ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2013/08/06  (火) 

お守関係

かなり久しぶりに幼なじみのダンプちゃんとランチ。6月にプチ女子会をやる予定だったのですが、あっちこっちに不都合が生じて頓挫。3人以上になると、なかなか日程が調整しにくく、そのままになっていました。たった3人で、みんなが秒刻みのスケジュールで動いているほど忙しいわけでもないのに、いざ集合しようとするとタイミングが合わないことがあります。もっとも、それぞれの住まいがバラバラに遠いということもあります。
 
ダンプちゃんとは池袋で会うことが多いのですが、今日は新宿。和食のランチバイキングに行ってみました。新宿あたりのランチのお店は、だいたいランチ1,000円+αぐらいで、和食といえどもオバサンたちには、けっしてモトはとれません(笑) 時間制限なしだったので、ずっと居座れば……。それでも、モトはとれないでしょうね(^_^;) 食べ放題でモトがとれるのは、20歳前後のボーイズだけという話を聞いたことがあります。まあ、そうセコイことを言わずに、いろいろな種類を少しずつ、ゆったりと楽しめればそれでいいとしましょう。テーブルとテーブルの感覚が広く、居心地のいい店でもありました。
 
結局、愚痴の垂れ流しを聞いてもらったような具合(-_-;) むかし読んだ心理学系の本で、「お守関係」というテーマの本があったことを思い出しました。著者が誰だったかも、内容の詳細も忘却の彼方ですが、ざっくり言うと人と人との関係は「お守する側」と「お守りしてもらう側」があるというような。ひとりの人間がいつも「お守側」とか「お守され側」に固定されるのではなく、それぞれの関係の中でだけ固定されるというような話だったような気がします。そう言われてみれば、私も「お守している」相手もあれば、「お守されている」相手もあるような。ダンプちゃんには完全にお守してもらってるようでありました(笑)
 



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2013/08/05  (月) 

桃!

今年も長野の「かなえちゃん農園」から、桃が届きました。有機栽培で丹精込めて育てられた桃は、みずみずしくて、甘くてとてもおいしい桃です。食べるのがもったいないくらい(笑) 毎年、予約制で、7月20日ぐらいまでに注文し、おいしくなったところから送り出してもらうということになっています。お中元にはちょっと遅いのですが、送った先でも好評をいただいております。我が家に届いた分もお世話になっている人に少しずつお裾分けしたりするのですが、1個が大きいので、すぐになくなっちゃう……(^_^;) 

 

甘いものをあまり好まない私は、実は果物も日頃はほとんど食べません。でも、この桃だけは別なのですよ〜。かなえちゃん農園の林檎も同様においしいので、冬は林檎も食べますけど(^_^;) 「届きました」のお礼メールに、ダメモトで「もう1箱、ありませんか?」と伺ってみたら、今年はこれから収穫の分もあるので、OKというお返事をいただきました。やった〜! これで、わずかずつでも友人に差し上げるとき、涙のお別れをしないですみます(笑)
 



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2013/08/04  (日) 

夏ユニ、プレゼント

一昨日、昨日、今日の3日間、横浜スタジアムでは、来場者全員に(土曜日は先着だったらしいのですが)、選手と同じデザインの夏のユニフォームをプレゼントという企画をやっていました。私が行ったのは今日だけなのですが、3日間、エンブレムの色が微妙に違うのだそうです。行ってみて、びっくり。これが、あの、横浜スタジアムですか? というくらい、人がいっぱいです。到着したのはプレーボール5分前、シーズンシート入口以外の入口はどこも長蛇の列で、「内外野ともチケットは完売です」というアナウンスがたびたび流れていました。
 
ベイスターズファンに限らず、人間って欲張りなものですから、タダで応援ユニがもらえるとなると、ぞくぞくと集まってきます(笑) 選手の名前が入っている市販品は5,000円ぐらいしますから、名前なしの汎用品でもタダならうれしい(^_^;) 配っている箱を見れば、中国製とわかりました。5万枚以上のオーダーでしょうから、まあ、原価は1枚200〜300円程度かな。高く見積もっても500円? これでチケットが完売できるのですから、投資としては安いものでしょう(笑) 外野席はお得感がありますが、全体のチケットから考えると全席5%offぐらい……なんて、他人の懐を計算してどうする?(笑) しかし、うまいことを考えましたね。
 
バックスクリーンもさわやかな星模様で装飾され、おかげさまで丸い観戦席の280度ぐらいは青いユニで染まりました。バックネット裏に陣取っている私たちには、応援歌や拍手が左右からステレオで聞こえてきました。こんなの、何年ぶりのことでしょう。はるか昔になってしまった優勝、優勝争いしていた頃、以来ではないでしょうか。ホームでありながら、阪神や読売に逆をやられていた頃を考えれば、夢のようなできごとです。という3日間に3タテくらうって、どういうこと? 今年はスワローズが激弱いので最下位までは転落しませんでしたが、結局、ビリ争いに逆戻りです(-_-;)
 



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2013/08/03  (土) 

ピンチ

法事のあと、横浜へ。野球ではありませんよ(笑) 横浜には何かと縁があるらしく、法事に来ていただいたお客さまに横浜の方がいて、クルマで送って行ったのです。浜スタに人が集まり始める時間に行き、結局、上がりこんでおしゃべり。帰りは、浜スタから人々が消え去った後になりました。ガソリン入れなきゃ……と、キョロキョロしながらスタジアムの脇を通り抜けたのですが、なかなかガソリンスタンドが見つかりません。道路の反対側に1軒、しかしながら中央分離帯があるので、そのまま突っ込むわけにもいかず、まだ先にあるだろうと走っていたら、第三京浜の入口についてしまいました。
 
高速道路でガス欠なんかしたら困るなぁと思いつつ、ガソリンメーターの針はEを指していてもまだランプがついていないし、「えい、行っちゃえ」と第三京浜に突入。しばらく走って、都築2キロの標識が出た瞬間に、ガソリンの警告ランプも点りました。ランプがついてから何キロぐらい走れるのだろう? 1リッターぐらいは残っていると聞いたことがあるのですが、いまは借り物のクルマに乗っていて、自分のクルマの燃費も知りません(笑) 都築で降りても、降りたことのない出口なので、どこにガソリンスタンドがあるのかはおろか、降りた先の道の事情もわかりません。
 
次の川崎なら道がわかるので、「行かせてください」と神に祈り、都築を通過。日頃、神など敬っていないのに、そんな勝手な言い分を神様は聞き届けてくれるものでしょうか(笑) なんとか川崎までたどり着き、有人の料金所で「近くにガソリンスタンドはありませんか?」と聞いたら、知らないと言われてしまいました。大ピンチ。JAFの電話番号を頭に浮かべながら、普段は通らない広い道へ左折。広い道のほうが確率が高そうに思えました。冷や汗が出てくる頃に、小さなセルフのスタンドを発見。「やったー」と思ったら、バイクが行列を作っています。
 
列は短くても、バイクばかりなので、何台待ち? 並んでいるうちにガソリンを使いきらなければいいなぁと思いながら待っていたら、どうもバイクの集団走行を図っている人たちの集合場所になっているようで(-_-;) なんだか物騒な漢字を羅列したステッカーなどが貼り付けられているバイクばかり……。ひぇ〜、これはこれでどうしたものでしょう(笑) 気がつくと、警察のワゴンが赤灯を回して近くに止まっています。おまわりさんが見張っているなら安心か(^_^;) やっと順番が来て給油し、走り出してから、知っている道のはずなのに道に迷いました。ナビもあるのに。相当、動揺していた模様です(笑)
 



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2013/08/02  (金) 

精進料理

法事があって、深大寺の近くの「柏亭(042-485-1211)」という店で会食をしました。参詣客で賑やかな参道からは少し離れ、クルマの通る道からも少し路地を入った奥にある店なので、静か。さりげなく、風情のある入口は、都会の喧騒を逃れて静けさへいざなわれるという感じです。法事だから精進料理、というわけでもなく、一つひとつが工夫された小鉢は、和食の美しさとおいしさを楽しめ、あっさりと味つけされた野菜料理はダイエットにも最適です(^_^;) 
 
法事と言えば、基本的に年寄りの参加も多いので、低カロリーで少しずついろいろなものが楽しめるのはいいのではないかと思ったのですが、むしろウエイトを気にしているおじさん、おばさんのほうに好評(笑) 若いモンには、ちょっともの足りなかったかもしれませんね。とはいえ、故人の子、孫、甥ぐらいの集まりで、世代別アンケートが取れるほどの人数ではありません。我が家ばかりではなく、最近は法事も大々的にやることは少ないようで、お隣の部屋にも黒い服の人々が集まっていたので仏事関係かと思いますが、5、6人だったようです。
 
お隣の部屋って……、実は間違えて開けてしまい、「ごめんなさい」だったのですが、しっかり小部屋に区切ってあるので、隣の気配もせず、あらら、お隣にもお客さんがいたんですね状態。考えてみれば、そりゃあ、いますよね。1軒貸し切りではないのだから(^_^;)  予約なしのお客さんを受け入れているのかどうか知りませんが、1部屋に1組だけで、しっかり個室になっているので、世間をはばかる話もできそうです。別にはばからなければならない話があるわけではないのですが(笑)
 
料理は、写真のほかにも姿の美しい鮎の塩焼きなどを供していただきましたが、食べるのに夢中で写真を撮り忘れました(^_^;) 最後に出てくる手打ち蕎麦に、ここが深大寺だったと思い出さされました。コシが強すぎず、比較的あっさりめの手打ち蕎麦は、「おかわり!」と言いたくなります。言いませんでしたけど(笑) 午後のひととき、数年ぶりに会った従兄弟などとぼそぼそ近況を話したりして、長い時間ではないものの、ゆったりした時間を過ごせたような気がします。
 



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異常以上
栗おこわ