太陽の船復元プロジェクト
発掘された部材の保存とか修復といった専門的な話は、チンチンプンプンカンカンプンですが、それそれとして、「エジプト学って、おもしれ〜!」という感じです(笑) 昨年、エジプトをちょろちょろして、そのときにエジプトのあれこれを調べている途中でこのプロジェクトを知り、ただ好奇心でのぞいてみただけなのですけど。そして、難しいので、深く追求するつもりもありません(^_^;) けど、話を聞いているだけでおもしろがっています(笑) いまの考古学って、CGやら3Dやらを駆使して、欠損部分を補って立体化したり、わずかなヒントで復元したり、いろいろ興味深いことがたくさんありました。
場所は早稲田大学の小野記念講堂だったのですが、早稲田通りを歩くのもずいぶん久しぶり。昔のままの店があったり、改装されていたり、新しい店があったり、街も生きているのですね。15年以上前に、ときどき顔出していた飲み屋がまだあるかなと思って路地を曲がってみたのですが、あっさり駐車場になっていました。当時から、ちょっと足で蹴とばせば壊れそうなバラックみたいなところに2、3軒かたまっていた店ですから、無理もないなぁ(笑) そういえば、1軒は当時でさえ、ママが70代って感じだったから……、引退ですよね、きっと。
吐く息が白い
冬だから、当たり前かもしれませんが、電車を待つプラットホームで吐く息が白いということを改めて感じました。夜はやっぱり冷えますね。今日は、仕事の先輩とちょっと僻地で新年会。テーマは、アベノミクスをどう利用するか、どう乗り切るか、いつ見放すか(笑) いろいろなことが言われますが、本当に経済の見通しがたてにくい状況になっています。ホントに竹中平蔵が出張ってくるんですかね?(-_-;)
なんとか生活はしているにしろ、ギリギリの生活ですから、インフレになって物の値段が上がる、収入は増えるどころか減る見込み、円安で恩恵を受ける企業は実は少なく、ガソリンをはじめ、生活に密着する品物は実は円安で値上がりする……。話していると、どうしても悲観論が優勢になります(^_^;) そんな話ばかりをしていると暗くなるので、まあ、最近、読んでおもしろかった本とか、映画の話とか(笑)
いずれにしても、愚痴とまでは言わなくても、いろいろ話すことで気分転換にはなります。が、さよならと別れて、ひとりで電車を待っていると、吐く息の白さだけが、心に残ります。
靴底修理
数年前にオーストラリアに行ったときに買ってきたバックスキンのブーツがあります。2009年だったかな。そのときの豪ドル−円は、けっこう円が強かったので日本円で7、8,000円だったのではないかと思います。ちなみに2012年には、同じものが12,000円ぐらいでした。これは豪ドル−円の為替相場の関係だけではなく、オーストラリアでインフレが進んでいるという事情もあります。
そんなことは、この際、関係ないのですが、このブーツを愛用した結果、靴底が減ってしまって、ツルツルになりました。そこで、靴修理のお店にもっていったのですが……。ブーツ底完全交換で、なんと7,350円! 買った値段と変わりないではありませんか(-_-;) しかしながら、いま買えば1万円以上だし、第一、再び買いに行けば交通費は10万円以上かかります。しばらく行く予定もないし。オーストラリアの友人に買って送ってもらうという手もありますが、手数をかけてしまうことにもなりますし、送料も入れれば、結局、高くつきますよね。で、泣く泣く修理に出しました。暖かくて、大好きなブーツなので。
いいもの、好きなものを長く使いたいと思っても、修理代って高すぎるような気もします。そのうえ、修理をしてくれるところも少ないのです。したがって、競争もなく、ここにはデフレはないみたい(笑) 数年前まではわが町にも靴修理とかスペアキー作りとかの小さなショップがあったのですが、いつのまにやら消滅。電車に乗って隣町の修理店まで行くことになりました。
キャベツ300円!
円安で輸出企業は業績が回復するとかで、株価は上がっていたりしますが、円安になったおかげでガソリンや灯油は、知らないうちに値上がり。肉などは安くなっているのかもしれませんが、さまざまな理由で、やっぱり食事は野菜が中心になっているし、ガソリンがなければクルマはただの場所ふさきの大きな箱。アベノミクスだか何だか知りませんが、実生活であまりいいことはないような……。さまざまな報道を見ても、今後、どうなるのか、まったく見当もつきません。経済って、ホントに難しい……(-_-;)
生命の価値
いいとか、悪いとかではなく、そういうものかもしれないと思ってしまったのです。戦争しに行ったわけではなく、むしろアルジェリアのために働きに行っていた人々の死は、痛ましいとしか言いようがありません。その気持ちは、世界中の人々が同じ思いだと思いますが、そういう結果になったことに対する感じ方は、日本人の受け止め方が一番重いような……。日本は、60年以上、平和を享受してきた国なのだなぁと改めて感じました。