亀戸大根
JR総武線の亀戸駅から亀戸天神に向かう途中に「升本」という亀戸大根の料理を食べさせてくれるお店があります。噂は聞いていたので、ランチタイムに通りかかったチャンスを逃してなるものかと、「亀戸大根あさりせいろめし」をいただきました。週末や休日は、特別にお刺身か、天ぷらがプラスされるのですが、この天ぷらも亀戸大根とエビのかき揚げ。これはかなり絶品でした。
亀戸大根は、むかしはこの辺りでたくさん栽培されていたという、いわゆる江戸野菜。普通に八百屋さんで売っている大根より、小ぶりで、あっさりしていて、大根の刺身がなかなかイケます。私は、大根は切らしたことがないという大根好きの一派ということもありますが、とくにこの亀戸大根、また食べに来たいと思わされるおいしさでした。とくにクセがあるわけではなく、何がどうおいしいのか、表現しようがないのですが、おいしい!(^_^;)
あさりせいろも、お代り!と言いたくなります。あさりは深川という固定観念をもっていましたが、まあ、ご近所ではありますよね(笑) むかし海だった面影は、どこにもないので、他所から持ってくるあさりやしじみでしょうが、下町風情の中で食べるあさりは、「おっ、仙台掘りの……」などと時代小説の中に浮遊してしまいそうです(笑)
亀戸天神
そろそろ藤の季節です。友人と亀戸の近くまで行く用事があったので、亀戸天神の藤を見物に行ってきました。今年は春先に冷え込む日が多かったり、かと思えば急に暖かくなって桜が一気に開花してしまったり、花暦もなかなかの乱れ方です。はたして亀戸天神の藤はどんなものでしょうか? そういう意味では、ちょっと早かったかなという印象です。きれいな藤色の房を見ることはできましたが、満開とはいかず、ちょっと寂しい藤棚です。来週か、再来週か……、そのあたりがいいかもしれませんね。
見物人の数もまだ少なく、境内をゆっくり散策するには、いまが好機だったかもしれません。暑いというほどでもなく暖かで、お天気もよかったので、亀の甲羅干しにもいいお日和だったようです。友人がおみくじを引いたら、「末吉」。おみくじというのは、「末吉」とか「凶」のほうがいいという説もあるようです。いまが悪いほうが、これから上昇するという意味で。「大吉」なんか引いちゃうと、これから先は下り坂しかないじゃない、ということらしいです。
最近の私は、夢もなければ、神様にお願いするような強力なモチベーションをもつこともないので、一応、パンパンとしてきましたが、真剣みがかける状態(笑) これでは、神様にも振り向いてはもらえなさそうです。定期的に亀戸をはじめこの近辺を訪れるチャンスがありそうなので、いろいろ下町探索ができそうで楽しみ。藤の満開のあたりに再訪できるといいのですが。
景色がカラフルに
桜が終わると春は本格的に歩みをはやめます。下ばかり向いて歩いていたので気がつかなかったのですが(笑)、道端のツツジかいっぱい蕾をつけていました。ちょっと気温が上がれば、いっきに花開きそうです。菜の花は満開! もうすぐ差桜も美しくなりそうです。いまは、まだちょっと中途半端な感じですけどね。ソメイヨシノは全部クローンだから、咲く時期、散る時期が一緒なのだといわれますが、やはり日当たりの差かなにかなのでしょうか、まだ咲いている枝もあるんですよね。なんだか「根性桜」みたいで楽しくなってしまいます。
受け取るものがあって友人の家に行こうとクルマのイグニッションをまわしたら、キューンと悲しい鳴き声をあげてエンジンはかからず……。また、バッテリーを上げてしまいました。本当に最近はクルマに乗らなくなって、3ヵ月近くほうりっぱなしだったかもしれません。窓ガラスには厚くホコリが積もっていました。雑巾をもってきて、せめてガラスだけは拭こうと奮闘した後にエンジンがかからないという事態に直面し、がっくりです(-_-;)
JAFを呼ぶのも面倒になって、結局、電車で行きました。荷物はちょっと重いものではあったのですが、もって歩けないほどのものではなく。単なる大きな箱になってしまったクルマを、さぁ、どうしてくれようか、です(笑) クルマ屋の友人に話したら、とりあえずエンジンをかかるようにして、もってこいと。また、クルマを乗り換えることになりそうです(^_^;) もう、クルマはいらないかもしれない……。
初観戦大惨敗
風も強くて、ナイトゲームはまだ寒め。ご高齢の方々は4回、5回、6回ぐらいでバラバラとお帰りになってしまいました。見る価値なし、と。毎日、来ている方々はそんなもったいないことを平気でおやりになりますが(笑)、出席率の悪い者は、意地汚く価値なし試合でも最後までつきあいます(^_^;) 今年は、何回くらい観戦できるでしょうか。はたして勝ち試合に遭遇することができるでしょうか?
春の花壇
震災後のフクシマの写真を撮り続けている写真家の小林恵さんが、近くまで来るからとお昼に誘ってくれました。原稿のお届け先が京王多摩川駅の近くだというので、私もそこまで出かけて行くことに。約束の時間よりちょっとはやめに行って、フローラル・アンジュを散歩してみました。フローラル・アンジュというのは京王多摩川駅の隣にある植物園……というより、有料の公園みたいな場所です。今日はお天気もよかったので、家族連れや老ご夫妻が仲よくそぞろ歩いている姿が多かったようです。
入場料が500円。10分もあれば一回りしてしまえそうな広さで、神代植物園と同じ金額ではちょっと高いなぁ〜という感じです。割引券をもっていたので100円で入場。100円なら心置きなく楽しめます(笑) 園内は芝生でピクニックをしている人たちや、まだ数は少ないですがBBQを楽しんでいる人たちが賑やかに談笑していました。りっぱなBBQハウスができたんですねぇ。前にここに来たのは1年以上前、ひょっとしたら2年ぐらい前かも。そのときは、BBQハウスはなく、まだ植物園の面影がありましたが、いまはくつろぐための公園に徹してるようです。
舗装道路を歩いて、電車に乗って、目的地に出かけていくか、あるいは家でゴロゴロしているだけの私は、もうこんなに春の花が色鮮やかに咲き揃っているということに改めて気づかされた公園散歩でした。植物のことはよくわからないので、何の花かはうやむやにしておくことにして、とにかくいろいろな花が寄せ植えにされているというのもいいものです。家庭の庭をちょっと、いや、だいぶ?大きくしたような風情です。
わーわー言っている子どもたちの写真を撮りまくっている人がいたので、お父さんかなぁと思ったら、どうやらプロのカメラマンのよう。いろいろなポーズをとらせて、いろいろな角度から撮影していました。なんとなく日常、という風景もプロに頼んで思い出を残すという時代なんでしょうねぇ。手のかけ方が半端じゃないという感じで(笑) 所得格差が広がっているとは聞きますが、きっとお金持ちのご家族なんでしょう。ウチあたりでは、せいぜいデジカメで撮る程度ですよ(^_^;)