ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2013/07/30  (火) 

あぢ〜!

夜になって、やや強めの雨が降ってきたので、少しは涼しくなるかと期待したのですが、かえってむしむし度が上がったような。昼も夜もむし暑くて、気分は最悪です。昼間、30分ほど買い物に出だのですが、ブルーのポロシャツを着て行ったのが大失敗。汗をかいた部分だけ色が濃くなり、無地のはずが模様入りポロシャツになってしまいました。汗だくになるときは、色物はダメですね。汗染みがはっきりと出すぎてしまいます。10分歩けば、違う色のシャツ……。日傘をもって出たのですが、日差しはそれほどでもなく、ただただひたすらにむし暑いという日でした。頭もそれなりにボーっとして、計算を間違え、同じ銀行に2度行ったり、支払いをするつもりで出てきたのに振込用紙を忘れてきたり……。まだまだ続くのでしょうか、この不快な日々は(-_-;)
 



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2013/07/29  (月) 

びっくりした〜

20代、30代の人で、「急須」を知らない人がいるという話を聞きました。「うっそ〜、それジャパニーズかい?」と思わず叫んでしまったのですが、れっきとした日本人たちだそうです(笑) 私はおばあちゃんっ子だったこともあり、立派な茶飲みばあさんに成長し、コーヒーや紅茶も好きですが、夏でも1日1回以上、熱い緑茶を飲まない日はありません。いつも飲むお茶は決まっていますが、たまにすごくおいしいお茶をいただいたりすると、感動して、もったいなくてチビチビ飲むというくらいです(^_^;)
 
すると、「お茶を飲まないのではなく、ペットボトルなんだよ! だから家に急須がない」とのこと。急須など見たこともないという青少年がいるらしいのです。若い人たちの家庭って、そんなものかなぁと思いました。しかしながら、「親は急須でお茶を入れていたでしょうに」と聞くと、その急須のない家って、両親は60代だそうです。60代の親の家に急須がないから、20代、30代の子どもが急須を知らないんだってば! というわけです。ひぇ〜、そういう文化なの〜? という感じ。その家は特別なのではないかと聞くと、けっこうあるとのこと。だから、ペットボトルが箱で売れているのだとか。
 
これは、ここ数年来でいちばんの驚きでした。ちなみにそういう家は、ポットもないとか。それは、必要ないかもねぇ(笑) 私もポットはなくて、ティファールに頼ってますが(^_^;) 自分が茶飲みだからかもしれませんが、日本人の食生活というか、日常生活とお茶は切り離せないものだという思い込みがありました。海外にいったときなど、和食レストランを目の色を変えて探す人を「1週間や10日くらい、米のメシを食わなくても死ぬこたぁねぇ〜」とか言っちゃって、「郷に入ったら郷に従え」と現地の食事を食べて過ごす私ですが、実はこっそり緑茶のティーバッグだけは持っていきます(笑) 
 
外国のスーパーマーケットに行って、お茶のペットボトルがない! と衝撃を受けたこともあります(笑) 実は、手に入る国もありますが、非常に高いのです。でも買ってしまったこともあります(^_^;) いや〜、急須のない家がある……、衝撃的です。目からウロコ……とは言いませんね、こういうことに対しては(笑) しかし、身近なことでも世の中には知らないことがたくさんあるものですねぇ。私だけ?
 



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2013/07/27  (土) 

隅田川花火大会

花火とはつゆ知らず、両国の友だちの事務所に遊びに行くことになっていて、「今日は花火で混むから、早めにおいで」と言われて、両国駅に着いたのは17時40分ごろでした。辺りは浴衣姿の若い女性でいっぱい。お見受けしたところ9割以上はつけ帯で、中には外れかかっている他人の姿も。でも、まあ、つけ帯でも何でも日本の民族衣装を楽しもうという人々が増えているのはいいことでしょう。若い男性の浴衣姿もけっこう見かけて、こちらもなかなか粋でありました。
 

駅をグルッとまわって清澄通りにでると、18時からの自動車規制を前に、空いたら場所をとろうとする人々がビニールシートを抱えて臨戦態勢。歩道はすでに通りにくい状態になっていましたが、そんな人々を掻き分け、とりあえず友人のマンションへ向いました。友人の部屋は、角度としては「居ながらにして花火を楽しむ」というわけにはいかないのですが、階段の踊り場から、ビルの向こうに上がる花火が楽しめます。居住者・関係者以外立ち入り禁止という柵がしまっていましたが、やっぱり入り込む部外者がけっこういるみたいです。
 
試し運転のような花火の音を聞きながら、まずは宴会。早々と酔っ払ったあたりで、花火が開始されました。数年前に花火の方向に大きなマンションが建ってしまったので第1会場はちょっと見にくく、第2会場の開始を待って、踊り場に出て行きました。あら、雨が……。それでも花火を見物し、ずぶ濡れになっても写真を撮ったりしていたのですが、花火の音より大きな雷の音まで聞こえ、花火大会はあえなく中止となってしまいました。
 
少しでも楽しめてよかったし、こちらは部屋に戻って宴会の続きをやればよかったのですが、道路に陣取り、いろいろ食べ物などを広げていた方々は大変なことになってしまったようです。浴衣もずぶ濡れだったでしょうね。お気の毒です。近くのコンビニや商店も焼きそばや串焼きなど、大量に売れ残りを出してしまったみたいで、本当に意地の悪いゲリラ豪雨でありました。それらしき予報は出てはいましたが、なんとか避けてほしかったなぁとおもいます。私も隅田川の花火を見るのは10年以上ぶりで、楽しみにしていたのですけど、中盤以降の大きな花火や新しいデザインの花火は見ることあたわず、でした。残念。
 



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2013/07/26  (金) 

ベタベタ

暑いというより、夜になってもベタつく感じが続いています。今日は、昼間はけっこう太陽も顔を出し、ギラギラ暑いと思う瞬間もあったのですが、日が翳ってからのほうが過ごしにくいといいますか。机の上に腕を乗せていたら、はずすときにニチャッといいそうです。まあ、音まではしませんが、そういう感覚です。
 
美白に走っている方々は、エライことになっているようですねぇ。私は日にもあたってないのに生まれついての色黒で、美白などとうの昔にあきらめていますから、美白なんちゃらという化粧品は使ったことがなく、セーフ(笑) もともと色白の人は美白化粧品など使わないでしょうから、被害者は微妙なところにいる方々が多いのかな、などと思っています。きれいな人はきれいなりに、それなりの人はそれなりに、美容の悩みは浜の真砂のようですね。
 



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2013/07/24  (水) 

「風立ちぬ」

「風立ちぬ」=堀辰雄というのは、中学校だか、高校だったか、受験勉強のための作家・作品つなげ問題のようなもので覚えただけで、作品も読んでいませんでしたし、ある意味、知らない作家でした。ジブリ映画の「風立ちぬ」は、堀辰雄の恋愛ストーリーがちょっと混じった堀越二郎物語といえるのでしょうね。昭和初期から戦後まで、一心不乱に飛行機を作ってきた青年の物語といった感じです。いろいろな感想をもたれる人がいると思いますが、私は飛行機がいっぱい出て来るだけでうれしくて、うれしくて(笑) たった、といっていいと思いますが、100年かそこらで、航空機の進歩たるや、驚異的です。
 
最近、気がついたのですが、私はどうやらかなり乗り物好きのようです。自動車も電車も船も好きなのですが、とくに飛行機が大好き。生まれて初めて株式投資をしたときの株はANAでした(笑) おかげさまで、いまだもって大、大、大含み損状態ですが(-_-;) 自動車運転の免許を取って、次は飛行機の運転(操縦っていいますね、普通)がしたくて、調べたことがあるのですが、日本では訓練でも1フライト10万円ぐらいかかる(もう、ずいぶん昔の話で、いまは知りませんが)とのこと、自分で飛べるようになるには何十時間も飛ばないと……とーてー経済的に無理ということで諦めました。
 
マイアミあたりだと、パッケージで40〜50万円(これも昔)で操縦資格が取得できるという話でした。リタイア組の方々が白髪なびかせて、練習してるとか。しかし、仮に頑張って、そこで免許を取得したとしても、日本では飛べないみたいで。資格としては有効ですが、山がちの日本の空は、気流が荒っぽくって、マイアミのような静かな空で身につけてた技術では太刀打ちできないという話を聞きました。確かに、ベテランのパイロットの操るヘリコプターでさえ、ときどき墜落したというニュースもあります。まあ、それは後付の理屈で、つまりは金持ちの、いまでいうセレブのお嬢か何かでないと、飛行機の運転は手が出ないということです(笑) 仮に自家用のライトプレインをもったとしたら……格納料も半端ではないでしょうねぇ。クルーザーより厳しそう。
 
かといって、堀越二郎さんのような明晰な頭脳の持ち主でもないわけで、設計なんかできるわけもありません。せいぜいプラモデルを組み立てるぐらい。それも自慢できるくらいの不器用ときているし(笑) クルマもそうですが、とくに飛行機となれば、設計は空気抵抗との戦いといってもいいみたいですね。その中から、ムダのない美しいフォルムが生まれてくるような。日本の零式戦闘機というのは、当時としては機能もフォルムもとても優れたものだったということです。つまりは、戦争がさまざまなものを進化させているということはある種の事実なんですよね。これからは、戦争なしで、早く美しい飛行機や宇宙船ができてくるといいですね。
 



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大暑
桃!