しがたてにくい状況になっています。ホントに竹中平蔵が出張ってくるんですかね?(-_-;)
なんとか生活はしているにしろ、ギリギリの生活ですから、インフレになって物の値段が上がる、収入は増えるどころか減る見込み、円安で恩恵を受ける企業は実は少なく、ガソリンをはじめ、生活に密着する品物は実は円安で値上がりする……。話していると、どうしても悲観論が優勢になります(^_^;) そんな話ばかりをしていると暗くなるので、まあ、最近、読んでおもしろかった本とか、映画の話とか(笑)
いずれにしても、愚痴とまでは言わなくても、いろいろ話すことで気分転換にはなります。が、さよならと別れて、ひとりで電車を待っていると、吐く息の白さだけが、心に残ります。
靴底修理
数年前にオーストラリアに行ったときに買ってきたバックスキンのブーツがあります。2009年だったかな。そのときの豪ドル−円は、けっこう円が強かったので日本円で7、8,000円だったのではないかと思います。ちなみに2012年には、同じものが12,000円ぐらいでした。これは豪ドル−円の為替相場の関係だけではなく、オーストラリアでインフレが進んでいるという事情もあります。
そんなことは、この際、関係ないのですが、このブーツを愛用した結果、靴底が減ってしまって、ツルツルになりました。そこで、靴修理のお店にもっていったのですが……。ブーツ底完全交換で、なんと7,350円! 買った値段と変わりないではありませんか(-_-;) しかしながら、いま買えば1万円以上だし、第一、再び買いに行けば交通費は10万円以上かかります。しばらく行く予定もないし。オーストラリアの友人に買って送ってもらうという手もありますが、手数をかけてしまうことにもなりますし、送料も入れれば、結局、高くつきますよね。で、泣く泣く修理に出しました。暖かくて、大好きなブーツなので。
いいもの、好きなものを長く使いたいと思っても、修理代って高すぎるような気もします。そのうえ、修理をしてくれるところも少ないのです。したがって、競争もなく、ここにはデフレはないみたい(笑) 数年前まではわが町にも靴修理とかスペアキー作りとかの小さなショップがあったのですが、いつのまにやら消滅。電車に乗って隣町の修理店まで行くことになりました。
キャベツ300円!
円安で輸出企業は業績が回復するとかで、株価は上がっていたりしますが、円安になったおかげでガソリンや灯油は、知らないうちに値上がり。肉などは安くなっているのかもしれませんが、さまざまな理由で、やっぱり食事は野菜が中心になっているし、ガソリンがなければクルマはただの場所ふさきの大きな箱。アベノミクスだか何だか知りませんが、実生活であまりいいことはないような……。さまざまな報道を見ても、今後、どうなるのか、まったく見当もつきません。経済って、ホントに難しい……(-_-;)
生命の価値
いいとか、悪いとかではなく、そういうものかもしれないと思ってしまったのです。戦争しに行ったわけではなく、むしろアルジェリアのために働きに行っていた人々の死は、痛ましいとしか言いようがありません。その気持ちは、世界中の人々が同じ思いだと思いますが、そういう結果になったことに対する感じ方は、日本人の受け止め方が一番重いような……。日本は、60年以上、平和を享受してきた国なのだなぁと改めて感じました。
電気の湯たんぽ
我が家の年寄りは、ガスでお湯を沸かして湯たんぽを使っていたのですが、ちょくちょくヤカンを火にかけて忘れ、私が帰宅したときには台所中が湯気でくもり、ヤカンの底には水があと数ミリを残すのみということが何回かありました。乾燥注意報が出ている折、湿度が高まるのはいいようなものですが、危ないったらありゃしない! というわけで、湯たんぽに代わる安全性の高いものを探していたのです。
電気毛布か、電気アンカかと思っていたら、見つけたのがこの特殊な液体が入っている電気で温める湯たんぽがありました。自分流を頑固に守る年寄りに使ってもらえるかどうかが不安でしたが、無事、切り換えに成功しました(笑) 使えそうだなと思ったので、即刻、ヤカンと湯たんぽを隠しました(^_^;) 私だって物忘れはするし、ヤカンをガスにかけて忘れることもないとはいいませんが、頻度と、いつ思い出すかという危険性の問題。高齢者の同居人がいると、一番心配なのが失火です。これで一つ、難問をクリアしました。