2013/01/28 (月)
普通のイスラーム
アルジェリアで亡くなった方々のお通夜や葬儀が伝えられ、痛ましい思いがします。最近の私はアラブ好きで、チャンスがあれば中東から北アフリカへ行きたがっています。すると、周囲の方々から、「危ないんじゃない? 怖いんじゃない?」とよく言われます。このような事件があると、必ず「イスラーム過激派」という名称が使われますが、それが「イスラーム=怖い人たち」と思う人々を増やしているようです。
イスラームを実践する人々(男性はムスリム、女性はムスリマと言われるようですが)は、怖い人たちではなく、優しく気遣いの人々だということは、イスラーム圏をウロウロしたことのある人はわかると思います。報道だけを聞いていると、誤解が生まれるなぁと思うのです。イスラームは、むしろ寛容な宗教、必ずしも宗教とばかりではなく、イスラームという生活習慣という感じもするのですが、けっこう懐が深いというか、キャパシティの広い宗教だと思います。
問題なのはイスラームなのではなく、「原理主義者」といわれる人々なんですよねぇ。これはイスラームに限らず、キリスト教原理主義者という人々もけっこう恐ろしくて、排他的で攻撃的という感じがします。そういえば仏教の原理主義というのは聞きませんね。仏教で原理主義になると、楡の木の下かなにかに座り込んで自分に埋没するということにでもなるのでしょうか。あまり、攻撃的な感じはしません(笑)
欧米のメディアを通じて入ってくるイスラームの情報は、どうも丸ごと悪者みたいな表現が多くて、「違うよなぁ〜」といつも思うのです。そんな中で、最近、「イスラームから世界を見る(内藤正典著/ちくまフリー新書)」という本を読んで、これが一番、ピンと来るものでした。もちろん過激派のテロを許すことはできませんが、過激派ではなく普通のイスラームの世界観がよくわかります。
イスラームを実践する人々(男性はムスリム、女性はムスリマと言われるようですが)は、怖い人たちではなく、優しく気遣いの人々だということは、イスラーム圏をウロウロしたことのある人はわかると思います。報道だけを聞いていると、誤解が生まれるなぁと思うのです。イスラームは、むしろ寛容な宗教、必ずしも宗教とばかりではなく、イスラームという生活習慣という感じもするのですが、けっこう懐が深いというか、キャパシティの広い宗教だと思います。
問題なのはイスラームなのではなく、「原理主義者」といわれる人々なんですよねぇ。これはイスラームに限らず、キリスト教原理主義者という人々もけっこう恐ろしくて、排他的で攻撃的という感じがします。そういえば仏教の原理主義というのは聞きませんね。仏教で原理主義になると、楡の木の下かなにかに座り込んで自分に埋没するということにでもなるのでしょうか。あまり、攻撃的な感じはしません(笑)
欧米のメディアを通じて入ってくるイスラームの情報は、どうも丸ごと悪者みたいな表現が多くて、「違うよなぁ〜」といつも思うのです。そんな中で、最近、「イスラームから世界を見る(内藤正典著/ちくまフリー新書)」という本を読んで、これが一番、ピンと来るものでした。もちろん過激派のテロを許すことはできませんが、過激派ではなく普通のイスラームの世界観がよくわかります。
2013/01/27 (日)
新年会
いまごろ? という感じもしますが、今日は横浜スタジアムネット裏町内会の新年会でした。プロ野球部の新年は、2月1日のキャンプイン、というわけで、新年会はいつもちょっと遅めのいま頃です。相変わらず、中華街のお店でたらふく食べて、飲んでのランチです。今回は2歳から、85歳までという幅広い参加メンバーでした(笑) お父さんを中心に子、孫、曾孫の世代が集まったという感じでなかなかユニークな集まりです。
テーブルいっぱいに並んだ料理の写真を撮ってこようと思いつつ、食べることに夢中で、すっかり忘れました(^_^;) コース料理を3人前ずつ2種類ぐらい頼み、あとは単品をいくつかという注文のしかたをするので、いろいろなものが少しずつ食べられて、小さな幸せを見つけ出すことができます(笑) 中華料理は、丸テーブルを囲んで、大勢で食べるのがやっぱり一番おいしいですね。
テーブルいっぱいに並んだ料理の写真を撮ってこようと思いつつ、食べることに夢中で、すっかり忘れました(^_^;) コース料理を3人前ずつ2種類ぐらい頼み、あとは単品をいくつかという注文のしかたをするので、いろいろなものが少しずつ食べられて、小さな幸せを見つけ出すことができます(笑) 中華料理は、丸テーブルを囲んで、大勢で食べるのがやっぱり一番おいしいですね。
2013/01/26 (土)
オーロラ展
ここ数年は、オーロラの当たり年ということらしく、昨年は知りだけで3組もオーロラを見に行くツアーに参加していました。私は、時間もお金も寒いところへ行く根性もないので、テレビで我慢(笑) 少し前にNHKで「宇宙の渚」(だと思ったけど)という番組で、宇宙から見たオーロラをハイビジョンカメラで撮影したという映像を見て、きれいだなぁと感激していました。
昨日、新宿でちょっと時間があまり、コニカミノルタのサロンで「宇宙から見たオーロラ展」をやっているのを思い出したので、のぞいて見ました。家のテレビとは違って、大画面で、もちろん画像も美しいオーロラをたくさん見せてもらいました。撮影していいのは宇宙服だけだったので、展示の写真は撮れませんでしたが、写真も実に美しい! オーロラの成り立ちや、どんなときにできるのかもVTRで丁寧に教えてくれます。
私は文化遺産とか街が好きなタイプなので、自然の美しさを訪ねて行くという旅はあまりしないのですが、これだけ美しい映像を見せられると、やっぱりナマで見てみたいなぁという気持ちにさせられます。写真や映像はきれいですが、大きさや迫力は、やはり実際に自分の目でみないと感じられないものなのではないかと思ったものです。が、まあ、いまのところ、出かけて行く予定はないのですが(笑)
見たいものや行きたいところはたくさんありますが、一生涯で全部を見るのは到底、無理というものです。そうなると優先順位ということになりますから、たぶん、オーロラを見ないで死ぬことになるだろうなぁ、とか(笑) しかしながら、美しい映像を見せられれば、宇宙にまで行ってしまいたくなります。宇宙にいけるチャンスって、きっと巡ってこないとは思いますけどね
昨日、新宿でちょっと時間があまり、コニカミノルタのサロンで「宇宙から見たオーロラ展」をやっているのを思い出したので、のぞいて見ました。家のテレビとは違って、大画面で、もちろん画像も美しいオーロラをたくさん見せてもらいました。撮影していいのは宇宙服だけだったので、展示の写真は撮れませんでしたが、写真も実に美しい! オーロラの成り立ちや、どんなときにできるのかもVTRで丁寧に教えてくれます。
私は文化遺産とか街が好きなタイプなので、自然の美しさを訪ねて行くという旅はあまりしないのですが、これだけ美しい映像を見せられると、やっぱりナマで見てみたいなぁという気持ちにさせられます。写真や映像はきれいですが、大きさや迫力は、やはり実際に自分の目でみないと感じられないものなのではないかと思ったものです。が、まあ、いまのところ、出かけて行く予定はないのですが(笑)
見たいものや行きたいところはたくさんありますが、一生涯で全部を見るのは到底、無理というものです。そうなると優先順位ということになりますから、たぶん、オーロラを見ないで死ぬことになるだろうなぁ、とか(笑) しかしながら、美しい映像を見せられれば、宇宙にまで行ってしまいたくなります。宇宙にいけるチャンスって、きっと巡ってこないとは思いますけどね
2013/01/25 (金)
太陽の船復元プロジェクト
吉村作治教授が率いるエジプトの「太陽の船復元プロジェクト」というのがあります。私も“大海のスズメのな……”ぐらいですが、一応、サポーターに登録してあります。今日は、その「太陽の船シンポジウム」がありました。クフ王のピラミッドの横に眠っていた「太陽の船」の発掘状況の報告や今後の進め方などの報告会のようなものといっていいかもしれません。
発掘された部材の保存とか修復といった専門的な話は、チンチンプンプンカンカンプンですが、それそれとして、「エジプト学って、おもしれ〜!」という感じです(笑) 昨年、エジプトをちょろちょろして、そのときにエジプトのあれこれを調べている途中でこのプロジェクトを知り、ただ好奇心でのぞいてみただけなのですけど。そして、難しいので、深く追求するつもりもありません(^_^;) けど、話を聞いているだけでおもしろがっています(笑) いまの考古学って、CGやら3Dやらを駆使して、欠損部分を補って立体化したり、わずかなヒントで復元したり、いろいろ興味深いことがたくさんありました。
場所は早稲田大学の小野記念講堂だったのですが、早稲田通りを歩くのもずいぶん久しぶり。昔のままの店があったり、改装されていたり、新しい店があったり、街も生きているのですね。15年以上前に、ときどき顔出していた飲み屋がまだあるかなと思って路地を曲がってみたのですが、あっさり駐車場になっていました。当時から、ちょっと足で蹴とばせば壊れそうなバラックみたいなところに2、3軒かたまっていた店ですから、無理もないなぁ(笑) そういえば、1軒は当時でさえ、ママが70代って感じだったから……、引退ですよね、きっと。
発掘された部材の保存とか修復といった専門的な話は、チンチンプンプンカンカンプンですが、それそれとして、「エジプト学って、おもしれ〜!」という感じです(笑) 昨年、エジプトをちょろちょろして、そのときにエジプトのあれこれを調べている途中でこのプロジェクトを知り、ただ好奇心でのぞいてみただけなのですけど。そして、難しいので、深く追求するつもりもありません(^_^;) けど、話を聞いているだけでおもしろがっています(笑) いまの考古学って、CGやら3Dやらを駆使して、欠損部分を補って立体化したり、わずかなヒントで復元したり、いろいろ興味深いことがたくさんありました。
場所は早稲田大学の小野記念講堂だったのですが、早稲田通りを歩くのもずいぶん久しぶり。昔のままの店があったり、改装されていたり、新しい店があったり、街も生きているのですね。15年以上前に、ときどき顔出していた飲み屋がまだあるかなと思って路地を曲がってみたのですが、あっさり駐車場になっていました。当時から、ちょっと足で蹴とばせば壊れそうなバラックみたいなところに2、3軒かたまっていた店ですから、無理もないなぁ(笑) そういえば、1軒は当時でさえ、ママが70代って感じだったから……、引退ですよね、きっと。
2013/01/24 (木)
吐く息が白い
冬だから、当たり前かもしれませんが、電車を待つプラットホームで吐く息が白いということを改めて感じました。夜はやっぱり冷えますね。今日は、仕事の先輩とちょっと僻地で新年会。テーマは、アベノミクスをどう利用するか、どう乗り切るか、いつ見放すか(笑) いろいろなことが言われますが、本当に経済の見通しがたてにくい状況になっています。ホントに竹中平蔵が出張ってくるんですかね?(-_-;)
なんとか生活はしているにしろ、ギリギリの生活ですから、インフレになって物の値段が上がる、収入は増えるどころか減る見込み、円安で恩恵を受ける企業は実は少なく、ガソリンをはじめ、生活に密着する品物は実は円安で値上がりする……。話していると、どうしても悲観論が優勢になります(^_^;) そんな話ばかりをしていると暗くなるので、まあ、最近、読んでおもしろかった本とか、映画の話とか(笑)
いずれにしても、愚痴とまでは言わなくても、いろいろ話すことで気分転換にはなります。が、さよならと別れて、ひとりで電車を待っていると、吐く息の白さだけが、心に残ります。