ある小説の中に、世界を旅して「何を祀ってあるのかわからないんだけど、地元の人が拝んでいるものには手を合わせることににました。そうしたら、なぜか商売がうまくいくようになったんですよ」というフレーズがありました。SFだし、本筋とはまったく関係ないんだけど、心に残った一節です。そんなわけで(どんなわけで?)、日々の何気ないできごとを綴ってみようかと思います。
2013/08/08  (木) 

エスカレータ

東京駅で、中央線の長いエスカレータに乗りました。壁には、歩いてはいけないとか、右に寄って通路を空けてはいけないとか、エスカレータの乗り方に対する注意書きのポスターがずらりと貼られていました。本来は、エスカレータは立ち止まって手すりにつかまるべし、というのが正しい乗り方。片側によって追い越し通路を作ってはいけないというわけです。最近、エスカレータを駆け上がったり、駆け下りたりして、立っている人を巻き込んでの事故が多発しているとか。鉄道各社が、エスカレータの正しい乗り方キャンペーンを始めたという報道は聞いてはいたのですが、実際に見て、「ホントだ」と(笑)
 
そうなのかもしれませんが、やっぱり人々は左側により、右側をすり抜けて歩いている人がいるという風景は何も変わってはいませんでした。これまでは、片側(関東では左側)に寄って、急いでいる人に道を譲るべしというのが暗黙のマナーで、横に並んでおしゃべりをしている人でもいようものなら、後から行く人が「イラッ」とした顔をするというのが、普通でした。「こいつ、エスカレータのマナーも知らんのかいな」と。それが、急に道を空けるなと言われてもねぇ。短いエスカレータなら辛抱もしますが、長いのになると……、やっぱり私も歩いてしまいました(^_^;) 
 
発車ベルが鳴っている中を走りぬけていくのは確かに危険かもしれませんが、そういう人は当然、駆け込み乗車になるわけですし、でも歩くのは許してよ、という感じです。とはいえ、東京の場合、1本乗り遅れても3分とか、5分。長くても10分後ぐらいには次の電車が来るわけなのだから、そんなに急いでどこへ行く……という考え方もできますね。でも、その10分が貴重な時間だったりすることもあるわけで(^_^;) まあ、危ないことは避けるにこしたことはありませんが、すっかり定着してしまっているエスカレータの片側乗車、そうやすやすとは変わらないのではないかと思った次第です(^_^;)
 



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2013/08/07  (水) 

「モンキーピープル」

釋英勝さんという方が描いた漫画「モンキーピープル」というコミックスを借してもらって、いま読んでいます。あまりコミックスに縁がなかったので、コミックスといえば「軽い」読み物というイメージをもっていましたが、これは重い、です。社会派とでも言えばいいのでしょうか。まだ読み始めたばかりなのですが、新薬開発に血道をあげる製薬会社と若年層の犯罪の凶悪化というテーマが織り成されています。作品自体はかなり前に発表されていたものだそうですが、この復刻版の第1巻がコンビニ限定で今日発売なのだとか。「本といえば本屋だろ〜」とオバサンは思ってしまうのですが、いまはこのコンビニ限定出版というのもかなりあるようですね。そういえば、窓際にならんでいる雑誌やコミックスを立ち読みしている人もよく見かけます。文庫なども並んでいるような。
 
釋英勝作品は、好きな人と嫌いな人にきっちり分かれる、中間はない、と聞きました。そうかもしれないと思います。ふんだんに飛び散る血や不気味な生物の登場には、カラーだったら私もきっと読めない(笑) でも、好き嫌いをいうなら、この作品の持つ「人間」という存在に向き合う独特の世界観についていけるかどうか、という問題なのではないかと思いました。私は「臭いものにはフタ」派(笑)で、嫌なものからは逃げて、逃げて、逃げまくるというタイプなので、人間の「醜さ」のようなものが真っ向から立ち向かってくるような展開には、戦慄を覚えるほどです。これを受け止めるには、読み手のほうにも胆力がいるということかもしれません。「モンキーピープル」なんて、タイトルは軽そうなのに(^_^;)
 
コンビニでの販売であれば、24時間、手に取ることができます。でも、夜中に読んだらうなされる?(笑) 「怖い」話が好きな人は、ハマる? 夏になると映画やテレビ番組でもホラー系が大賑わいですから、夏向き、なのかも。内容もさりながら、絵もけっこう怖いです(^_^;)
 



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2013/08/06  (火) 

お守関係

かなり久しぶりに幼なじみのダンプちゃんとランチ。6月にプチ女子会をやる予定だったのですが、あっちこっちに不都合が生じて頓挫。3人以上になると、なかなか日程が調整しにくく、そのままになっていました。たった3人で、みんなが秒刻みのスケジュールで動いているほど忙しいわけでもないのに、いざ集合しようとするとタイミングが合わないことがあります。もっとも、それぞれの住まいがバラバラに遠いということもあります。
 
ダンプちゃんとは池袋で会うことが多いのですが、今日は新宿。和食のランチバイキングに行ってみました。新宿あたりのランチのお店は、だいたいランチ1,000円+αぐらいで、和食といえどもオバサンたちには、けっしてモトはとれません(笑) 時間制限なしだったので、ずっと居座れば……。それでも、モトはとれないでしょうね(^_^;) 食べ放題でモトがとれるのは、20歳前後のボーイズだけという話を聞いたことがあります。まあ、そうセコイことを言わずに、いろいろな種類を少しずつ、ゆったりと楽しめればそれでいいとしましょう。テーブルとテーブルの感覚が広く、居心地のいい店でもありました。
 
結局、愚痴の垂れ流しを聞いてもらったような具合(-_-;) むかし読んだ心理学系の本で、「お守関係」というテーマの本があったことを思い出しました。著者が誰だったかも、内容の詳細も忘却の彼方ですが、ざっくり言うと人と人との関係は「お守する側」と「お守りしてもらう側」があるというような。ひとりの人間がいつも「お守側」とか「お守され側」に固定されるのではなく、それぞれの関係の中でだけ固定されるというような話だったような気がします。そう言われてみれば、私も「お守している」相手もあれば、「お守されている」相手もあるような。ダンプちゃんには完全にお守してもらってるようでありました(笑)
 



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2013/08/05  (月) 

桃!

今年も長野の「かなえちゃん農園」から、桃が届きました。有機栽培で丹精込めて育てられた桃は、みずみずしくて、甘くてとてもおいしい桃です。食べるのがもったいないくらい(笑) 毎年、予約制で、7月20日ぐらいまでに注文し、おいしくなったところから送り出してもらうということになっています。お中元にはちょっと遅いのですが、送った先でも好評をいただいております。我が家に届いた分もお世話になっている人に少しずつお裾分けしたりするのですが、1個が大きいので、すぐになくなっちゃう……(^_^;) 

 

甘いものをあまり好まない私は、実は果物も日頃はほとんど食べません。でも、この桃だけは別なのですよ〜。かなえちゃん農園の林檎も同様においしいので、冬は林檎も食べますけど(^_^;) 「届きました」のお礼メールに、ダメモトで「もう1箱、ありませんか?」と伺ってみたら、今年はこれから収穫の分もあるので、OKというお返事をいただきました。やった〜! これで、わずかずつでも友人に差し上げるとき、涙のお別れをしないですみます(笑)
 



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2013/08/04  (日) 

夏ユニ、プレゼント

一昨日、昨日、今日の3日間、横浜スタジアムでは、来場者全員に(土曜日は先着だったらしいのですが)、選手と同じデザインの夏のユニフォームをプレゼントという企画をやっていました。私が行ったのは今日だけなのですが、3日間、エンブレムの色が微妙に違うのだそうです。行ってみて、びっくり。これが、あの、横浜スタジアムですか? というくらい、人がいっぱいです。到着したのはプレーボール5分前、シーズンシート入口以外の入口はどこも長蛇の列で、「内外野ともチケットは完売です」というアナウンスがたびたび流れていました。
 
ベイスターズファンに限らず、人間って欲張りなものですから、タダで応援ユニがもらえるとなると、ぞくぞくと集まってきます(笑) 選手の名前が入っている市販品は5,000円ぐらいしますから、名前なしの汎用品でもタダならうれしい(^_^;) 配っている箱を見れば、中国製とわかりました。5万枚以上のオーダーでしょうから、まあ、原価は1枚200〜300円程度かな。高く見積もっても500円? これでチケットが完売できるのですから、投資としては安いものでしょう(笑) 外野席はお得感がありますが、全体のチケットから考えると全席5%offぐらい……なんて、他人の懐を計算してどうする?(笑) しかし、うまいことを考えましたね。
 
バックスクリーンもさわやかな星模様で装飾され、おかげさまで丸い観戦席の280度ぐらいは青いユニで染まりました。バックネット裏に陣取っている私たちには、応援歌や拍手が左右からステレオで聞こえてきました。こんなの、何年ぶりのことでしょう。はるか昔になってしまった優勝、優勝争いしていた頃、以来ではないでしょうか。ホームでありながら、阪神や読売に逆をやられていた頃を考えれば、夢のようなできごとです。という3日間に3タテくらうって、どういうこと? 今年はスワローズが激弱いので最下位までは転落しませんでしたが、結局、ビリ争いに逆戻りです(-_-;)
 



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ピンチ
果物がいっぱい