2013/02/02 (土)
着物
昨年の秋から、実は茶道なるものに手を出してしまっています。スキーの先輩にあたる人が実はお茶の先生をしているということを昨年の初めに知り、ちょっとやってみたいなぁと(笑) 本当はオーストラリアで古武道の稽古風景を見て、居合をやってみたいと思ったのですが、体力的にいかがなものかと(-_-;) 古武道の稽古はゆるゆると動き、一瞬の間、というかキレがあります。そういう意味では、茶道の作法もそうなのですね。日本古来の「間」というところに共通点がありそうな気がして。
お茶の稽古は月に3回。若葉マークですから、順番を間違えたり、粗相をしたりで、ご迷惑をおかけしております。しかしながら、作法というのは意外に合理的にできていて、しかも、それを追っている間は頭を空っぽにしておける……。思ったよりは、落ち着いた時間を過ごすことができています。ところが大変なことが勃発してしまったのです。お茶会。さまざまな流派の地域の茶道連盟の方々が集まって、年に1回ぐらいお茶会を開催しているらしいのですが、ここに私の先生のところが席を設けることになってしまって……。
若葉マークですから人前でお点前などはいたしませんが、大勢がお見えになるので、前もってお茶を点てて運ぶという仕事があるのでした。お客さんならもちろん洋服でもなんでもいいのですが、さすがにお運びさんでも主催者側は着物というわけで……。着物は親が勝手に作ったものがあるのですが、なにせ成人式にも出席していないという私ですから、生涯に2回か、3回しか着物を着たことなどありません(-_-;) それに、着物と帯があれがいいというものではなく、なんかいろいろ用意しなくてはならないものがあるような。
我が家は母親でも親族の葬儀のときぐらいしか着物など着たことがないという家庭ですから、和装品なんか、どこにしまってあるのかも、もはや不明(笑) 捜せばどこかにはあるはずなのですが、大捜索になりそうです。ある程度は買うしかないかと思って、調べて気がついたのですが、着物はいまかなり安価なものがあります。ところが、襦袢だのなんだの、外には見えないもののほうがずーっと高価なのです。先生が、着物と帯だけ持ってくれば、他の物はみんな貸してくれる、あるいはあげると言ってくれました。ホッ。
しかしながら、下着にあたるものとマヌケの小足なので、足袋と草履ぐらいは自前で揃えないと……。そんなわけで、自ら着付けもできるモモタロウにお願いして、中古の着物ショップに付き合ってもらいまいました。昔から着物といえば質草になるというくらいで、けっこう中古品も流通しているようです。さすがに下着にあたるものは新品を買いましたけど(笑) 草履はサンダルに鼻緒がついている風の安価なものをモモタロウに見立ててもらいました。
道具はいいとして……、これから「着る」という作業が待っています。その話を幼なじみのおっきいちゃんにしたら、「そりゃ〜、見ものだ!」と言って大笑いされました。それは、そうだよね。スカートさえも持っていないような私が着物? 客観的に見たら、自分だって大笑いです(-_-;) やだなぁ〜、そんなつもりで始めたわけじゃないんだけど……。
お茶の稽古は月に3回。若葉マークですから、順番を間違えたり、粗相をしたりで、ご迷惑をおかけしております。しかしながら、作法というのは意外に合理的にできていて、しかも、それを追っている間は頭を空っぽにしておける……。思ったよりは、落ち着いた時間を過ごすことができています。ところが大変なことが勃発してしまったのです。お茶会。さまざまな流派の地域の茶道連盟の方々が集まって、年に1回ぐらいお茶会を開催しているらしいのですが、ここに私の先生のところが席を設けることになってしまって……。
若葉マークですから人前でお点前などはいたしませんが、大勢がお見えになるので、前もってお茶を点てて運ぶという仕事があるのでした。お客さんならもちろん洋服でもなんでもいいのですが、さすがにお運びさんでも主催者側は着物というわけで……。着物は親が勝手に作ったものがあるのですが、なにせ成人式にも出席していないという私ですから、生涯に2回か、3回しか着物を着たことなどありません(-_-;) それに、着物と帯があれがいいというものではなく、なんかいろいろ用意しなくてはならないものがあるような。
我が家は母親でも親族の葬儀のときぐらいしか着物など着たことがないという家庭ですから、和装品なんか、どこにしまってあるのかも、もはや不明(笑) 捜せばどこかにはあるはずなのですが、大捜索になりそうです。ある程度は買うしかないかと思って、調べて気がついたのですが、着物はいまかなり安価なものがあります。ところが、襦袢だのなんだの、外には見えないもののほうがずーっと高価なのです。先生が、着物と帯だけ持ってくれば、他の物はみんな貸してくれる、あるいはあげると言ってくれました。ホッ。
しかしながら、下着にあたるものとマヌケの小足なので、足袋と草履ぐらいは自前で揃えないと……。そんなわけで、自ら着付けもできるモモタロウにお願いして、中古の着物ショップに付き合ってもらいまいました。昔から着物といえば質草になるというくらいで、けっこう中古品も流通しているようです。さすがに下着にあたるものは新品を買いましたけど(笑) 草履はサンダルに鼻緒がついている風の安価なものをモモタロウに見立ててもらいました。
道具はいいとして……、これから「着る」という作業が待っています。その話を幼なじみのおっきいちゃんにしたら、「そりゃ〜、見ものだ!」と言って大笑いされました。それは、そうだよね。スカートさえも持っていないような私が着物? 客観的に見たら、自分だって大笑いです(-_-;) やだなぁ〜、そんなつもりで始めたわけじゃないんだけど……。
2013/02/01 (金)
テレビが還暦!
テレビ放送が始まって60年だそうですね。記念の特別番組などが放送されていたようですが、60年の歴史を振り返るような番組であれば、きっと懐かしい映像もあったに違いありません。60歳より年下の人々は、みんな、生まれたときからテレビがあったということになります。とはいえ、普及したのはもっと後でしょうから、テレビを子守唄に育ったのは50歳前後の人からということになりそうです。
最近は、さまざまな娯楽があるので、テレビ離れは著しいようですが、それでもやはりテレビは、あって当たり前の家電ではあります。ニュースの時間はやはりリモコンに手が伸びますし、見てはいなくてもつけっ放しになっていることも多いです。さきほど地震がありましたが、揺れたらやはりNHKという感じ(笑)
還暦というのは、暦を一回りして生まれ変わるという意味だそうですが、最近は還暦ではまだ高齢者とは言われません。テレビもきっと老いてますます盛ん?(笑) 放送関係者でもなんでもないので、どっちでもいいような気もしますが(^_^;)
最近は、さまざまな娯楽があるので、テレビ離れは著しいようですが、それでもやはりテレビは、あって当たり前の家電ではあります。ニュースの時間はやはりリモコンに手が伸びますし、見てはいなくてもつけっ放しになっていることも多いです。さきほど地震がありましたが、揺れたらやはりNHKという感じ(笑)
還暦というのは、暦を一回りして生まれ変わるという意味だそうですが、最近は還暦ではまだ高齢者とは言われません。テレビもきっと老いてますます盛ん?(笑) 放送関係者でもなんでもないので、どっちでもいいような気もしますが(^_^;)
2013/01/30 (水)
何か違う……
近所の内科医に行ったら、受付で「薬だけでいいですか? 診療を受けますか?」と聞かれました。「はあ?」という感じ。しばらく同じ薬で様子を見ましょうと言われていましたが、1ヵ月分の薬を出すということは、1ヵ月後に再び受診をするというのが当たり前だと思っていたので、「薬だけもらっていいんですか?」と思ったのですが……。しかも、月末の夕方で、予約なしの医院ですが、待っている患者はひとりもいませんでした。
なんだかバカバカしくなって、「薬だけでいいです」と言ってしまいました。そして、薬をもらうときに受付の薬剤師さんか、看護師さんかわかりませんが、その人に「慢性病の場合、受診なしで、薬だけでもいいものなのでしょうか?」と聞いたら、「いえ、いえ、受診してもらったほうがいいです。いまから、受診しますか?」と慌てたように。「ときどき、急いでいて、薬だけという方がいるものですから」とおっしゃいました。急いでなかったですし、急いでる風情も見せていなかったと思いますが、いかにも「薬だけ出せばいいですよね」風に質問なさったのは、そちら様でしょ……。
最近、何だか気が短くなったというか、怒りっぽくなったというか、情緒不安定ではあるかもしれませんが、「いまさら……」感があり、「いいです、薬だけで」と言って、薬をもらってお金を払って、早々に退散しました。が、そういう医院、ドクターにちょっと不信感。会って話せば、いかにも優しい、いい先生風なのですが、やっぱりかかりつけ医を変えようかと。まあ、心臓のほうの結論が出てから、ただの内科ではなく循環器内科に引っ越そうと思います。
しかしながら、どこの医院がいいのか……、案外、近所の医者の評判ってわからないものですよね。ちなみに私がいま、かかっているこの内科医院の評判はいいのですよ。いつも並んでる患者をみれば、ほとんど高齢女性……。おばーさんには優しい先生というだけで、十分なのかもしれません。私はまだ、音引きの入らない、おばさんなので、ちょっと不満というか、不安というか、いまいち信頼できないという感じです(-_-;)
なんだかバカバカしくなって、「薬だけでいいです」と言ってしまいました。そして、薬をもらうときに受付の薬剤師さんか、看護師さんかわかりませんが、その人に「慢性病の場合、受診なしで、薬だけでもいいものなのでしょうか?」と聞いたら、「いえ、いえ、受診してもらったほうがいいです。いまから、受診しますか?」と慌てたように。「ときどき、急いでいて、薬だけという方がいるものですから」とおっしゃいました。急いでなかったですし、急いでる風情も見せていなかったと思いますが、いかにも「薬だけ出せばいいですよね」風に質問なさったのは、そちら様でしょ……。
最近、何だか気が短くなったというか、怒りっぽくなったというか、情緒不安定ではあるかもしれませんが、「いまさら……」感があり、「いいです、薬だけで」と言って、薬をもらってお金を払って、早々に退散しました。が、そういう医院、ドクターにちょっと不信感。会って話せば、いかにも優しい、いい先生風なのですが、やっぱりかかりつけ医を変えようかと。まあ、心臓のほうの結論が出てから、ただの内科ではなく循環器内科に引っ越そうと思います。
しかしながら、どこの医院がいいのか……、案外、近所の医者の評判ってわからないものですよね。ちなみに私がいま、かかっているこの内科医院の評判はいいのですよ。いつも並んでる患者をみれば、ほとんど高齢女性……。おばーさんには優しい先生というだけで、十分なのかもしれません。私はまだ、音引きの入らない、おばさんなので、ちょっと不満というか、不安というか、いまいち信頼できないという感じです(-_-;)
2013/01/29 (火)
あっという間に
もう1月も終わりになりますねぇ。年初とか、年末はとくに時間が流れるのが速いような気がします。寝て起きたら1週間経っていたというぐらいの感じです。2月は日数が少ないので、またまたハイスピードで過ぎていくのでしょうか、やだなぁ〜、もう(笑) 何もやっていないのに……。いや、何もやっていないから、矢の如しなのかもしれません。やりかけのことばかりで。心を入れ替えなきゃ!
2013/01/28 (月)
普通のイスラーム
アルジェリアで亡くなった方々のお通夜や葬儀が伝えられ、痛ましい思いがします。最近の私はアラブ好きで、チャンスがあれば中東から北アフリカへ行きたがっています。すると、周囲の方々から、「危ないんじゃない? 怖いんじゃない?」とよく言われます。このような事件があると、必ず「イスラーム過激派」という名称が使われますが、それが「イスラーム=怖い人たち」と思う人々を増やしているようです。
イスラームを実践する人々(男性はムスリム、女性はムスリマと言われるようですが)は、怖い人たちではなく、優しく気遣いの人々だということは、イスラーム圏をウロウロしたことのある人はわかると思います。報道だけを聞いていると、誤解が生まれるなぁと思うのです。イスラームは、むしろ寛容な宗教、必ずしも宗教とばかりではなく、イスラームという生活習慣という感じもするのですが、けっこう懐が深いというか、キャパシティの広い宗教だと思います。
問題なのはイスラームなのではなく、「原理主義者」といわれる人々なんですよねぇ。これはイスラームに限らず、キリスト教原理主義者という人々もけっこう恐ろしくて、排他的で攻撃的という感じがします。そういえば仏教の原理主義というのは聞きませんね。仏教で原理主義になると、楡の木の下かなにかに座り込んで自分に埋没するということにでもなるのでしょうか。あまり、攻撃的な感じはしません(笑)
欧米のメディアを通じて入ってくるイスラームの情報は、どうも丸ごと悪者みたいな表現が多くて、「違うよなぁ〜」といつも思うのです。そんな中で、最近、「イスラームから世界を見る(内藤正典著/ちくまフリー新書)」という本を読んで、これが一番、ピンと来るものでした。もちろん過激派のテロを許すことはできませんが、過激派ではなく普通のイスラームの世界観がよくわかります。
イスラームを実践する人々(男性はムスリム、女性はムスリマと言われるようですが)は、怖い人たちではなく、優しく気遣いの人々だということは、イスラーム圏をウロウロしたことのある人はわかると思います。報道だけを聞いていると、誤解が生まれるなぁと思うのです。イスラームは、むしろ寛容な宗教、必ずしも宗教とばかりではなく、イスラームという生活習慣という感じもするのですが、けっこう懐が深いというか、キャパシティの広い宗教だと思います。
問題なのはイスラームなのではなく、「原理主義者」といわれる人々なんですよねぇ。これはイスラームに限らず、キリスト教原理主義者という人々もけっこう恐ろしくて、排他的で攻撃的という感じがします。そういえば仏教の原理主義というのは聞きませんね。仏教で原理主義になると、楡の木の下かなにかに座り込んで自分に埋没するということにでもなるのでしょうか。あまり、攻撃的な感じはしません(笑)
欧米のメディアを通じて入ってくるイスラームの情報は、どうも丸ごと悪者みたいな表現が多くて、「違うよなぁ〜」といつも思うのです。そんな中で、最近、「イスラームから世界を見る(内藤正典著/ちくまフリー新書)」という本を読んで、これが一番、ピンと来るものでした。もちろん過激派のテロを許すことはできませんが、過激派ではなく普通のイスラームの世界観がよくわかります。